遠藤周作のレビュー一覧

  • ひとりを愛し続ける本

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    ネタバレ

    女性に対して書いてある本、悪女とは存在せず、本人がいい妻、理想的な女性になろうとしているが、理想とはかけ離れている状況において、女性自身が悪い女と定義している状態である。
    自分の考えたこともなかった内容が書いてあり新鮮であった。
    度々、表題と内容の乖離があると感じたため、星3つとした。
    内容的には4位。

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    2015年02月16日
  • 私は私、これでよし

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    遠藤周作さんの本をはじめて読みました。晩年を過ごすに当たってのエッセイ。
    なかなか毒の効いている筆者の人生論を聞くのは面白く、「いいじじいの語る、これまで」といった感じ。

    人生とは・・・
    医者とは・・・
    など老いても、こんなことを考えるんだな、という参考になる本。以下抜粋。
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    我々は人生はなにか。知らないから人生について考えて生きて行くのである。

    全く濡れていないタオルをしぼって水をひねり出すような苦しみも何度かあった。

    与えられた状況や条件を最大限に利用して、それを享受し、あらゆる角度から満喫するのが、生きること。

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    2014年11月17日
  • さらば、夏の光よ

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    ちょっと前に『海と毒薬』を読んで以来、遠藤周作のことが気になっていたので読みました。
    古本屋で39円だったんです。
    作中で野呂くんが「ノートルダムのせむし男はまさに僕だ」というようなことを言っていましたが、本を読んだり映画を観たりしているとたまにそういう感覚を覚えますよね。
    南条くんみたいな良い人風なのに結局は自分のことしか見えてないやつっているよね。
    野呂くんの周辺のことをなぜか見透かしてアドバイスをしてくる母親というのが妙に不気味に感じました。

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    2014年11月03日
  • 面白可笑しくこの世を渡れ

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    最後らへんまで、タイトル通りの、何気ない生活のなかのちょっと笑ってしまうエピソードが紹介されているのだけど、最後の第五章で一転、ノスタルジックな話が多くて、ちょっと泣きそうになった。

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    2014年10月11日
  • 面白可笑しくこの世を渡れ

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    遠藤周作の軽妙なエッセイ、悪戯やくだらない遊び心の中に、心穏やかにしてくれる言葉と発想がある。
    ただ、時代的にが70年代から90年代なので、普遍的なものもあるが、ちょっと時代にそぐわない部分があるのは否めないか。

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    2014年09月28日
  • 満潮の時刻

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    病院独特の希望とは遠い場所にある暗い雰囲気が重たかったです。そこにいる人たちの日常なので陰鬱な感じではないですが、やっぱり異質ではあるかなと思います。
    あたしも病院なんて歯医者くらいしか縁がないので、想像するだけで恐怖の場所です。医学のことはよく分からないですが今はきっと手術するのに骨を切ったりしないですよね……「海と毒薬」でも出てきたシーンですが、怖い以外のなんでもない。物語よりその医療的な部分の方が印象的でした。
    どことなく中途半端な感じがしたのは、明石の長崎旅行のせいじゃないかと思います。
    遠藤作品と長崎は切っても切れない関係ですが、この作品に限ってはなんだか唐突なような気がします。奥さ

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    2014年09月06日
  • 聖書のなかの女性たち

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    苦しみは分かち合うものなんだと。
    だからイエス・キリストはあえてあなたたちを選んだんですよってさぁ。彼女たちは私たち現代女性の等身である。

    支えてほしいと口にだしていえないときもある。でも言わなくとも支えてくれる人がいる。

    多くの人々のそんな存在であり続けたいと願った、彼を、その最後の瞬間まで支えたものは一体、何やったんやろ?

