宮本輝のレビュー一覧

  • 森のなかの海(上)

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    素晴らしい本。小説というより人間のドキュメンタリーのような。宮本氏は被災者なのか詳しく取材してかかれたのか。何があっても生き続けることを考えさせられる。また人としての質や精神性の高さなど深く共鳴した。

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    2009年12月16日
  • 道頓堀川

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    久々に読み返しましたが、何度読んでも、濃密で味わい深くて、読書をする楽しみを十二分に感じることができるなあと思いました。「辛い哀しい事が起こっても、いっこうにへこたれんと生きていけることが幸せやと思いますねェ」というセリフが好きです。

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    2011年07月18日
  • 星宿海への道

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    宮本輝の小説は、とてもたくさんのものが詰まっていると思う。この小説では、特にそのことを強く感じました。生と死、愛と恨み、孤独、人生における偶然、運命、意志の力、幸せ。いろいろな事が思い浮かびます。あと、しまなみ海道に行きたくなりました。本文中の風景を自分で見てみたい。

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    2011年07月18日
  • 愉楽の園

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    オンナとしてこんな風に生きられたらいいな・・・って思うようなお話。
    心の赴くまま、なすがまま。
    タイに行きたくなります。

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    2009年10月07日
  • 森のなかの海(上)

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    小説内に出てくる「大海(ターハイ)」(これが題材の森のなかの海)が、友人から教わった中国童謡「大海 故郷」とリンクして、心洗われ心救われた作品。

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    2009年10月04日
  • 焚火の終わり 上

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    ネタバレ

    異母兄妹の2人が、兄が見つけた母の謎のメモや、妹の家から異様な写真を発見したことをきっかけに浮かんだ疑問。

    「二人は本当に兄妹なのか?」

    続きが気になる・・・・。

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    2014年02月02日
  • 森のなかの海(上)

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    「流転の海」シリーズは別として、わたしにとっては宮本輝作品の中でナンバー1。懐の深いお父さんにとても憧れを感じる。希望に満ちたものがたり。

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    2009年10月04日
  • オレンジの壺(下)

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    スリルとロマンが一杯詰まった小説。
    ヒロインの成長がよく書かれている。
    宮本さんだからこそ、こんなにわかりやすく丁寧に、且つワクワクさせる文章が書けるんだろうな。

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    2009年10月04日
  • オレンジの壺(上)

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    話が思いもよらない方向へ進んで行く。
    凄くワクワクする。続きを早く読みたい。そんな小説。
    このヒロイン、共感できる。

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    2009年10月04日
  • 約束の冬(上)

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    月光の光を読んだ時には難しすぎて全然わからなかったのだが、約束の冬を読んで、これは辺見庸に次ぐ写実的な作家だと思う。

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    2009年10月04日
  • 森のなかの海(上)

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    背景には、阪神淡路大震災がある。その中で行われていたヒトとも思えない所業で夫と離婚した妻。両親が死んでしまい3人姉妹だけで生きなくてはいけなくなったものたち。森の中でひっそりと生きていた、過去の知れない老婦人。
    老婦人死後、妻と姉妹達は森の中で暮らす。そこでの再生と救済物語。

    教育のあり方を見た気がしました。最初は気持ち悪いくらい、人間不信に陥りそうでしたが。

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    2011年01月20日
  • 月光の東

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    今のところ宮本輝の中で一番好き。
    わがままに、自分ペースで、
    周りを巻き込んで生きていく、
    ちょっとうらやましい女性。

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    2009年10月04日
  • 焚火の終わり 上

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    2007/02/05 Mon
    知人から貸された本w
    宮本輝は初めての挑戦です。
    茂樹と美花の異母兄弟?が、その真相を追い求めていく。
    どうなの??どうなるの??と思いながら読んでたら、あっという間に上巻を読み終えてしまいました。
    最初から「やばいなぁ」とは思っていたけど、やっぱりって感じ。
    1つ気になった点。
    渡辺淳一を読んだ後なので、こういう疑問が出ると思うのだけど、渡辺淳一の本では「射精そのものの快楽は相手によって違わない」とあったけど、この本では茂樹が「かつて味わったことのない、痺れつつのけぞるような快感」を感じている。
    背徳がそう感じさせるのか、本当のところどっち??という感じだっ

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    2009年10月04日
  • 約束の冬(下)

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    これぞ宮本輝の世界!!
    あくまでも私の中での宮本輝さんのイメージですが。
    久々に大満足。
    特別哀しいできごとがある訳でもなく、ごく普通の日常(多少のゴタゴタはあるけど)が描かれてるだけなのに、なんだか泣けた。
    読み終わって幸せな気持ちになれた。

    もしも10年前に「10年後、地図の場所でお待ちしています。ぼくはその時、あなたに結婚を申し込むつもりです」なんて手紙をくれた高校生が自分の目の前に現れて、しかも今でも想い続けてくれてたら、それってすごいドキドキだよなぁ。
    いい年して私ってばまだ「白馬に乗った王子様」思考があるのかもしれない。。。
    宮本輝さんは「日本という国の民度がひどく低下してい

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    2009年10月04日
  • 約束の冬(上)

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    200607/やっぱり宮本輝はおもしろいなぁ
    201110/わー。5年ぶりか。たいして面白いと思わなかった・・・。読書ってそういうもんか。

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    2011年11月04日
  • オレンジの壺(下)

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    200602/最後にも謎は解けないままなのに、それでもなぜか、頑張
    ろうという気になる。―以上、終わり―にも納得。私はきっと、宮本輝以外の人がこの小説を書いていたら好きにならなかったと思う。

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    2009年10月04日
  • 人間の幸福

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    初めて長い小説を完読した。ストーリーはありふれた話だった覚えがあるけど、後残りが良い本だった。最高に好きな本の一つになった。

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    2009年10月04日
  • 花の降る午後

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    幸福物語だというから読み始めた。この頃の私には宮本さんや村上春樹さんの登場人物の動かし方はついていけないことがある。あまりにshockで寝込んでしまったりするのでソフトなのしか読みたくない。夫の残したフランス料理店を切り盛りする美しく若い?未亡人のまわりで起こるもっと若い画家との恋や、おぞましい人間達の店乗っ取りの魔の手。神戸という町らしい国際色豊かな人間関係の中で物語は進んでく。彼女は恵まれてるよ。信頼できる才能あるナイトのような人々に囲まれて。荒木美砂がアビィニョンをほしがるわけだ。幸運・福運のかたまりみたいな人だ。悪は天が許さない。そうだね、焦っちゃいけない。素人臭いのは大成しないという

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    2009年10月04日
  • 花の降る午後

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    とても好きな作品。作者もあとがきで書いているとおり、この物語の結末としてはハッピーエンドなのだけど、でもなんとなく物悲しさも感じる・・・主人公の今後が平坦な道では決してなさそうなところがそう感じさせるのか?でも必ずこの主人公には幸せになって欲しい・・・思い入れが強すぎるかな??

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    2009年10月04日
  • 生きものたちの部屋

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    2000年ごろ購入。
    宮本輝のエッセイとのことで。
    マスキングする前の宮本輝の姿を堪能できます。作家というものは随所にこだわりが多く,また,こだわりだすとのめり込む傾向が非常に強いので,読んでいて面白い。

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    2009年10月04日