宮本輝のレビュー一覧

  • 潮音 第一巻

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    ネタバレ

    越中富山に生まれた川上弥一の目を通した幕末の歴史。維新の志士を通した話はあきるほど読んできたが、商人の目を通して見た歴史の転換点はユニークで読み応えがある。一巻は安政の大獄まで。読み進むにつれて、才児などの脇役にも愛着が湧いてくる。

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    2025年04月02日
  • 螢川・泥の河

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    宮本輝さん、錦繍に続いて二作目。
    最初は方言に慣れるまで戸惑ったが、泥の河、螢川ともに心理、情景描写が深くて、想像を掻き立てられる。
    物悲しさのある暗い話だけど美しく感じた。

    幼年期と思春期のふたつの視線で、人の世の哀歓を大阪と富山の二筋の川面に映し、生死を超えた命の輝きを刻む初期の代表作2編。
    「泥の河」 太宰治賞
    「螢川」  芥川賞

    解説に書かれてあるように、
    古くてなつかしい風景に宿る人の暮らしの哀しみを味わえたように思います。美しい文学的表現、再読したい。

    本日、素敵な書店にて購入。感謝です。

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    2025年03月19日
  • 灯台からの響き

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    スリリングで手に汗握るような展開ではないのに一気に最後まで読みたいと思わせてくれる、宮本輝さんの本にはそういったものが多いと思います。本書もその中の一つだと思います。

    灯台めぐり、老後の楽しみに良いかもしれないですね。足元には気をつけたいと思います。

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    2025年03月04日
  • 潮音 第二巻

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    京を中心とした幕末の動乱が市井の視点で描かれている。話の展開がゆっくりであった第一巻とはうって変わって、ストーリーが目まぐるしく展開する。早く続きが読みたい!

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    2025年03月03日
  • 骸骨ビルの庭(下)

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    戦争から生還し、沢山の孤児たちの親代わりとして生きた男の話。損得勘定抜きに、自分の幸せも二の次にして、こういう人生が送れるってスゴイなぁ。それだけやはり戦争での、人には語りたくない体験が、影響してしまったということなのだろうな

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    2025年02月28日
  • 灯台からの響き

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    ・中華そばの味は康平の人柄を体現しているような気がします。康平の周りにも、お店にもたくさんいい人が集まりますように。
    ・みんな、右肩上がり。

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    2025年02月26日
  • 潮音 第一巻

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    宮本輝✕時代小説✕長編 ということもあり、大きな期待を寄せつつ手にしてみた。
    前置きがやや長くてもどかしさを感じたが、ストーリー自体は読み応えあり。視点の置き方が流石と感じた。続編に期待。

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    2025年02月22日
  • 螢川・泥の河

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    「螢川」は芥川賞に輝いた作品である。主人公竜夫少年時代より物語は始まるが昭和37年3月末からである。その時代に作者は生まれていないがその頃の庶民の生活実態を作者は如何にして斯様に描けたのであろうか。思わず小生の少年時代から苦労の青年時代を偲ばせられる思いでジーンと人生の真実が告げられた感じがして現実涙が流れた。芥川賞作品というと現実物は抽象的で作者よがりの作品が多く、読まず嫌いの感がなきにしもあらずだが、この様な平易な書き方で、ものすごい感動に接した。本が好きで良かったー。と切実に感激した。宮本輝の作品が俺を待っている。小生の健康も余り先が無いように思われるが、著作者の作品に心が動かされ、もう

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    2025年02月20日
  • 優駿(下)

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    今の自分なら平八郎な誘われたら思い切って着いて行くだろうな。牧場を持ったり馬主になったりするのはちょっとした夢だよなぁ

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    2025年02月13日
  • 彗星物語

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    「森の中の海」に続く宮本輝。事件が次から次へと起こるのだが、留学生と犬とで、いつのまにやら解決してしまう。楽しく温かい家族の物語で、いつまでも読んでいたかった。うちも高校生の短期ホームステイ位なら受け入れても良いかも。出会いは彗星のごとく。本当にそうなんだよなぁ

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    2025年01月23日
  • 長流の畔―流転の海 第八部―(新潮文庫)

