あらすじ
捜し物屋を営む血の繋がらない不思議な兄弟、和樹と白雄。和樹は所長で小説家。白雄はスタッフでマッサージ師で冷血な能力者。二人のもとに居候している芽衣子は、マッサージ店で受付のバイト中、お客さんで地下アイドルの由香から、大切な自転車を盗まれたと相談を受ける。芽衣子達は捜し物屋に自転車捜しを依頼するが、和樹が犯人の恨みを買ってしまい……。一方で和樹は、義弟・白雄の実父らしき存在にも悩んでいて――。白雄の出生の秘密が明かされる、ドタバタ事件簿第三弾。大人気シリーズ堂々完結!
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Posted by ブクログ
『捜し物屋まやま』シリーズ完結。
面白かったー。
白雄の和樹への執着がたまらないわー。
政治家のおっさん達の醜さがクローズアップされててエグい。醜いわー。醜い。
その分 ビルの仲間達の人間としての美しさが強調されてて良い感じ。
そして、大団円。
白雄の少しグレーな和樹への執着の件も、BL?としてはむしろ有り。
イラストが好みなのですよ。
もっと読みたかったなぁ。
Posted by ブクログ
大好きなシリーズの完結話
なるほどそういう事だったのかぁ!と諸々いい感じに終止符をうちスッキリしました!
登場人物が皆個性的で愛嬌ある人たちで、凄く好きなシリーズだったので最終巻というのは何とも悲しい
Posted by ブクログ
完結。
色々と謎が明らかになり、行動の理由も明らかになり、
目出度くカップルが誕生し。
和樹も松崎のおかげで書けているし。
同級生は、成仏してたのだなぁ。。行方不明のままだから、ひょっとして、と思っていたが。
芽衣子の優しさがより伝わる巻。
家族についても明らかに。
『男の伸長は、異性からみた女の胸と同じ。人によっては地雷を踏み抜くので、口にしないのが無難だ。』
なるほど(笑)
相変わらず白雄の行動が(笑)まぁ、ついてくるだけ偉いのか。
そして仕事を選んだ理由も明らかに。
性格悪い、というけれど、失明する未来がずっとわかっていた人生っていうのはまた。。
祖母の選択がこれからどうなるかわからないけれど、
和樹が結婚などで他の家族が誕生したら、と思うと
ちょっと色々ありそうなので、今作時点での終わりで良かったのかな、とも。
和樹といると白くなるというし、義父が何より黒い親戚の中で白いというし、心配ないのかもしれないが。
Posted by ブクログ
うまくまとまって、完結
みんな幸せな形での終わり方
リーディングができる設定はファンタジーだけど、白雄の他はみんな平凡な人たちで、きっと、完結した先もトラブルや事件があるんだろうなぁ、と未来を想像させられる
視点が色々変わるから、一人称で完結する物語よりも視野が広くて、個々の心情をいろいろ考えさせられた
芽衣子は最初があまり魅力的な感じじゃなく、今回、ポリさんの実家で株が急上昇した感じで、もう少し良い面が深掘りされて、ポリさんとの仲睦まじいシーンも描かれて欲しかったなぁ、、、
それはやっぱり木原先生のジャンルじゃないからかしら?
あと、、、どうせなら、これから害が及ばないように、西根は徹底的に社会的に抹殺されて終わって欲しかった、、、
Posted by ブクログ
完結。
皆それぞれのことが、わかった。
それにしても、西根は最悪やった。
兄弟間の色々があったにしても、あの嘘が常に
あるっていうのが...いくら顔が良くても…
白雄の冷たいとこもそれを気にしないとこも、遺伝なのかもしれないけど、それをお婆さんが声を奪うことで防いでたんだな。最後に片方だけだけど眼も守ってくれたし。
白雄は、和樹に縛ってるって考えてたけど、そうする事でお婆さんとしては、守って任せたから安心して成仏出来たんかな。やり方は酷いけど。
光も可愛くなって、イジメも無くなってよかった。
原因作ったの白雄だけど。
最後の結婚式もよかった。
みんなそれぞれに幸せで。
Posted by ブクログ
ショートストーリーは、必読。
特に、コミコミスタジオさんの方。
匂わせてるんじゃない、嗅ぎなー?
これ、完結しちゃうの、、。
もっと読みたかった、みんなの事知りたかった
活躍見たかった、ので星四つです。
Posted by ブクログ
面白かったー。
シリーズ完結。苦手だった光も大人になっていて、可愛らしく感じれ読みやすかったし、芽衣子がポリさんに振られるシーンは共感して泣きそうになってしまった。
白雄と光の父親の西根は本当に腐っていて、読んでいておぞましさを感じたけど、きっと天罰が下るだろう。
相変わらず白雄にいいよう遊ばれてる和樹が不憫だけど、優しい人たちが周りにいて本当に良かった。
Posted by ブクログ
シリーズ完結編
複線が1つに繋がっていくのはスッキリした。
西根がどうなったのか明確に描かれていないのは物足りないが、天罰が下ることを祈るのみ。
白雄の「和樹がそばにいれば良い」という執着にも、サラッと受け流せる和樹が大物なんだか、鈍感なんだか。
芸術家に成長した光からみた形をぜひ読んでみたい
Posted by ブクログ
シリーズ読み終わりました‼️
自分本意な悪意からのいじめや犯罪行為に対して、白雄は徹底的に相手を精神的に追い詰め潰してゆきます。そのどす黒い感情と歯止めのきかない行為(それは決して正義からではない)に、かなり同調してしまう私もやっぱり黒いよな~と、改めて認識しました。
文体は軽いのに、内容が重く、メンタルが弱っているときには、引っ張られるので要注意です‼️
Posted by ブクログ
完結巻なので、白雄の実父や光のことも明らかに。
改めてそれぞれが善き人たちと出会ってよかった。
3巻は捜し物屋のお話はほとんどないのがちょっと残念。
Posted by ブクログ
弟視点の話が二作も入っていたのはありがたかった。
性格が悪すぎるし何を考えているかわからないので、最初から本人に語ってもらった方がいい。
この作家はBL出身だからわからないけど、妙に距離感が近い男同士と、抗えない魅力に満ちた男を書くのが上手い。
正直なにも解決はしていないけれど、ここに出てくる登場人物の日常が変わりなく続くことは明らかだからそれでいいんじゃないかと思った。
何はともあれ完結おめでとうございます。
Posted by ブクログ
シリーズもの。「完結編」と書かれているが、続編が作られる予感。
物書きの傍ら捜し物屋をする和樹、血のつながらない弟の白雄、同じビルで仕事をするまわりの人たち。ちょっとした事件が起こっては解決する。
血がつながっていなくても、いつも一緒ではなくても、困ったときに助け合える仲間がいるっていうのがうらやましく思えた。