【感想・ネタバレ】凜のレビュー

あらすじ

開拓期の北海道。
命が軽んじられる場所で、生き抜こうとする者たちがいた。

騙されてタコ部屋に送られ、過酷な労働を強いられる男。
貧困にあえぎ、子のため身を売る女――。
旅でこの地を訪れた現代の就活生・上原沙矢は、
彼らの人生に触れ、己の道しるべを見いだす。

時代を超え、生きる意味を問う傑作!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

とても深いストーリー。
故人の方々の努力もだけど、報われなかった感情や法律等々に縛られた経緯からの脱却?
GHQのお陰で?
今の日本は、割と平和に秩序を守って生活が成り立っている。
映画にも出来そうだけど、とてつもなくお金が掛かるでしょう…ね。
文庫本での購入だけど、金額以上の中身だった。
久々の満足感。
‘20.06.05読書完了

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2020年06月05日

Posted by ブクログ

北海道の遊郭とタコ部屋の話でした
遊郭の娼妓の生活、タコ部屋の男たちの生活
いずれも壮絶で厳しいものでした
その中で生きる人たちを少しでも感じながら
読みました
そんな時代もあったのか
しかもこの日本で・・・
娼妓には強さを感じました

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2025年02月13日

Posted by ブクログ

2020年、6冊目は、中一冊で蛭田亜紗子。

就活中の上原沙矢は、束の間の二人旅のために、恋人、宮澤拓真の住む北海道へ旅立つ。しかし、仕事に忙殺される拓真。結局沙矢は、石北本線で単身網走を目指す。途中、廃止が決まった金華駅で下車する沙矢。そこで常紋トンネルの歴史と、かつて網走にあった遊郭に興味を持つ。

コレまで読んできた蛭田亜紗子作品とは、テーマも、文体も、重みが違う。

メインパートは、大正期の娼妓、胡蝶(八重子)と、帝大生でありながら、タコ部屋で土工夫として働くことになってしまった、鱗太郎の話。

個人的に、胡蝶はじめ、網走の遊郭、「宝春桜」のパートが特に好き。流され生きてきたが、息子の死をきっかけに変わる胡蝶。宝春桜のお職(今で言う、お店№①)の百代。胡蝶の後輩娼妓、薄雲。古株の松風。等、それぞれのキャラ立ち、エピソードはかなりグッと来た。

逆に、鱗太郎のタコ部屋パートは、個人的にあまりのめり込めずだったし、現代の沙矢のパートがどうしても弱い印象は拭えない。

これまで読んだ、蛭田亜紗子作品『エンディングドレス』が一番好きだったが、わずか2ヶ月で首位交代。「宝春桜」のパートだけでも、★★★★☆評価決まり。

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2021年03月18日

Posted by ブクログ

日々の発言に信頼のおけるフォロワーさんが絶賛していたのと、舞台が北海道だったこともあり、手に取ってみました。

遊郭、タコ部屋…タコ部屋はなんとなくあったんだろうなぁと想像ついてたけど、遊郭は最近まで北海道にもあったことを、歴史としても知らずにいて、これを機に調べてみたら、実は実家の通りにもあったことがわかって激しく驚き。

半分都市伝説みたいに、地元にもある「人柱」の件も、これを読むと現実味が増し。

激動の時代を生きた男たち女たちと、今を生きる男たち女たちが交差することで、いつの時代も生きるのは大変で、だからこそ生きなければ…みたいな、落としどころとしてはきれいにまとまっていて、かつ、描写はとても激しく、作者の作品は初めて読んだけど、同じ北海道出身の方で、もっと読んでみたいと思った。

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2020年10月14日

Posted by ブクログ

■土工夫と女郎、2人の目を通した苦難の北海道開拓歴史小説。
■エロとグロの表現がどぎつい。だが、それくらい著者は資料を読み込んで自分のものにしたのだろう。
■平成時代と大正時代、土工夫と女郎、その対比と時代・人物の交錯は面白い。
■電車の中で一気に読んだ。読後感...さわやかでない。

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2021年12月11日

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