司馬遼太郎のレビュー一覧

  • 翔ぶが如く(六)

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    「翔ぶが如く(6)」(司馬遼太郎)を読んだ。
    『要するに、神風連ノ乱は日本における思想現象のなかで、思想が暴発したという点では明治後最初のものであった。』(本文より)
    と言われてもなあ。そもそも「神風連ノ乱」そのものを知らずにこれまで私は生きてきたのだよ。
    西郷どんいまだ動かず

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    2018年07月06日
  • 翔ぶが如く(五)

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    「翔ぶが如く(5)」(司馬遼太郎)を読んだ。

    『日本の明治維新そのものが、人類が共有すべき普遍的な思想を拠りどころにして成立したのではなかった。』(本文より)
    明治維新というものに対して私は誤った認識を抱いていたのかもしれないな。

    西郷どんも謎だけど大久保利通もまた謎である。

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    2018年07月06日
  • 翔ぶが如く(四)

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    「翔ぶが如く(4)」(司馬遼太郎)を読んだ。

    『結局、人はその古巣に還ってくる。その古巣の中の現実にまみれ、足をとられてゆくのが人生であるのかもしれない。』(本文より)
    蓋し名言である。

    しかしまあ明治政府がこんだけ迷走していたとは知らなかったよ。

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    2018年07月06日
  • 翔ぶが如く(三)

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    「翔ぶが如く(3)」(司馬遼太郎)を読んだ。

    『しかしながらひるがえっていえば歴史は現実の別名である以上、歴史において仮説は成立しえない。』(本文より)

    とはいっても『もしもあの時・・・』と思ってしまう歴史の転換点が数多あるのも事実でだよなぁ。

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    2018年07月06日
  • 翔ぶが如く(二)

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    「翔ぶが如く(2)」(司馬遼太郎)を読んだ。

    『革命家というのは、やはり特異な精神体質をもつものであるかもしれない。』

    このペースであと8巻かぁ。
    夏が来るまでに読み終わるだろうか。

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    2018年07月06日
  • 翔ぶが如く(一)

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    「翔ぶが如く(1)」(司馬遼太郎)を読んだ。

    あの遥けき時代・・・明治。
    現在の日本国の礎を築いた「異能者」達がいた。

    私は日本人にあるまじき程に「西郷隆盛」という人物について無知である。

    全10巻かあ。長っ!!

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    2018年07月06日
  • 花神(中)

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    百姓の村田蔵六が医者から軍隊の総司令官にまでなってしまうという出世物語。
    難しい内容のため、何度も心折れたが、なんとか中を読み終えた。
    蔵六は、サイコパス的なところがあるが、賢くてすごい。冷静に物事を判断する能力がうらやましい。

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    2018年07月02日
  • この国のかたち(三)

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    日本人のルーツに関わる話はおもしろい
    また、福沢諭吉の海外事情に疎かった(のかもしれない)という話も興味深かった

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    2018年06月25日
  • 峠(中)

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    ネタバレ

    上巻では、主人公の河井継之助は、長岡から江戸へ遊学し古賀謹一郎門下となり、その後当時藩政改革で名を知られていた備中松山の山田方谷のもとを訪れる。修行をつみ、身から藩政改革のエッセンスを吸収し、再び長岡へ帰る。

    中巻は、継之助が長岡に帰り、外様吟味という地方官に任命されるところから始まる。この抜擢を行ったのは、藩主牧野忠恭であり、抜擢された継之助は一途に藩政に尽くそうとする。

    もともと継之助の発想が、いわば藩至上主義的であって、世の中がどのように動こうとも、まずは自藩の安定が第一という発想のように思われる。

    彼はその直後、郡奉行へ昇格し、そのポストの権限を大いに活用して、藩政改革の初期活動

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    2020年12月12日
  • 翔ぶが如く(四)

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    【感想】
    「竜馬がゆく」とは大きく異なり、現世に近いドロドロとした人間関係がエグイ・・・
    大久保と西郷、2人とも日本の将来を展望していると言う意味では同じ立場かつ同じ目線なのだろうが、
    それぞれの立場やわだかまりがズレを生じさせつつ、それが日本全体に波及していっている。
    いくら影響力がある者同士とはいえ、国家を揺るがすくらいの問題になるのが今では考えられないなぁ。

    とは言え、今は爆発寸前で一点の揺らぎもない状態で物語は進んでいる。
    たまに突き合いがある程度でハラハラする事もなく、少々読んでて退屈になってきた。


    【あらすじ】
    西郷に続いて官を辞した、もとの司法卿・江藤新平が、明治七年、突如

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    2018年06月11日
  • 翔ぶが如く(八)

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    変わらずエッセイ風に進む。
    彼の主観を通してだが、ずいぶん篠原国幹という男は無能で、こんなやつがいたら本当にたちがわるい。
    無口が威厳を醸す無能。