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    2014年05月11日
  • 笑って死にたい

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    ネタバレ

    ユーモアの根底には愛情がなければならぬ パンチのきく涙の使い方教えます 医学は少なくとも現在、本人が望むと望まないにかかわらず、一日も長く生き伸ばすことを研究している 

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    2014年05月06日
  • あなたの中の秘密のあなた

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    結婚と恋愛の違いについて書かれた本。賢い女性像については、なるほどと思う点も多かった。女性は正義を背負いたがるというところが特に。

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    2013年11月20日
  • さらば、夏の光よ

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    青春。
    いつの時代も人が感じることは一緒で、生理的に無理なものゎ無理だし、忘れたくても忘れられず愛おしいものゎ愛おしい。
    今の時代でも親とか組織とかに逆らえない人ゎそうだし、私みたいに自由に感情のまま生きる人ゎそうだろう。
    だいたい大まかに言うと、二者に分かれるんだ、何事にも。
    そんなことを思わせるお話。

    切ないね。
    とても読みやすかったので、遠藤周作の他の作品も読んでみようと思った。

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    2013年09月30日
  • 私にとって神とは

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    遠藤周作氏が自身の生涯からキリスト教の神と日本人の宗教観や日本人の神との違いをわかりやすく説明してくれました。氏の著作が好きな方、一度どこかでこれを読むと、他の作品も深みを帯びて理解できるかと思う。

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    2013年09月30日
  • ユーモア小説集

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    海と毒薬、沈黙のイメージしかなかったため、なんだか別人のよう。
    星新一よりは明るい感じで、気軽に読めます。はまるひとははまるかも。

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    2013年04月21日
  • 何でもない話

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    何でもなくない!と、言いたくなるような話ばかり。

    短篇集で読みやすいです。

    解説で作者のあたたかい心を感じさせると書かれていたが、私にはあたたかさが感じられなかった。どの話もこわかった。

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    2012年12月10日
  • 白い人 黄色い人

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    ネタバレ

    遠藤周作のイメージが変わった。信仰についてハードコアに突き詰めた作品。

    白い人 

    舞台は第二次世界大戦中のリヨン。不器量な容貌で厳格な親のもとに育ち、抑圧された主人公は女中が犬を折檻しているのを目撃してサディズムに目覚め、アデンで少年を襲う。
    学校に入ってから、神学生に心酔する女生徒の下着を盗み、舞踏会に呼び出して踏みにじる。
    自らの異常性を隠し善良な天使を母の前で演じ続け、母の死を見届ける。
    かつて自分が踏みにじった女生徒と神学生が教会で信仰の道に生きているのをのぞき見ると、フランス人であるにも関わらずナチスに入隊し拷問に明け暮れる。

    あの神学生がナチスに囚われ、自分の担当となると、彼

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    2012年08月15日
  • 満潮の時刻

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    『沈黙』と同時に執筆されながら、未完のまま作者の死後出版された作品です。未完成であるだけに、修正されていない作者のダイレクトな思いが伝わってきます。

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    2012年08月10日
  • 周作塾

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    ・好奇心を持て
    ・無意識への暗示をかけろ
    ってのがキモかなあ。
    人生を楽しむための指南書として若者以外でも読んで有意義なんじゃないかと思いました。
    一番グッときたのは、「よく拭くから痔になる(痔になならない奴はちゃんと拭いてない)」という説でした。まあ今だとウォシュレットがあるからね~(^_^;)

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    2012年08月09日
  • 私にとって神とは

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    今まで宗教について考えたことがなかった自分にとっては、とても難しく感じた。いつか、信仰について考えるときがきたら再読してみたい。

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    2012年06月10日
  • 反逆(下)

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    高橋千劔波氏解説より。
    「『反逆』に描かれた主人公たちは、信長を除きすべて弱虫なのである。弱虫ゆえに惑い、懊悩し、誰かをあるいは自分自身を裏切り、背いたのち生きながらえた者も業を曳きずって生きることになる。」
    賤ヶ岳の戦いで柴田勝家自刃まで描かれているが、テーマからすると、明智光秀が滅んだまででよかったのでは。高山右近が魅力的で、興味を持った。12.5.12

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    2012年05月12日
  • 周作塾

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    読むと元気が出た。
    狐狸庵先生から若い世代へのプレゼントだなあと思った。
    70%共感、残る30%共感できないのは、やはり男女の違いかなあ。
    にしても浪人して悩んでる若い人がいたら絶対この本プレゼントしたい。

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    2012年05月03日
  • それ行け狐狸庵

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    上品なユーモアで大笑い。遠藤周作って天然なのでは・・・・・
    BGなる言葉が出てきて、時代を感じさせるが今はOL。言葉が変わるように人も変わるのだ。若い者をなじってはいけないよ、周作さん。天国でも好奇心旺盛に楽しんでいることだろうな。北海道の3000坪の土地はその後ホテルが建ったろうか?

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    2012年03月22日