木原音瀬のレビュー一覧

  • ラブセメタリー

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    望郷の道の下巻がなかなか届かなかったので、雪見酒さんの「天球儀の海」の感想のところで、おびのりさんが私におすすめ下さった一冊を先に読むことに(^^)

    BLの話をしていたので、きっとBLというジャンルなのだろうと思い込んで読み始めた。

    とある精神科。
    ある日受診に来た男の相談を、看護師の男は忘れられずに気になっていた。

    男は、
    「僕は大人の女性を愛せません。僕の好きな人は、大人でも女性でもないんです。」
    と精神科医に話していたのだ。


    ほうほう。。。
    この看護師さんと、患者さんの愛の物語が始まるのだと思って読み進めると、ぜーんぜん違う(笑)
    え!?BLってそういうヤツじゃないの!?
    そう

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    2024年06月01日
  • 箱の中 【講談社版】

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    痴漢の冤罪で判決を受けた堂野

    同じ刑務所の部屋であった喜多川は母親に頼まれ殺人を犯していた

    喜多川は堂野に恋愛感情を抱く

    喜多川は先に出所した堂野の行方をずっと探していて探偵に依頼

    BLそしてお互いの感情

    誰かが責任を負わず目を背け逃げていたら誰か他の人を傷つけることにもなる


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    2024年05月13日
  • 捜し物屋まやま

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    間山兄弟の関係性が予想外に不穏。他作品もいくつか読みましたが、このドロドロした感じの関係性を描くのがお上手なのでもっと踏み込んで欲しかった…!物足りなさを感じます。

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    2024年04月26日
  • 薔薇色の人生【イラスト入り】

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    ネタバレ

    モモはどこにでもいるようなチンピラで、ロンこそ滅多にお目に掛かれない変人
    ロンの為に更生するモモ、モモの愛によって人間らしくなって行くロン

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    2024年03月22日
  • 期限切れの初恋【イラスト入り】

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    ちょっとな...
    作品としては物凄く完成度が高いけど、BLの観点では結末に納得がいかなかった。無理してくっつかない方がよかったと思う(個人的感想)

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    2024年02月08日
  • 吸血鬼と愉快な仲間たち 3

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    シリーズ第3弾。

    ドラマ撮影のため、アメリカへ戻ってきたアル。
    最初は渋っていた暁も同行することに。

    リチャードとの関係や、アイスを食べ続けるほどの悩みなど、暁についてもまだまだ隠された真実がありそう。

    先輩吸血鬼キエフとの再会により、アルと暁の関係はどうなっていくのか、次も楽しみ。
    アルは半端な吸血鬼というが、キエフとの能力の差が激しすぎる。

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    2024年02月01日
  • 美しいこと(上) 電子限定特典付き

    購入済み

    うーん

    レビューの星とコメントの良さに購入してみたけれど
    思っていたほどの感動や想いは感じずちょっと残念かな
    期待しただけに

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    2024年01月29日
  • 美しいこと(下) 電子版限定かきおろし特典つき

    購入済み

    うーん

    そうなんですけど、やっぱりちょっとモヤモヤする
    人への気持ちに色や形、数字はつけられないけど
    どうすることも出来ない、ただ我慢することの苦しさや辛さを
    BL本は求めていない私には合わない
    リアル世界だけでお腹がいっぱいなんで

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    2024年01月29日
  • コゴロシムラ

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    不穏なタイトルなので、ホラーかサスペンスか?と思いながら読み始めた。
    序盤はややホラー味があるがそこまで怖いわけではなく(ちなみに日本的なじっとり系)章が変わって謎解き要素が加わるがそれもメインというわけではなく…プラス社会派要素と微妙にBL要素、という感じ。

    主人公はカメラマンの仁科春樹。ある日パワースポットの取材でライターの原田とともに四国の山中にある神社を訪れた。
    その帰り道に迷い、大雨に見舞われ、おまけに原田が足を怪我して、山中にぽつんと現れた古い民家で一晩世話になることになった。そこで1人暮らす老婆は、その家の人間ではなく、管理を任されているのだという。
    その夜仁科は何度か恐怖体験

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    2023年11月11日
  • 罪の名前

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    4つの短編集。イヤーな気持ちを煮詰めた、いずれも心をざわざわさせる話ばかり。
    「虫食い」の描写で口の中がなんとも言えない感触になった。

