【感想・ネタバレ】2022――これから10年、活躍できる人の条件のレビュー

あらすじ

「あと数年で会社はなくなる」「中国は2025年まで発展、日本は2020年以降、崖から転がるように落ち込む」「iPhoneは2016年に製造終了」……本書で語られる、衝撃的な予言の数々だ。客観的にみれば、日本を取り囲む状況は、真っ暗。にもかかわらず、「これからの日本は、チャンスに溢れている」と著者は言い切る。しかし、それは「今希望を描き、行動を起こす」ことを選んだ人のみ。つまり、今この瞬間のあなたの選択こそが、これから10年、活躍できるか、後悔する人生を送るかのターニングポイントなのだ。「これからの10年はどうなる?」「日本人だけがつかめるチャンスとは?」「若手ビジネスパーソンが今、すべきこととは?」「30代・40代の役割とは?」……答えはすべて、本書の中にある!カリスマ経営コンサルタント・神田昌典が満を持して送る渾身の人生論、ついに完成。

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オーディオブックにて。東日本大震災直後の2011年に書かれていたとのこと。2025年のいま、答え合わせのような気持ちで聴了。純粋に面白かった。
単なる神田さんの未来予測だけでなく、読者である我々がどうやって未来を予測していくかという具体的なやりかたについて、70年周期説やプロダクトライフサイクル理論の活用などを紹介している。

この本の刊行以降で戦争や戦後復興に匹敵する大きな出来事といえばやはりコロナとChatGPTなのであろう。
たとえば「会社がなくなる」説に対する、コロナ以降のテレワーク普及やフリーランス・副業ブームなど、いい線ついている説が多いなと感じた。
そして、答え合わせに留まらず、2025年現在でもちゃんと学べる本。これから40代を生きていく自分に対するエールとも受け取った。

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2025年02月18日

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・人生7年節目説
~28 世話役 今
~35 探求者 次
家族を大切にしながら、専門性高めていく
その後40代で海外移住に挑戦し、半ばで起業か新たなステージにいく
起業の勉強するために読書会に参加する


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2021年07月03日

Posted by ブクログ

世界のさまざまな現象にはサイクルがある
コロナ禍の今も後々見ればあるサイクルの一部分

今起こっていることが一度収束しても、また繰り返される→次はどうする?

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2021年04月07日

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これからの日本の衰退、会社がなくなる
作者の予想がすごく現実的なものに感じる。
その中で、どのように私たちは行動するべになのか?
自分の教養の無さ、何か行動しなければ
そのような衝動に駆出してくれる書籍。

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2021年01月18日

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ネタバレ

印象に残ったのは①会社、資本主義のカタチが寿命を終えるのは2024年ごろ②ピーター・ドラッカーはNPOが社会の中核的組織になると予言③夢をリストに書けば、多くが3年後に叶う。そのプロセスは決して平坦ではない。だからこそ本当の強さを身につけられる④癌と診断され、まず妻を、次に病気をハッピーにと考えた。自分で病気を作ったので、片付けに着手。生きると繰り返し口に出して宣言し、徹底的に調査。あらゆる治療法を行ない、消えた⑤自分で死に方を決められないし、死に時を決められない。人間ができることは、その日まで生きること

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2019年12月21日

Posted by ブクログ

その本を読むことで、それまでの自分の考え方を大きく変えることになった本を、私のレビュー評価の中で星3つ(booklog評価では星5つの最高点)としていますが、この本はそれに該当するものです。

神田氏の本は社会人になった20年ほど前から読んできたと思いますが、彼が本の中で書いているように、初めての日本社会の将来を予測した本です。その予測が、マーケティングでよく使われる成長曲線や、10年ほど前に彼が本にまとめた「春夏秋冬理論」に基づくもので、日本の歴史は70年周期でみると類似性があるそうです。

おそらく数年から10年程度の誤差(これが私の年代には大きく影響しますが)はあるでしょうが、方向性は神田氏が指摘している通りだと感じました。この本は彼をFacebookでフォローしているので、2章までをWebで読むことができ、衝撃を受けました。

今までの考え方が通用しなくなるという経験は、私たちの祖先も何度もくぐり抜けてきたことなので、私も彼らに見習って、溺れることなく自力で泳ぎ切る覚悟を持とうと決心しました。

