神田昌典のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
たまたま手にとった著者は、勝間和代さんがキャリアアップの参考
にしていたという神田昌典さんの本だったため、ちょっと興味が高かった。
この方のサラリーマンをやめてからの成功体験。
自身で書いたレポートを雑誌社に売れたときのブレイクぶりには、
かなり驚くが、やはりそれまでに勉強してきた
背景知識があってこそなのだと思う。
この本自体は、前書『あなたの会社が90日で儲かる』の続編で
引き合い客との関係をどう強固にするか
がメインのため、
どうやったらお客が気にしてくれるか
については、前書を参考にすること。
著者いわく『実践は、瞑想より100倍かっこいい』のとおり
自身が明 -
Posted by ブクログ
いくつかの本で紹介されていたので気になって購入。
タイトルから、多読の勧めのような内容を想像したが、実際は至極真っ当な読書術本だった。ただ、読書術としてもやや物足りなさを感じたというのが正直なところ。
フォトリーディングを日本に広めた張本人とは知らなかったが、すでに読んだ他の読書術の本で目にしていたため、目新しさを感じられなかったのが残念。他に、目的を持って読書をすること、読書会の効果等が書かれているが、正直「バカになるほど本を読む」という話との関連は薄いかな…と思った。
読書術の本は多々あるが、とりあえず始めの方に読む1冊という印象。 -
Posted by ブクログ
1.この本をひと言でまとめると
未来の予測、そして未来の世界を生き抜く方法
2.お気に入りコンテンツとその理由を3から5個程度
・大人が引きこもるなら、子供たちの可能性と選択肢を奪う(p113)
→グローバル社会待ったなしの感じ。海外へ行く機会を探したい。
・会社というコンセプト自体を革新していくべき(p137)
→今の会社を見つめなおす機会。イノベーションが出てないような気がする。
・NPOで経験を積む(p153)
→会社の外でも成長する機会はある。成長するために自分で作ってみるのも面白そう。
・検索できない答えに価値がある(p184)
→知識は売り物にならない。自分で考 -
Posted by ブクログ
・歴史は70年のサイクルで回っており、ちょうど70年前は第二次世界大戦前後、さらに70年前は西南戦争前後。
・景気は46〜50歳の人口増減によるものという説がある(ハリー・S・デント・ジュニア)
・中国、韓国、日本で共通する価値観=儒教
・渋沢栄一は当初から資本主義が暴走するのをしっていてそれを食い止めることができるのは道徳とし、「論語と算盤」という書を残した。
・ここ十数年、会社の経営効率化が進む中で、現在息苦しく感じている社員は、おそらく「革新性」「共感力」に優れた人材。環境を変えることにより、再び能力を発揮する。
・起業力=生きる力になる。
・夫が成功すれば、妻は自分ひとりが置いていかれ -
-
Posted by ブクログ
「本を片手に街へ繰り出そう」
本書では、前半部で読書のメリット・速読術について、後半部で読書会の勧めやその可能性について記されている。個人的にはこの後半部から学んだことが多かった。
読書においてアウトプットが重要であることは、これまで複数の読書術に関する書籍から学んでいたが、本書ではそのアウトプットの形態の一つとして読書会を推奨している。「気になった文章にラインを引く」「本のレビューを書く」といった一般的なアウトプットは自己完結してしまうが、「読書会」という方法は自分のインプットに対して他者からフィードバックを貰えるなど、自己だけでは完結しない"良質な"ア -
Posted by ブクログ
神田さんは「頭でっかちになると、数字(結果)の分析の方に関心がいっちゃう(しかし)社員が30名以下の零細企業にとっては、まったく必要ない」と言い切っています。むしろ「お客をを増やすシステムの構築を、効果的に進める、感情マーケティングが必要」と説いています。
私は、ここを読んで、実は大企業と言われている会社も、もっとお客を増やし、ファンになってもらうことを考えないとダメなのではないか?と思いました…。
《集客は、あなたとお客とのコミュニケーションである。そしてコミュニケーションがうまくいくと、あなたの思いが伝わって、集まる人が増えてくる。お客さんが、あなたの会社のファンになっているというこ -
