木原音瀬のレビュー一覧
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幼児退行ものは苦手だと思っていたけれど、これは読めた。
たぶん兄が攻めだったからだと思う。
子供のかわいらしさには心があったかくなったし、子供独特の鋭さにはドキリとさせらて、あぁ自分も年をとってしまったんだなぁとしんみりしてしまった。
書き下ろしは意外と量が多いんじゃないかと。(旧版を持っていないから何とも言えないけれど)
書き下ろしの話は特に現実じゃタブーな話なのかもしれないけど、切なくて好き。
本編の続きも書き下ろしの続きも読んでみたい。
兄弟そろって自分の感情を口に出せなさそうだから、あのあとどういう風に生活を始めていったのかとても気になるー。 -
Posted by ブクログ
[高校生×高校教師]
私は木原さんの作品を読むのはこれで3作目ですが
この方の作品はどうも全体が回想のような・・・
なんというか、靄がかかった印象を受ける。
どうしてなのか分からない。
それくらい幻想的というかなんというか、独特の世界観を持っていると思う。
これはデビュー作らしいです。
凄くいいお話でした。
三話入っていますが、最後の短編はいらなかったと個人的には思います。
冬日まで読んで、素晴らしいと思ったのに、最後がちょっと残念でした。
タイトルの“眠る兎”というのはどういう意味なのか、気になります。
とても面白かったです。
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Posted by ブクログ
シリーズ連作(三部作)新装版の二冊目。
昔の本は入手困難であり復刊希望が多かったということで、わりと初期にでた(と思う)作品で新装版になるにあたり書き下ろし短編がひとつついてます。一冊目と主人公が変わってます。
本編(鬼畜なお医者さんと耐える受け)、本編と関係のない兄弟のお話(つんでれ)、ショートストーリーが3つ。
最後の書き下ろし短編は次へと続く話の布石という形になってます。
昔読んだ記憶を総動員して次の巻の話を少し思い出したかぎりでは確か次もこの本と同じ鬼畜なお医者さんがメインだったはず。たぶん。
三ヶ月連続刊行ということで来月が待ち遠しいです。
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Posted by ブクログ
10月27日㊗︎木原音瀬誕生日記念
拾う系BL 2013年作品『期限切れの初恋』
さて、BL系師匠みんみんにお知らせいただき、定価よりお安くBOOKOFF注文、無事入手する事ができました。
帯付き、シミなし、完全美品。
きっとワンオーナーのクローゼットに大切にしまわれていた一冊。
それでも、有川浩『植物図鑑』(2009年)の拾う系元祖の地位は揺るがず。
けれど、木原さんの手にかかると「拾う」から始まる出会いが、優しさと痛みの間を行き来する。
初恋に「期限」はあるのかしら
木原さんの中では(ご本人もあとがきで触れていますが)“普通の人の話”。
ただしその「普通」は、恋をしたことのある人なら -
Posted by ブクログ
読み終わった瞬間頭に浮かんだのは
「え、どうしよう」
でした。
ずっとムラの後ろについて
ムラを見てきたような気持ちで読んでいました。
それはこうだよ、とか
今のはこういう意味、みたいに
教えたいけど自分の声は届かない、透明人間になったような。
不格好でも彼が暖かい時間を過ごしたのを見たから
この結末が悲しい。
エピローグも解説も
続編の告知もない。
どうしよう………
(追記)
生れた場所や境遇によって
見える世界や感じ方ってすごくすごく違うけど
絶望のなかにまれにある救いみたいなものを考えさせられたなと思いました。
それもまたあっけなく遠のくこともある
まとまりません