以下は気になったポイントです。

・未来とは選択であり、それは意志によって実現する、どんな予想外な障害が目の前に現れたとしても、それは私たちが描く未来を打ち砕くものではなく、加速化させる存在(p26)

・歴史とは、ランダムな出来事の連続で創られるのではなく、同じパターンの物語の繰り返しで創られる(p29)

・歴史はどう創られるかがわかると、未来をどう創られるのかについてもわかる(p37)

・4世代(志・能・公・商)がバトンタッチすることで、70年間でひとつの歴史サイクルをつくる(p38)

・2007年以降の私たちは、2015年からはじまる新しい時代を創るための、対話すべき時期にある(p44)

・文明が崩壊する原因は、戦争でも病気でも食糧危機でもない、歴史が大きなターニングポイントに差し掛かったときに、「引き継ぐべき価値観」と「捨て去るべき価値化」を見極められなかったどうかの違い、できるものは進化、できないものは滅亡(p45、134)

・今回の地震(311)で、日本列島が東南東方向に動いた、傾いたので、それを補正するためにさらなる地震が起きる、阪神大震災が開始とするとあと34年間(p55)

・江戸時代の「おかげまいり」は、1867年8月から始まり、12月に王政復古がなされると急速に収まる(p65)

・地域を愛するリーダーが多数生まれ、地域コミュニティが強くなれば、地震も犠牲も最小限に抑えられる(p71)

・デント氏の予測法を極めて単純化して言えば、景気は46-50歳の人口の増減によって決まる、人生で最もお金を使う年代だから(p87)

・現在の中国は35-44歳に大きな山があるので、2020-25年までは中国経済は大きく成長する(p90)

・高齢化社会においてイノベーションを支える市場は、高齢化にシフトする、日本が凄い(p107)

・iPhoneの導入期は2010年6-2007年6月の3年間、これがわかると成長期の終わりは2013年6月、成熟期の終わりは2016年6月とわかる、2011年10月に発売された4Sは成長期のど真ん中の商品(p126)

・各モデルのライフサイクルが最長期の3分の1になったときには、晩年になったサイン(p132)

・企業の寿命(最盛期)を調べると、1970年代:50年、1983年:30年、1997年:12.5年、2008年:10.5年である、会社のコンセプトがほぼ寿命を終えるのは、2024年、資本主義の形がこのころに終わる(p137)

・価値ある経験を社員に積ませることができなかったら、頭と手足しかない組織で手足が残る、「十年後は会社がなくなってもおかしくない」と中堅会社が危機を持つ理由(p145)

・48歳の著者が息子に与えるアドバイスとして、1)海外留学、2)英語、3)中国語(p158)

・なぜ外国人力士は日本語が話せるのか、路上のお土産物売りが、なぜ日本語ができるのか、それは話す内容を限定しているから(p160)

・現実は、ものの見方で変わってしまう、過去からの延長で現在をとらえるか、未来からのあるべき姿からの逆算で、現実をとらえているかで違う(p176)

・これまでの学習では情報を得ることが重視されてきたが、それが決定的に変わったのは2008年末、インターネット普及率が上限に達したから(p182)

・読書会がもたらす4つの成長ステージは、Information(個人能力アップ)、Interformation(チームの中で自分を知る)、Exformation(自分の世界を外に創り始める)、Transformation(共感者とつながる)(p195)

・時代が動くということは、いままでの日常との間にギャップが生まれるということ(p211)

・東日本震災以降、顧客が求めるのは、「共感」「優しさ」「つながり」といった「顧客との親近感」に変わった(p226)

・本当に熱中できる仕事に、リスクはない(p238)

・人生を7年毎に12のステージがある、無垢・孤児・戦士・世話役・探究者・破壊者・恋人・創造者・支配者・魔術師・賢人・愚者(p249)

2012年1月22日作成

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2024年09月05日

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ネタバレ

2025年時にこの本を読みました。

2012年に初版、その10年後を予想し、どう生きて行くかの本

ユーモアのセンスがある頭の良い人が作った、教科書と言う感じで、大人も子供も読みやすい

タイトルに2022とあったので「そこから10年?」とふわっとした思いで、購入しました。

「流行りは巡る」「歴史は、繰り返す」という話は聞いていたが、この本を読んで、納得出来ました。

人口分布が景気に浮き沈みに影響がある事、70年周期で、文化?は変わる、人生周期は、7年。

自分は、今恋人期間である事などなど

理解、共感、自分に置き換えて考える事が出来ました。

何回か読む予定

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2025年10月20日

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やっぱり10年前に書かれた本ということもあって、少し考えが古いと感じる部分もあった。
全体的には面白い。

