宮本輝のレビュー一覧

  • 森のなかの海(上)

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    上下共通レビュー さらさらした小説であっという間に読み終わりました。宮本輝さんの小説はいつもそんな感じ、スピード感があるというか、読みやすい文章というか、とにかくさらっと読めました。疲れているときにさらっとお茶漬けを食べたくなるように、たまに読みたくなります。世界中の恵まれない子どもたちがたくましく生きて欲しい、そしてそのために自分に出来ることがあればしたいと思いました。

    阪神淡路地区を大地震が襲った日、36歳の女性の平穏な人生も崩壊を始めた。夫は地震の直後に愛人のもとへ行き、姑もその存在を認めていたのだった。離婚を決意した女性は、両親や妹たちに支えられ再出発をはかる。やがて、学生時代に知り

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    2025年12月03日
  • 森のなかの海(下)

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    上下共通レビュー さらさらした小説であっという間に読み終わりました。宮本輝さんの小説はいつもそんな感じ、スピード感があるというか、読みやすい文章というか、とにかくさらっと読めました。疲れているときにさらっとお茶漬けを食べたくなるように、たまに読みたくなります。世界中の恵まれない子どもたちがたくましく生きて欲しい、そしてそのために自分に出来ることがあればしたいと思いました。

    阪神淡路地区を大地震が襲った日、36歳の女性の平穏な人生も崩壊を始めた。夫は地震の直後に愛人のもとへ行き、姑もその存在を認めていたのだった。離婚を決意した女性は、両親や妹たちに支えられ再出発をはかる。やがて、学生時代に知り

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    2025年12月03日
  • 三十光年の星たち(上)

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    佐伯の強引さに最初はついて行けず
    つまらないかもと思ったのは杞憂に終わった

    鍼灸の専門家
    焼き物の専門家
    料理の専門家等
    修行が必要な職業が出てくるに伴い
    心に響く文章が飛び込んできた

    読書感想文を書く訳でもないのに
    付箋を貼りながら本を読んだのは初めて

    後で書き抜こうと思う

    下巻に続く

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    2024年03月30日
  • 星々の悲しみ

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    それほどドラマティックなことが起こるわけでもなく(表題作は割とドラマティックかも)、実際に有り得そうな薄暗い日常が淡々と、容赦なく描かれる。
    しかし不良馬場のラストは世の中そんな上手く行ってたまるかと言わんばかりの容赦なさで唖然としてしまった。
    作者は実際に結核で療養していたそうなので、そこで見たものの影響が大きかったりするのだろうか。
    ジュンク堂でやっている本音屋で購入したらこの本だったのだけれど、当たり引いたと思う。

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    2024年03月25日
  • 灯台からの響き

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    いいお話しでした 何年かしたらまた読みたいと思わせ 宮本さんの他作品も読みたくなる あと引き小説です

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    2025年04月26日
  • 螢川・泥の河

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    螢川・泥の河どちらもとても良かった。特に泥の河(太宰治賞)は個人的にとても好きだ。
    流れるように読めるけど、心理・情景描写がその流れを邪魔することなく綺麗におさまっているのが凄いと思った。『田園発 港行き自転車』で富山を舞台にしていたのだが螢川も富山であった。出身地を見ると関西なため、富山が好きなのかなと思っていた。が、解説を読むとどうやら著者は幼い頃、富山に一年間住んでいたことがあるとのこと。一年間だけで小説の舞台に度々登場するくらいなのだから、富山で得た色々は宮本輝にとって特別なものだったのだろうか。
    とにかく良い小説だった。

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    2024年03月12日
  • 灯台からの響き

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    町のラーメン屋の主人が、亡き妻に送られてきた知らぬ名前からのハガキの謎について、探し妻への思いをより深める話。
    派手さは全くないが、出てくる人物が皆等身大であったかい。
    流石、宮本輝!
    ほっこりしました。

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    2024年03月03日
  • 五千回の生死

    購入済み

    文章に濁りがないというか綺麗でこの方の作品をもっと読んでみたいと思った。私の頭が足りなく、オチが理解しにくい話もあった。

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    2024年02月20日
  • 満月の道―流転の海 第七部―(新潮文庫)

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    松坂一家のドタバタ劇は続きます。
    60代で立ち会上げた『中古車のハゴロモ』は無事軌道に乗り、むしろ拡大していく彼の商才は大したもんではありますが、またいつものように女絡みで一波乱ありそうでワクテカ状態です。65歳でもギンギンですね、よ!松坂の大将!私も亜鉛摂取して大将に負けないぐらい頑張りマッスル。

    第四部で別れた女(西条あけみ)に偶然出逢ってしまい、焼け木杭に火で5秒で合体、あひゃ、これは言い過ぎか、彼女のヒモ野郎(893屋さん)に手切れ金を渡し、再び失楽園の世界へ・・・

    以前経営していた中古車販売で社員にお金を持ち逃げされて結果会社を畳んだ松坂の大将、またやらかします。信頼して

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    2024年02月10日
  • 血脈の火―流転の海 第三部―(新潮文庫)