    そして勝海舟の肥大化する自己顕示欲も、かわいいが、小物である。
    私心の彼と無私の象徴のような西郷が、歴史的事業をおこなったということが面白い。

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    2018年06月02日
  • 翔ぶが如く(七)

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    いよいよ西南戦争へ。
    実にくだらない下っ端の暴発や勘違いから、内戦がはじまる。空気というのは怖いものだ

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    2018年05月18日
  • 空海の風景 下巻 (改版)

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    下巻は空海と最澄の確執?に終始した印象で、自分が興味のあった空海が為した様々な事業や功績に関する記述が殆ど無かったことが残念です。
    空海の密教思想が途轍もなく素晴らしいものであろうことは何となく感じましたが、その凄さを理解するには自分はあまりに知識が足りなく、不完全燃焼で終わってしまいました。
    一度高野山に行かなければと思わせるだけの魅力は感じましたけどね。

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    2018年05月07日
  • 花神(上)

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    P470
    しかし日本中が福沢のように訳知りで物分かりが良すぎてしまってはどうなるか。かえって夷人どものあなどりをまねくにちがいなく、国家にはかならずほどほどに排他偏狭の士魂というものが必要なのだ、ともおもった。

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    2018年04月28日
  • 翔ぶが如く(六)

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    本筋を見失うほどの、余談のオンパレード(しかも重複多い)。
    もちろんスピード感などまったくなく、唯一神風連の乱の描写だけは多少なりともスリリングだった。
    変わらない構造に辟易。

    しかし、これは、それぞれが独立したコラムなのだ、と思うようになってから、遅滞がなくなった。

    また、もともと西郷の人格に興味があり手に取ったが、読み進むに連れて、本当にえらいのは大久保だったのではないか、と思うようになってきた。
    彼の沈黙と実行、忍耐はなみではない。

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    2018年04月25日
  • 翔ぶが如く(五)

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    台湾出兵の後始末から撤兵、民権運動の興り。

    余談の多さ、重複のしつこさ、変わらず。
    ただ、やっぱり微妙な文章表現は刮目すべき所多々あり。
    また中江兆民が非常に魅力的だ。聖俗合わせもち、かつ無垢であるところが。

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    2018年04月08日
  • 空海の風景 下巻 (改版)

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    小説というよりも、空海の足跡を追ってその行動と思想をたどるエッセイという色合いの強い作品。
    もちろんフィクションや作者の空想の部分も多いのだろうが、出展先を明示したり他の作品とは一線を画している。
    時期的には「街道を行く」に取りかかるころなので、その先駆けとなったのかもしれない作品。

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    2018年03月27日
  • 人斬り以蔵

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    司馬遼太郎の、坂の上雲などに興味があるがなかなか長編は大変ということでまずは短編を読んでみた。

    上士、郷士、足軽の歴然とした身分制度(文化とは恐ろしい)にビックリした。

    また、以蔵の武市に対する愛憎が印象に残った。
    良いとか悪いとかではなく何かモヤモヤしたものが残っている。

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    2018年03月27日
  • 殉死

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    事実誤認の多さが、今では批判されているらしい
    ウィキペディアなどで調べてみてください
    しかしまあ娯楽小説ですから

    日露戦争の旅順攻略戦において、六万もの犠牲を出した乃木希典は
    今なお愚将との謗りを受けることが多い
    ただ実際の問題は
    当時すでに、半ばお飾りの大将だった乃木自身のことよりも
    参謀の伊地知幸介らが、己の固定観念とプライドにとらわれすぎて
    外野の意見を聞かなくなっていた点にあった
    損害が大きくなって、やむを得ず大本営の進言を受け入れたが
    それを上手く生かすこともできないまま
    結局、児玉源太郎においしいところをさらわれる格好となった
    マクロな観点で戦場を眺めわたす目を、伊地知が持ち得な

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    2018年03月15日
  • 酔って候

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    ネタバレ

    幕末の動乱の中で偶然にも出現した賢候たち。実際賢かったとは思うが、それ以上に各国の頭という立場故に誇張された噂が時代を変転させた原因となる、言い換えれば実力以上の影響力を残した賢候達の物語といえます。

    土佐の山内容堂は豪傑で酒飲みという印象だが、歴史の大きな立役者たる坂本龍馬の存在を知らず、志士である武市半平太を死に追いやるなどで佐幕に固執したために視野が狭くなり残念な末路に。
    島津久光についても同じようなものを感じるが自己に驕りすぎる気質があり、大成を成したとは言えない存在に。
    伊達宗城、鍋島閑叟についてはあまり知らなかったが今回の短編で興味がもてた。
    司馬作品は長編こそやはり楽しく、短編

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    2018年03月14日