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2023年02月18日

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前半はこれから何が起こるかを、2012年から2022年を予想するという形で
後半はそれに対して我々はどうしていけばいいか示したもの

未曾有のウィルスで人と会うことが禁止される世の中になって、そこからIT技術が進みリモートワークが一般化したという事例は、
皮肉にも70年前の敗戦によって日本人の国民意識のベクトルが大きく変わった事例に似てると思った。

また国際経済等の規模の大きな話も
一人一人の思考や一つの会社の経営に落とし込んで考えると、今の悩みとかなり近いところがあった
指示命令型のマネージャーの下、効率性、親近感、革新性、の3つの歯車が経営層とプロパー社員で噛み合わず、メンタルが潰されかけてた。そして自分自身も突拍子もない目標設定聞くとまずどうせ無理やでが先に出るマインドになってしまってる。やっと言語化できた。

information→exformationがこれから大事。
なんで、なんでって聞かれると答えにつまることが多い→人に説明しようと考えてるうちに自分の理解度が深まる。
これを機にもっと本を読もう。

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2022年11月25日

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歴史は70年周期で繰り返す。その周期で考えると明治維新、太平洋戦争に匹敵するような変革が2015年ごろに起こる。(2021年の今から考えると2020年のパンデミック?)
年代別人口比で見ると、中国インドが発展し、日本は衰退する。だが、日本は高齢化社会の先進国だから高齢者ニーズでリードできるはず。それに加え、EUならぬアジア経済圏のAUができれば、これから少子高齢化に突入する中国という巨大なマーケットがあるから、日本は復活するだろう。

70年周期はこじつけっぽいなと感じてたけど、著者によれば周期年数は重要ではなく(何年周期で考えても同じような事象は見つかる)、歴史は繰り返すという事実を抑えることが重要とのこと。それなら全く同意。

2012年に出版された本だけど、今読んでも鋭い分析。社会環境の変化を踏まえたキャリア設計も解説されているが、中々説得力があった。

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2021年07月17日

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印象に残ったこと
・志能公商で70年サイクルがある
・リーダーになる、そのためには行動

予測できることがある。これからどう生きていくかがみえる。

私が感じたこと
本を読んでいかに行動すべきか大事だと思った。予測できて未来が見えても動かなければ資本家ではなく労働家。労働家でも選択して労働家になるか選択せずして労働家になるか。知って行動できることが大事で、それは全て選択ができる。自分でなりたいと思うビジョンを思い描けば明るい未来、明るい日本が作り上げられる。というワクワクを感じさせてくれる本だった。

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2021年04月15日

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ネタバレ

2012年に神田昌典氏によって書かれた本で、2012年から10年先の未来、すなわち2022年に向けて何が起きるか、どう生きるべきかが記されている。今は2020年、明日で2021年を迎えるが、この本に書かれていることは大枠としては当たっていると言える。

2024年ごろに会社が無くなる、インフォメーションからエクスフォメーションへ、社会事業がビジネスになる、など現在の状況を見ていても、実現しつつあると言えるだろう。歴史は70年周期で巡っているという点に関しては正直本当かどうかよく分からないが、参考にはなった。

組織の三つの歯車...1.経営の効率性、2.顧客との親近感、3.商品/サービスの革新性、この3つがぶつかり合ってしまうと組織は硬直してしまう、という見方は有用だと思う。

2022年はエクスフォメーションとコミュニティを重視して、生きていきたいと思った。

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2020年12月31日

Posted by ブクログ

知人に薦められて読んだ。

歴史、経済、時代の流れ、ビジネスに興味がなく知識もないので
こういったビジネス本を読んだことがなかった。
読んだとしても最後まで読めないことが大半なので
最後まで読めたのがまずすごい。

そういう意味でも語り口調で押し付けがましくなく
読みやすい本だと思う。
そして2012年の時点で予測したことが
2020年の現在読んだときにほとんど当たっている、ピタリとまで行かなくてもズレてないところが驚き。
2020年から世界は変わる、本当にその通り。

