木原音瀬のレビュー一覧
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人を好きになるってことに深く考えさせるお話でした。確かに自分の物なのに、自分にはどうにもできない感情。
とても切なかったです。
いつものBLの攻めとは真逆で能無しの攻めの悩みも、葛藤もものすごくリアルでした。
(お前が男でも女でも構わない。お前だから好き!!!というようにはいかないんですね。)
この恋が成就したらと願います。 -
購入済み
小賢しく世渡り上手だけど打たれ弱いから他人の悪口に傷つく。
心の声を体現して生きたらまた違った人生があったかもしれないのに。
それに母や兄のことを強く後悔しているのになぜ同じことを繰り返すのだろう。 -
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偶然ドラマCD聴いたことあって、すごく好きな作品です。
リアルで切ない話がゆっくり進んでいき、人を好きになるのって、こう言うことなんだな、と納得しました。 -
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どうなるのか
美しさとは何か、見た目か中身か。偽りの姿を愛してくれる相手と交流を続け、どう考えてもハッピーエンドにはならない物語だが、清く澄んだ印象を受けた。
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木原作品には珍しい正統派キャラ
木原作品には珍しいイケメンで優しくて常識人の攻め!びっくり!受けも社交的で性格男前のおじさん(と呼ぶにはぜんぜん若い三十代)と、木原作品では珍しいキャラな気がします。イケメンで一途な年下アルファが、自分を愛していないヘテロの年上オメガになんとか愛されたいと頑張るお話。それにしても、オメガの河内さんに訪れた体質変化はキッツイ……
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原作ファンです
あの名作「美しいこと」をコミカライズして頂き凄く嬉しいです。作者サマにはプレッシャーもあると思いますが、作品の世界をとても上手く構築されてる事に感謝感謝です!ノベルの挿絵を担当された日高ショーコさんのイメージもあるから大変だったでしょうねぇ。新しい廣末と松岡に感動しました。続きが気になります。めんどくさい廣末に振りまわされる、それでも好きだと苦悩する松岡、号泣ものです。
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Posted by ブクログ
ネタバレ木原音瀬センセの至高の名作をコミカライズ化。
原作は何度も何度も読み返して、その度に涙して苦しくなって、それでも魅了されてしまうお話でした。
ストレス解消にと女装して夜の街を歩き、その美しさを人々に絶賛されることに喜びを感じてしまった松岡。
そんな松岡が男に暴行され、裸足でうずくまっていたところを助けたのが廣末でした。
女性だと信じて疑わない廣末に真実を告げることができず、ズルズルと付き合い続けてしまい引き返せなくなってしまう松岡の心情とか、あれほど必死に求愛してた廣末が真実に気づいたとたん、手のひら返したような態度になるとか、もうわかっていても辛い展開です…
下巻はもっと痛い展開なんです -
Posted by ブクログ
ネタバレぺドフィリア、小児性愛者という言葉は知っていた。
知ってはいたが、本当の意味では理解できていなかった。
ぺドフィリア=犯罪者ではなく、ぺドフィリアの人たちは制御できている人が多いことを知った。
実際に幼い子供に卑劣な行為を行う輩はチャイルド・マレスターと呼ぶらしい。(wikipediaで読んだ)
混同することによって、苦しみながら何とか制御している人たちにとって差別的な目を向けてしまう。
そのことで追い詰めてしまう可能性があるかもしれないと思った。
伸さんも制御できていた
しかし海外で買春をしたことによりその制御が緩んでしまったのではないかと思う。
久瀬氏は伸さんにそういった行為をされ、そう