蛭田亜紗子のレビュー一覧

  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語【電子限定特典付】

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    前半はとてもとても良かったのに、四軒目からダメだった。
    がっかり。
    彩瀬まる、久しぶりにとても良かったなぁ。
    蛭田さんも、寺地さんもとても好みだった。
    でもやっぱり彩瀬まるの川平金物店が、1番良かった。

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    2020年03月16日
  • 夜更けのおつまみ

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    お酒もおつまみも、好みがそれぞれなのが面白い。
    酒ではなくつまみがテーマなのに、つまみを美味しく食べるために飲むのではなく、酒を美味しく飲むために食べているのですよ!と開き直っている執筆者がチラホラ混じっているのが微笑ましくてよい。
    オイルサーディンは美味しい。

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    2020年03月14日
  • 明日町こんぺいとう商店街 心においしい七つの物語【電子限定特典付】

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    シリーズ4冊め。
    気になるお店のみお邪魔する。

    寺地はるなさんの『サクマ手芸店』が良かった。
    どんなに仲良くてもどこか相手が妬ましかったり、隣の芝生は青い…あるよね…と頷く。

    大島真寿美さんの『カフェスイス』。
    話が思わぬ方向に。店貸し切りで好きなように厨房まで使えるのか?現実的にありえるのか?とちょっと疑問。

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    2020年03月09日
  • フィッターXの異常な愛情

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    2018年、26冊目は、年1位のペースで読んでる、蛭田亜紗子。

    國枝颯子は、広告代理店の仕事に忙殺される日々を送っていた。ある日、ひょんなコトから、ランジェリーショップ、トウジュール・アンサンブルを訪れることとなる。ソコで口のキツい、イケメン、ランジェリーフィッター、伊佐治耀と出逢う。

    女性のためのR-18文学賞(女性のための官能小説賞)出身の、蛭田亜紗子。得意とするのは、女性のフェチズム系と思ってたが、今回はまたベクトルが……。正直、六章までは、奥田英朗のDr.伊良部シリーズを思わせる、コメディー。分量的にも、中身的にも、かなり軽め。ソコから、七章で颯子の少し辛口ラブコメ、八章で少し重み

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    2018年10月24日
  • 自縄自縛の私

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     西加奈子著『ふる』(河出文庫)をよんで「なんとなく切なくやるせないのだが、そこはかとなく元気をもらえるお話」とレビューしたが、こちら蛭田亜沙子著『自縄自縛の私』にいたっては「なんとなく切なくやるせないく元気になれないお話し」であった。この小説の内容と著者氏名、蛭田っていうのが意味深であった。元気になれない原因が体のどこかにひっついている、それを剥がさないと元気になれない様な・・・でも、そんな自分が大好きな変態さんのおはなし。

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    2016年07月29日
  • 人肌ショコラリキュール

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    随分とまあ、官能的。
    よく見たら表紙もずいぶん色っぽい。
    6つの短編小説はどれも、同年代の女性が主人公ながら、微妙に感情移入できない。
    すごく、おしい感じはするのだけど。

    誰も彼もが性に奔放。
    思うがままにすべてをさらけ出せるのは羨ましい気もするけど、実際そんな風に生きると「ストロベリー・イン・ナイトメア」にも書かれているとおり、見下されてしまうのが現実。
    いっそ開き直ってこんな風に生きたら、とてつもない開放感なんでしょうか。

    短編集は、元カレとそっくりというだけの理由で彼と付き合う女性だったり、恋人に風俗嬢をプレゼントして、自宅からこっそり覗き見る女性だったり、なんとも突飛。
    それでいて

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    2016年01月25日
  • 自縄自縛の私

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    初めての作家さんでしたが、すんなり。
    人には言えない癖があって、それがうっかりばれてしまう話。

    誰にも言えない秘密の時間って、うっとりする。
    でもそれって、どことなく自分の殻に閉じこもっているようなもので。いったい何がどうしてそうなってしまったのか、原因を探るべきなのかもしれない。うっとりすることで忘れようとしている何かを、思い出さなければいけないのかも。

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    2016年01月24日
  • 人肌ショコラリキュール

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    R-18文学賞出身作者ということで今回の作品は女性向けの官能小説であった……失敗。その辺を抜きにして考えれば男女の感情の機微が感じられる若い書き手の力作であると言えよう。

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    2015年09月11日
  • 自縄自縛の私

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    it's like the fetchism novel. for example, she not the rope for her own. other woman is sperm corrector. men and women, everybody are interested in (^з^)-☆

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    2014年03月21日
  • 自縄自縛の私

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    短編集だけど、どれも「自縄自縛の私」がちょっと関わってる。
    2話目で挫折しそうになったけど、最後まで読んでよかったと思いました。

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    2013年05月16日
  • 自縄自縛の私

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    フェティシズムとは渇望なのだ。
    縄、ラバー、ゴミ、使用済みコンドーム…に執着する女性がそれぞれ主人公の連作短編集。
    彼女達が求めて止まないもの。フェティッシュのその先にあるのは「自分という存在を理解してくれる人」、ただそれだけであることが切ない。

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    2013年01月14日
  • 自縄自縛の私

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    最後の話が一番好き。
    R18文学だったって後から知ったんだけど「ふがいない僕は〜」の方がよっぽどR18だと思う(笑)

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    2012年12月31日