もっとこういう本を読みたいとか
世の中への興味とかは湧かなかったけど
今後少しはここで読んだことが自分の中で生きて
社会に対する興味関心が増えればいいと思う。

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2020年06月20日

Posted by ブクログ

2012年発行ですが、未来の予測の立て方について参考になる本です。約70年周期で繰り返される歴史、商品や企業の導入期-成長期-成熟期など、タイミングの予測が不可能と思われるサイクルをわかりやすく解説してくれています。それを踏まえ、これからを生きるために大切な考え方や行動を神田さんなりの視点で記してくれています。「未来は予測不能!」と思考と行動を止めてしまいがちですが、未来を見据えてできることを考えてみたいという方におすすめです。
日本は衰退すると諦めの声が多い中、これからの日本に期待し勇気を与えてくれる姿勢が好きです。

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2020年05月03日

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この本は8年前に書かれたものだけど、読んでいると最近書かれたものではないかと錯覚してしまう。今まさに変革の時代であって、会社は今の形のままでは存続できない。ではどうするのか。覚悟を決めて、熱中すること。本当に熱中できる仕事にリスクはない。

「憂いているよりは、自分がリーダーであることを自覚するほうが楽なのだ。覚悟したとたんに、チャンスが舞い込んだり、いままで会いたくても会えなかった人と会えるようになる。停滞していた人生が、突然、流れ始めるはずだ」
「本当に熱中できる仕事に、リスクはない」

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2020年01月15日

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会社はなくなり、NPOが台頭する
検索できない答えに価値がある
情報化社会→知識創造時代
自己変容マネージャー

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2018年12月22日

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"社会の中で、昔は組織の中でしか実現できなかったことが、今は個人で実現できるようになってきた。
それは、社会インフラの改善、技術革新により以前できなかったことができるようになったから。
これからは、組織に属すること(会社員)が働く場という状態がほとんどだったものから、個の独立、NPO,NGOなどあらゆることで、社会に出ていけるようになった。

生活のために仕方なく働く という社会から 生きていく楽しみを仕事=人生とする ような社会になってきている。パラダイムシフトを紹介したもの。"

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2018年10月22日

Posted by ブクログ

この手の本は,批判精神を持ちながらも,極力素直な心で読むことが肝心

・本当に熱中できる仕事にリスクはない

○会社の未来を阻む3つの壁
・会社では,社員は育たない.
・会社では,無から有を生み出す経験が積めない
・一部の仕事をしている社員が抜けると.会社には何も残らない.

→NPOは将来のビジネスリーダーを育てる場として最適
(マネジメント経験が詰める,事業全体をつかみやすい.即断即決など)
→器に囚われない社会は始まる.

○父から子への3つのキャリアアドバイス
・海外留学(英語・中国語)
・ボランティア体験
・優秀な人材の集まる場所の空気を吸え

○インフォメーションからエクスフォーメンションへ
・インフォメーション:外から情報を受け入れて,自分の中に認識を形創る
・エクスフォーメンション:自分の内にある認識を外へ形創る(FB,Teitter,講演,電子出版など)

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2018年10月09日

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ちょうど10年前に10年後の日本を予想している味わい深い本。

見事なほどに70年周期で歴史が繰り返されている理論は、そのサイクルを見ても無理があるように思えます。それぞれの捉え方はあるにせよ、占い師みたいに「全員にあてはまる」的な未来予測じゃないだけ清々しい予測でした。
防災対策としての昔ながらの地域コミュニティを、現代風に復活させる案は面白いと思いますし、ぜひそうなってほしいものですが、令和風だとオンラインサロンのようなオンラインコミュニティを活用するしかないかな。

未来予測はさておき、これからの日本国と個人でやるべきことは参考になると思います。

人口減社会だからこそ起こせるイノベーションとして、子供の可能性をしっかり伸ばせばポテンシャルを発揮しつつ、高齢化産業を伸ばすというものでしたが、これは元気が出る提案だと思います。落合陽一の「世界再興戦略」にも同じようなことが書いてありました。

子供にできるアドバイス
①海外留学 英語 中国語
②ボランティア体験
③優秀な人材が集まるとことにゆく
この三つをやるべき。これはほんとにそう
未来の日本のリーダーとしてやるべきことは、母国でこじんまりおさまるのではなく、世界に飛び出せということです。覚えておきたいです。

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2022年09月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

歴史は70周年の周期で繰り返される。

新しい時代が切り拓かれる時に
いつまでも過去にすがっていては置いていかれる。

未来を予測する一つの方法として
成長カーブというものがあり
それぞれの時期を読み取ることができる。
iPhoneで言うと
導入期はiPhoneが発売された2007.6
成長期の始まりはiPhone4が発売された2010.6
となると、導入期の期間は3年
成長期の終わりは2010+3だから2013
成熟期の終わりはさらに3年で2016