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    人生において、これ程裏切られた人間はいるだろうか
    その度にドン底に落ち、蘇る繰り返し
    全8部にわたる
    最後の一巻になってしまった
    30年をかけて作者が育てた作品を1か月で読んでしまいそうだ

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    2025年01月15日
  • 満月の道―流転の海 第七部―(新潮文庫)

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    波乱の人生が続いている
    作者の年齢と熊吾の年齢が並んだ
    あと残り2巻となってしまった
    大事に読んでいこうと思う
    解説にある登場人物一覧
    素晴らしい

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    2025年01月13日
  • 地の星―流転の海 第二部―(新潮文庫)

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    前作を読んで1年以上経ってしまったんだなー印象深い作品だったから忘れられないけれど細かい部分は忘れているな。読本を片手に復習しながら読んだ。相変わらずの破天荒な熊吾の人生の一部をのぞき見した気分になれた。このシリーズは順番に読むつもりでいるけれどどこから読んでも楽しめるようになっているようだ。振り返りや過去の事柄の説明もあるから読んでるうちに思い出せた。この物語を完結する時はどんな感動があるのか楽しみだ。次は1年以内に読むつもりでいる。

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    2025年01月11日
  • 花の回廊―流転の海 第五部―(新潮文庫)

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    熊吾は伸仁が20歳になるまでは生きたいという人生の目標
    流転の海は第九部で完結とのこと
    ようやく第五部を読み終えた
    伸仁ももうすぐ中学生
    人生陰と陽
    第四部はかなり陰だったか、第五部は陽へと
    第六部はどんな展開になるやら

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    2025年01月05日
  • 血脈の火―流転の海 第三部―(新潮文庫)

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    人間関係、親子関係、夫婦関係
    色々な関係が存在する
    作者はその混沌とした関係を描いて、読者に何を訴えているのだろうか
    子供は成長する
    親はどう対処すれば良いのだろう

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    2024年12月31日
  • 地の星―流転の海 第二部―(新潮文庫)

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    この長編第2部をあっという間に読み終えた
    そのぐらい夢中にさせる作家宮本
    第3部も読む前から楽しみだ
    人生悩むことも多いが、たいしたことないか

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    2024年12月29日
  • 流転の海―第一部―(新潮文庫)

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    超大作、ついに手をつけてしまった
    これからの展開が楽しみだ
    人間、自分、自分に関わる人
    多くのことを第一部で考えさせられた

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    2024年12月28日
  • 螢川・泥の河

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     とても綺麗な2作品です。子供の揺れ動く機微を繊細に捉えながら、悲しみを含んでいたり、社会の黒いところを切り取っている物語が素敵でした。とても哀愁を感じさせる物語でした。宮本輝さんは、2作品目ですが、また読んでみたいなと思います。

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    2024年12月22日
  • 青が散る(下)

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    感想
    思い通りにいかない恋、全てを捧げた部活、周囲で起こる激動。カオスな学生生活にどこか懐かしいようなリアルさを感じる。

    将来の燎平と夏子はどうなったんだろうと色々想像させるような内容だった。


    あらすじ
    安斎は全日本で試合するも、病気がぶり返して危険する。鬱病であると分かる。友人のガリバーはレコードデビューするほど有名になっていた。

    応援団の端山は、不動産業が軌道に乗り始めていた。1学年下のポンクが生意気になってきたことを理由にポンクの退部をかけて、燎平と対戦することになった。燎平はこれまでポンクに勝ったことはなかったが、不退転の決意で試合に臨む。

    燎平はポンクをフルセットの上に敗る

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    2024年12月19日
  • 青が散る(上)

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    感想
    直前に流転の海を読んだから、主人公が伸仁のように見えてしまう。境遇も部活も一緒。これも筆者の実体験に基づく物語なのだろうか?

    昔、部活に打ち込んでた頃を思い出すな。プロになる訳でもないのになんであんなに頑張ったんだろう。


    あらすじ
    新しく新設された大学に入った燎平は、大学に入って何をするか決めかねていたが、ある日であった金子に勧誘されてテニス部に入る。部を作ったものの、コートがなく、最初は二人でコート作りから始める。

    その大学でお嬢様の夏子と出会い、なんとかモノにしたいと思う。燎平はテニスを通して様々な人と出会う。テニスの元関西チャンピオンだが、精神病でテニスが出来なくなった安斎

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    2024年12月19日