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    2023年10月10日
  • 美しいこと(上) 電子限定特典付き

    無料版購入済み

    主人公が相手を好きだから成り立っているけど、個人的には距離をおこうとしている相手に執着しすぎてて何時間も待ち伏せとかちょっと怖かった。

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    2023年09月23日
  • 美しいこと プチキス(3)

    無料版購入済み

    1話2話あたりまでは良かったけどここまでくると執着がすごすぎて怖いかも…『もう会いたいなんて言いませんメールだけでも』的なこと言ってたのは綺麗さっぱりなくなった??待ち伏せみたいなのもこっちが好意もってなかったら恐怖でしかない……

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    2023年09月23日
  • 捜し物屋まやま3

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    シリーズ読み終わりました‼️
    自分本意な悪意からのいじめや犯罪行為に対して、白雄は徹底的に相手を精神的に追い詰め潰してゆきます。そのどす黒い感情と歯止めのきかない行為(それは決して正義からではない)に、かなり同調してしまう私もやっぱり黒いよな~と、改めて認識しました。
    文体は軽いのに、内容が重く、メンタルが弱っているときには、引っ張られるので要注意です‼️

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    2023年09月20日
  • 捜し物屋まやま2

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    木原音瀬さんweb集英社文庫連載小説らしいです。
    前作から、兄弟探し物屋+αのメンバーはそのまま。今回の依頼人は、母親が失踪した小学生男子。
    他作品に比べて、軽めの流れ。木原さんらしいところは、霊感が強い弟が、嫌な奴で美形。依頼人の小学生が健気で美形。
    ミステリーだけど霊感で解決するので、それはそれこれはこれ。文句を言いながら面倒見の良い兄とその優しい仲間達。
    イラストの穂積さんは「式の前日」など好きな作家さんです。本屋で平積みされてました。装丁買の方もいますでしょう。

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    2023年08月26日
  • 美しいこと プチキス(3)

    匿名

    無料版購入済み

    こうまで接触をはたしたら、松岡が男性だと気づくと思う。気づいたゆえに、なかなか返信が来ないのかなとも思う。

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    2023年08月23日
  • 吸血鬼と愉快な仲間たち

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    アメリカ人の吸血鬼、アル。昼は蝙蝠になり、夜だけ人型に戻ります。その変態を自身でコントロールすることができず、ひょんなことから食肉とともに冷凍されて日本へ。

    最初はどうなることかと思いましたが、特殊なお仕事×猟奇事件×ファンタジーの設定が効いていて、すっきりと落着。
    とても読みやすかったです。

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    2023年08月23日
  • 捜し物屋まやま3

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    完結巻なので、白雄の実父や光のことも明らかに。
    改めてそれぞれが善き人たちと出会ってよかった。
    3巻は捜し物屋のお話はほとんどないのがちょっと残念。

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    2023年08月18日
  • ラブセメタリー

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    胃のあたりがギュン…と重くなりっぱなしだった。自分を正当化して堕ちていくのと、ただただ苦しく自分を律していくのと。二者択一それしかないということなんだろうか…。(絶望)
    読み終わっても色々な感情が入り混じり、ちょっと吐きそう。

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    2023年08月18日
  • 捜し物屋まやま3

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    ネタバレ

    弟視点の話が二作も入っていたのはありがたかった。
    性格が悪すぎるし何を考えているかわからないので、最初から本人に語ってもらった方がいい。
    この作家はBL出身だからわからないけど、妙に距離感が近い男同士と、抗えない魅力に満ちた男を書くのが上手い。
    正直なにも解決はしていないけれど、ここに出てくる登場人物の日常が変わりなく続くことは明らかだからそれでいいんじゃないかと思った。
    何はともあれ完結おめでとうございます。

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    2023年08月14日
  • 捜し物屋まやま

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    木原音瀬さんの作品ということで、読んでみました。タイトルから日常ミステリーかなあと予測しながら。
    探し物屋を営む血のつながらない元同級生の兄弟。弟がイタコだった祖母の能力を受け継いでいて、その能力を使っての失せ物占い。そこに冴えない弁護士と元引きこもり男子が加わって、4人で綴る軽快だけどブラック感ありの読み切り5編。
    いたって、普通な感じで逆に驚き。誰が読んでも、楽しめるし、木原ファンならつい今後の展開に期待してしまうのも良しかな。

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    2023年08月10日