成熟期にそのままのことをしていても衰退していくが新たなコンセプトを生み出せば、また成長し続けるとあった。

とても納得がいく内容であった

また、イン・フォメーションからエクス・フォーメーションへという章では、知識がありそれを出すだけでは価値がなくなってきたと書かれていた。

本文には例として、以前のテレビ番組では知識を記憶している出演者が感嘆されたが、今はおバカな答えをする出演者が評価される。
シンプルに言えば検索できない答えに価値がある。
著者はこれを情報化時代から、知識創造時代へのシフトと呼んでいた。
1を10にするだけでなく、0から1を生むことができるか。
これからの時代に求められていることだと思った。

最後に、心に残った言葉
本当に熱中できる仕事に、リスクはない。

これが自分の仕事だと思えるプロジェクトが現れたときにはそのように感じるという。
そのようなプロジェクトに出会えた時は、自信をもって飛び込みたいと思った。

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2022年03月03日

Posted by ブクログ

2012年時点での、10年予測と対処法
当たっているのもあれば、「そんな事あったか?」と思うもの両方
そもそも、予言書や占いと同じで、漠然とした曖昧な表現で書いていれば、読んだ人が勝手に思い当たる事柄を当てはめてくれるし、多少のズレがあっても当たった事になってしまうよね

前半は周期仮説による予測で、後半はありがちな自己啓発本
そもそも、周期って言ったってきっちりその年数で繰り返す根拠がわからん
スケールの違いはあるでしょうが、停滞、変革、騒乱、安定を繰り返すという理屈はわかるけど、その周期が70年という根拠に乏しい
そもそも毎年何らかの出来事は起こっているわけで、変化のない時代ってそもそもないと思うんですよね
それを後付けでどうこう言われても……といった感じ


東日本大震災から、コミュニティに見直しが行われているのは当たってるかな
それが祭りという方法を取っているかは別として
うちの自治会も、災害時のために普段からの地域交流が大事という建前でやってるからなぁ


日本の凋落と中国の台頭は当時から既にあった事なので、予測とも言えない
アジア地域というくくりに関しては、成功している国や都市があるけど、全体として中国の影響力が強いだけなんじゃなかろうか?


「会社がなくなる」という漠然とした表現
なくなるわけがない……
確かにフリーランスという生き方もできるようになった
けど、それとて会社という仕組みがを前提とした社会があってのものですしねぇ……
相変わらず大企業は大企業だし、中小企業の平均継続年数が短くなっているというのも本文中に語られているのとは状況が違うと思う


iPhoneはジョブズ亡き後、大きな革新がなくとも順調に伸びてるけどねぇ?
シェアに関して言えば、世界的には前よりは落ちてるんだっけ?

それよりも、IoTが進んだ結果、スマート家電とかのインターフェースとしての役割が新たなイノベーションだろうか?
もしくは、AWSのようなクラウドの大規模な利用とか?


エクス・フォメーションに関しては、今まで「インプットだけではなくアウトプットを!」と言われていた事の言葉を変えただけなのでは?
特に目新しい概念ではない
その自己の外に形成する手法としての媒体が変わってるだけな気がする


この手の本は大抵は起業のススメになってるよなー
結局は自分たちの顧客や市場を増やすためのマーケティングにしか思えない
ま、こんな本を手に取る人たちの需要とうまくマッチしてるのかもね

やはり、私に合うビジネス書や自己啓発本はなかなか出会えないですね

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2022年02月01日

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歴史は70年を1つとして繰り返すという説は個人的に昔からあると思っていて、結構メジャーな考え方だとわかる。
今後必要なのは、日本をアジアとして捉えるような国際的視点と、自分がなにかを変えていくというリーダーになる決意とスキルを磨くこと。
結論としては、他のビジネス書と遜色ないが、筆者のエピソードが随所に挟み込まれ説得性が増している。

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2020年04月06日

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ちょっと嘘くさい部分もあり、鵜呑みにすると怖いところもあるが、文章は面白い。今までの成功本から、少し路線を変えたようだ。

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2019年09月23日

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どういう人間が活躍出来るのかはよく分からなかったが、著者が基本的に明るい人間であるのは分かった。確かにいつ死ぬかも死に方も選べない。だから毎日生きる。それが目標で、後は楽しいに越したことはない。

