蛭田亜紗子のレビュー一覧
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著者が、自分と年の近い同じ元広告代理店勤務の女性というところに惹かれてなんとなく購入。(わたしは現役ですが・・・)
フィクションだけど舞台が同じ業界だったりシンパシーはあるもののあくまで舞台設定の話。それより物語の本論は特殊な性癖を持つ人々の孤独と、自分の特殊性を後ろめたく思いながらも心の何処かで露呈されてしまうことを願う自己矛盾。スリリングであると同時に、その危うさにそこはかとなく、抑圧された社会の中で生きる人の強さを感じます。
オムニバス的R18短篇集。でも全然卑猥じゃない。むしろ特殊な嗜好性の向こうに、人の心の奥深くにある寂しさや誰かを求める気持ちの純粋さがあぶり出されるので読み終わ -
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ネタバレシリーズ4作目。
明日町こんぺいとう商店街、という架空の町を共通の舞台にしたアンソロジー小説の4作目。
うーん、1番最後の山本幸久さん作の「うさぎや」にはシリーズ1〜3の作品も含めて他の作品のキャラクターがたくさん出てくるけども、どうにもキャラクターの解釈違い感があって、だいぶガッカリ。このシリーズの他の作品にも他の作者さんと物語のキャラクターが出てくることはあったけど、こんなガッツリは出てこなかったから余計かも…シリーズ3作目に出てきた銭湯の孫息子の三助くんのキャラクターが特に解釈違いでガッカリしてしまいました それ以外は他のシリーズ同様ほっこりしたりほろりとしたり素敵な作品でした -
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スカイツリーを見上げる 下町の片隅に、ひっそりと 息づく商店街『 明日町こんぺいとう商店街』。シリーズの4作目です。金平糖の角は24個。24軒のお店が集まっていて、今回はその中から7軒のお店のハートフルなエピソードが収められています。
お店ごとに作家が交代するのがこのアンソロジーの特徴で、私は前川ほまれさんの描いた 5軒目の『インドカレー ママレード』が心に残りました。
2軒目の蛭田亜紗子さんの『ツルマキ履物店』の回はちょっとテイストが違い「あら?」と思いましたが、色々な作家さんを読めるのがこのシリーズの良さなので、こんなテイストもありだな、と思いました。
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ネタバレ夫の単身赴任に伴い、中学2年生の息子も夫について行き名古屋で暮らすことになり、突然の一人暮らしをすることになった上、パートとして働いていた社員食堂も閉鎖が決定してしまった母の話「ブルーチーズと瓶の蓋」。
この話が一番好き。
程よい距離感を掴んで、それぞれが自身にとって楽しいことを見つけて変わっていく前向きな話。
誰かのためにって自身を知らないうちに犠牲にしてしまっていて、そこから解放されていきながら、自分を犠牲にしない方法が分かってきて、しかもそれで周りとも円滑になるという話が、自身の経験に似ていて肯定されているようで好きという傾向は感じている。
この話が1編目なので期待して読んだけど、他 -
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明日町のこんぺいとう商店街を舞台にした群像劇の体裁で、商店街の7つの店舗の人々を7人の作家が描くアソート短編集。シリーズ4作目。
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寺地はるなさんと山本幸久さんが決め手となって読むことにしました。
自分のペースで楽しく読めたのは前川ほまれさんの「インドカレーママレード」です。タイトルの伏線回収も含めて好きな作りでした。
大島真寿美さんの「カフェスルス」もいつもの (?) にぎやかな関西弁によく合った世界でおもしろかった。
そして山本幸久さんの「おもちゃ屋『うさぎや』」。本巻の7店舗の人たちを見事に巻き込み、ほっこりするハーモニーを聴いているような
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