神田昌典のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
25年も前に書かれた本のため、ところどころ時代を感じるが、この本の本質自体は色褪せない。
筆者はエモーショナルマーケティング、というコンセプトを提唱し、懸命な営業により売るのではなく、顧客から売って欲しいとお願いされるための手法を解説。また、そのために掛けるコストも、大々的なテレビ広告などではなく、古典的なチラシを使うため、非常に格安で実行可能。
エモーショナルマーケティングは顧客が購入に至るまでのプロセスを研究し、そこに登りやすい階段を付けてあげることに似ている。
まずは商品を買いたいというよりも、そうした商品に興味がありそうな人を集め、無料サンプルなどを使わせる。そして、サンプル使用を通じて、いつの間にか顧客から注文が来るようになる。再春館製薬のドモホルンリンクルの販売手法はこれに近い。
使用する広告は、売り込み臭をさせない、相手にリスクがない提案のみ行う、次の行動のための必要情報は全て与える、ことを徹底。このため、非常に長い思いのこもった文章ほど良いとしている。
現代で言うところの顧客ナーチャリングコンセプトに違いが、おそらくSNSの出現で人間の購買行動が変化して、刺激の多さに麻痺している人が増えている中で、現代流にアレンジは必要と感じた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレいろいろな企業、特に最近の企業が取り上げられていて、読みやすい。
中でも、ポケモン世代についての話は新しい視点だった。
私はやったことがないので、なかなかわからないので、完全に引用になってしまうのだが。
ポケモンは「周囲を敵視しないで一緒に遊ぶ」という価値観がある。野生のポケモンと戦うことはあっても、完全に叩きのめすのではなく「仲間」にしていく。みんなで遊び、楽しむ。育てることで進化してく。「一人ひとりが進化し、個性を発揮すれば、だれもがヒーローになれる」という価値観。
多感な子ども時代にこういうゲームをして育つと、誰かを蹴落とそうとするのではなく、皆で共生できるよう、社会変革に強い興味をもつ。
多様性を認め、軽やか。
そういう世代だそう。
彼らが起業し、社会変革をしていく新しい時代という切り口の紹介があり、面白い。
しまった。子どもにポケモンで遊ばせるべきだった!