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    解説に記載の通り、「人とは単彩一色ではなく、万華鏡のようにさまざまな面を見せる」ことが熊吾や熊吾が関わる人々から感じられる、人間味溢れる物語です。

    3部では、伸仁の成長も感じられ、熊吾も親として成長を喜ぶ親子愛が感じられるシーンが多く、温かい気持ちになりました。
    特に、最後の伸仁が火事に巻き込まれたかもしれないと熊吾が嗚咽を出して泣くシーンは心打たれるものがありました。

    周英文と麻衣子など、親子の繋がりの深さや愛情を感じられ、家族とは何かを深く考えさせられます。
    そばにいるから分かるわけではない。血が繋がっているから親や子として認められるわけでもない。

    複雑だけど、それでも家族。
    熊吾の

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    2024年02月07日
  • 水のかたち 下

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    ごく普通の生活をしていた主婦が人との繋がりによって自分の幸せを広がっていく、ありそうでありえない物語の後編。
    主人公は自分の力で引き寄せたのではない様々な事柄は、その生き方によって、自ずと引き寄せられていく、その生き方は相手に合わせて変化しながらも、結局は変わらない信念のようなものによって繋がっていくのだと伝えてくる、そんな話だった。そうした生き方を表したタイトルの言葉は、作者の思いが込められているのか、まあわかるような、そうかなぁというところもありか。
    朝鮮半島からの過酷な脱出の物語は、ストーリーの中で重要な要素ではあるけど、これはこれで別の話の方が良かったのではないかなとも思う。
    作者あと

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    2024年01月28日
  • 骸骨ビルの庭(上)

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    さすが宮本輝の作品。ユーモアに富んだ登場人物、それらの難しい人間関係の様子をうまく表現してて、どんどんストーリーに引き込まれていく。
    そして相変わらず、美しい日本語(大阪弁)が秀逸すぎる。
    この勢いで下巻も一気に読んでしまいます。

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    2024年01月17日
  • 森のなかの海(下)

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    下巻は時代背景などの話もあり少し時間がかかってしまった。
    だが、知らない間にページが進み時間が随分経っているという感覚だった。
    落ち着いた良い時間を過ごすことができた。

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    2024年01月02日
  • 青が散る(下)

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    読み終わって、もうこの登場人物たちとは会えないのかと思うと寂しくなる、そう思わせる読後感を与える物語こそ、最高の作品だと思う。
    大学4年間はあっという間だと感じさせる。疾走感がそこら中に散らばっている。大きな出来事は起こらないが、多くの出来事を通して絆を深めるテニス部の部員たち。恋に部活に全力な主人公たちに嫉妬してしまった。
    そして、新装版に追加された、森絵都さんの解説もよかった。

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    2023年12月30日
  • 青が散る(下)

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    結構古い作品ながら、それを感じさせない瑞々しさが漂っている。若い時ならではの澱みが魅力的。
    中でも、ラストが切なくてとても良かった。

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    2023年12月30日
  • 森のなかの海(上)

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    相変わらず宮本輝の本は、季節も、景色も、味も、香りも、全てを共に体感する事ができる。
    終始落ち着いて共に考えながら読み進める。
    それなりにストーリーは動くし、登場人物も今回は多めだが、なんだか静かなんだよなー。
    音は自然が奏でるものだけ。
    私は何をする時にも音楽をかけるタイプだが、宮本輝の本にはそれは邪魔になる。
    下巻も雪が積もる音だけを聞く様に読み進めよう。

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    2023年12月26日
  • 私たちが好きだったこと

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    ひょんなことから男女4人が同居することになり、紆余曲折の末、解散する。他人のために手助けするのが好きな4人。時には憤ることはあっても、自ら気持ちを鎮静化させる。別れても絆は残る。自立し一皮むけた中年になっていく。2023.12.21

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    2023年12月21日
  • 血脈の火―流転の海 第三部―(新潮文庫)

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    やはりスケベ。スケベが歴史を作る。そんな世界観がサイコー

    所々に松坂熊吾のいいセリフがあるんですよ。
    これ、今のビジネスにも使える良い台詞。そしてやっぱりスケベ。
    まだまだ読むでー!

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    2023年12月19日
  • 地の星―流転の海 第二部―(新潮文庫)

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    男と女みんなスケベ。スケベに始まりスケベで終わる。スケベが人生を狂わせる、そんなスケベ劇場に心震えます。人類が誕生してから何一つ変わってないんでしょうね。正に不◯倫は文化と言う世界。石田純一さんお元気でしょうか、神田正輝さんも心配です。

    正に課長島耕作ワールド。

    因みに昭和30年ごろの金沢大学が舞台になったシーン、もちろん城内キャンパス、学生時代の風景が目に浮かびました。

    まだまだ続きまっせ!(オモロー!

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    2023年12月20日
  • 田園発 港行き自転車 下

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    富山の大自然の中、また、京都の伝統ある町屋の風景の中、様々な登場人物の心情の変化などに触れて、優しい気持ちになる素敵なお話でした。そして登場人物たちがこれからも幸せであってほしいと思います。

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    2023年12月10日