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2019年09月17日

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心に響くフレーズ
① 本当に熱中できる仕事にリスクはない。そして、それがライフワークに出会えた瞬間だ。

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2019年09月09日

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少し前(2012年)の本だけど、その当時の著者の10年後予測だから、答え合わせ的に読んでも面白いかも。
これからの10年後にも役に立つ内容も多々あった。

・歴史は70年周期で巡る
・人口ピラミッドから未来を予測(特に46〜50歳の人口。そこで経済はピークアウト)
・会社の競争力を作る文化は3つ「経営の効率性」「顧客との親近感」「商品/サービスの革新性」
・この3つは衝突することが多い
・会社の強み、経営者の強みを分けて考える
・夢を抱き外に出よう(英語と中国語を学ぼう)
・イン・フォーメーション、エクス・フォーメーション
・本当に熱中できる仕事に、リスクはない

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2019年08月05日

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著者を踏み台にして、あなたがどう考え、行動するかが大事との言葉に惹かれて読み始めました。

知識を集めるだけでなく、外に発信することも必要だと改めて考えるきっかけになった本

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2019年07月03日

Posted by ブクログ

1.この本をひと言でまとめると
  未来の予測、そして未来の世界を生き抜く方法

2.お気に入りコンテンツとその理由を3から5個程度
・大人が引きこもるなら、子供たちの可能性と選択肢を奪う(p113)
 →グローバル社会待ったなしの感じ。海外へ行く機会を探したい。
・会社というコンセプト自体を革新していくべき(p137)
 →今の会社を見つめなおす機会。イノベーションが出てないような気がする。
・NPOで経験を積む(p153)
 →会社の外でも成長する機会はある。成長するために自分で作ってみるのも面白そう。
・検索できない答えに価値がある(p184)
 →知識は売り物にならない。自分で考える力が必要ということ。
・知識創造時代における成長の四段階(p194)
 →読書会の発展型を教えてもらいました。
・起業力=生きる力(p233)
 →常に企業を考えることが重要。そういう人たちと付き合うようにしたい。
・過去からの延長線上に夢は描けない(p246)
 →自分自身はこれまでの価値観にかなり縛られている気がする。考え直したい。


3.突っ込みどころ
・新しい歴史サイクルに入った後の時代がどのようなものか明確なイメージができなかった
・価値観が大きく変わるというが、変わらないものを見ぬく必要もあるのでは?

4.自分語り
・今やっていることと将来の成長産業とライフワークをどのように近づけるか
・やるべきことが具体的でよい
・ドラッカーの「ネクストソサエティ」を読んでみたくなった

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2018年12月30日

Posted by ブクログ

・歴史は70年のサイクルで回っており、ちょうど70年前は第二次世界大戦前後、さらに70年前は西南戦争前後。
・景気は46〜50歳の人口増減によるものという説がある(ハリー・S・デント・ジュニア)
・中国、韓国、日本で共通する価値観=儒教
・渋沢栄一は当初から資本主義が暴走するのをしっていてそれを食い止めることができるのは道徳とし、「論語と算盤」という書を残した。
・ここ十数年、会社の経営効率化が進む中で、現在息苦しく感じている社員は、おそらく「革新性」「共感力」に優れた人材。環境を変えることにより、再び能力を発揮する。
・起業力=生きる力になる。
・夫が成功すれば、妻は自分ひとりが置いていかれたような気がして、夫の周囲に対する嫉妬心が湧いたり、自己嫌悪に陥ったりする。

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2018年12月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 はじめにより・・・
 2010年12月7日―当時46歳の私は、癌だと告げられた・・・
 ・・・私がやったことは、とにかく生きることを選択したことだ・・・
 ・・・希望を捨てず、未来を画き、行動を続けた。
 その結果、生まれ変わった気分で、再び目の前の仕事に着手できることになった。・・・
 ・・・私たちは困難にぶちあたったとき、・・・可能性を閉じてしまいがちだ。
 だが、決して、あなたは、可能性を閉じシナリオを選んではならない。
 自分が選択する未来が、現実となる。だからどんな困難にぶちあたっても、あなたが未来への扉を開き続けられるように―不安がかき消され、行動がかきたてられるような―強い未来を、私は、この国に宣言しよう。120317

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2020年05月08日

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