Posted by ブクログ
MBAを取得した著者が、逆に叩き上げで築き上げたノウハウを、事例やチャートを含めてまとめたのが本書です。
既存のフレームワークは、現代のビジネスでは適合しない部分もあるとし、自身もMBAを取得したものの、戦略を理解してなかった、と振り返るところから本書は始まります。
それを踏まえ、著者の外資系メーカー勤務時代やコンサルタントでの経験から、ライフサイクルを土台に、商品、顧客、競合、収益シミュレーション、タイミング、メッセージを戦略項目とする「スター戦略構築法」を説いています。
ライフサイクルの導入期、成長期、成熟期、衰退期はそれぞれ同じ期間であり、ビジネスの上りエスカレーターに乗るには、成長期の -
Posted by ブクログ
人もお金も動き出す! 都合のいい読書術 [新書版]バカになるほど、本を読め! 2017/8/19 著:神田 昌典
本が持つ、「奇跡的な効果」は私たちの人生の価値を決定するほど重要なものである。だから著者は「本は一人で読むもの」といった孤独な読書観を本書においてぶち壊している。
その結果、私たちは、AI時代に飛躍する、大きなチャンスを見出せるようになるはずである。
本書の構成は以下の4章から成る。
①なぜ、活躍できる人は皆「バカ」なのか
②目的志向型読書
③本を持ち、町へ出よう
④アクションが変革を生む
本書で紹介されているような「一人」ではなく「多人数」で読む読書。読書会のような類に -
Posted by ブクログ
神田昌典さんといえば
経営コンサルタントですが、
特にマーケティングの分野で有名です。
本日ご紹介する本は、
コンサルタントの神田昌典さんが、
実際にコンサルした会社の取り組み事例を紹介した1冊。
事例は7つあります。
それぞれの取り組みは異なりますが、
ポイントは
「労働力の提供から資産の提供への移行」
ゼロから事業をスタートした場合、
はじめは労働力の提供によって収益を確保します。
その場合、労働力の限界がボトルネックになります。
このボトルネックを突破するには
顧客へ提供する価値を、労働力から
資産へ移行する必要があります。
そして、自社に十分な資産(顧客価値)がなくても
他 -
Posted by ブクログ
「自己投影型消費」に関係する市場が大きくなった現代では、「物語」を提示する能力が求められると著者は考えています。
本書で提唱されている「全脳思考モデル」は、一枚のチャートで物語を思い描くためのツールですが、同時にそれを用いてアイディアを生み出し一つの企画へと育てていくまでのプロセスもまた一つの「物語」として描かれるというところに、このモデルの特徴があるように思います。それは、働くことと消費することの区別がなくなりつつある現代の動向にうまくマッチしているようにも思うのですが、残念なことに本書ではそこまで踏み込んだ考察は展開されていないように思います。
後半は、イメージの力を活用するCPS(C -
Posted by ブクログ
ネタバレ"価値観は社内ではなく社外で創られる時代になったという点、その一環の業務を行なっている私にはかなりしっくり来る内容だった。
社外のリソースをどう活かすか、はたまた、その活かされる役割である場合は何を提供できるかは今後のポイントの一つになりそう。
体験談から、マインド面の解説まで幅広い内容で、多くの気付きがある一冊。
これからの時代の働き方を考えさせられました。
----------------
◆社内で価値を創る時代から、社外で価値が創られる時代になった
⇒社外の場所・人間からアイディア・資産が産まれる
例)Airbnb
場所と人をつなぐマッチングの場を提供
⇒「安く快適に -
Posted by ブクログ
・⭐️効果的な読書は明確な「目的」を持つこと
→読書をした結果何を得たいのか?→この本はどのくらい自分にとって重要か?どのくらい詳細に理解する必要があるか?どのくらい時間をかけたいか?
・文書をざっと見渡す(目次)
・知っているけど言語化できない場合は、この人の名前を知っている彼の名前はもうすぐ思い出せると自分に言い聞かせる→何をしたいと強く思いきっとできると思いそれをいったん忘れると願いは叶う
・上達したいと思っているスキルに関する本を何冊か読む
・何が欲しいかの問いにはっきり答えられるならそれを手にするのは時間の問題
・継続すること、成功に向けて学び続ける(できる範囲でスピードを上げていく