あらすじ
米国で読み継がれる「超」定番、待望の日本版登場。
『究極のセールスレター』は全米中のダイレクト・マーケティングにかかわる人々が必ずと言っていいほど参考にするバイブルである。
実際、監訳者の神田昌典氏(『60分間・企業ダントツ化プロジェクト』『あなたの会社が90日で儲かるの著者』)をして「(本書で紹介されている)セールスの公式は、危険なほど効果的である。正直なところ、アカデミックにマーケティングを研究する人たちは、口が裂けても言えないセールスの真実であろう」と評している。
著者であるダン・ケネディは米国のダイレクト・マーケティング界のグルと呼ばれている人物。コンサルタント、あるいは、セールスレターのコピーライターとして一度でも雇ったことがあるクライアントのうち、繰り返して依頼をしてくれるところが約80パーセント。そして、彼が書いたセールスレターに対して、報酬は日本円にして200万円~300万円(!)、それに加えて使用回数と成果に基づくロイヤルティが払われている。
これほどのグルが実際に仕事をするうえで使っているのとまったく同じプロセスが本書では紹介されている。「お客を理解する」「売り物を理解する」といった「超」基本的なことから、「文末の『追伸』の書き方」「封筒のデザイン」「文章レイアウト」など、プロならではディテールへのこだわりまでが解説されている。シンプルではあるが、一生役に立つ本と言える。
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Posted by ブクログ
ダイレクトマーケティングの第一人者、ダン・ケネディ著。個人的には、「最強のコピーライティングバイブル」のほうがセールスライティングについて体系化されていて理解しやすい。
○書く手順
・顧客をしっかり理解する
・提供するものをしっかり理解する
・下書きを書く(コピーライティング重視)
・書き直す
○顧客をしっかり理解する
1.お客が抱えている、夜も眠れないくらい心配な消化不良の問題は何か?
2.お客は何に不安を感じているか?
3.お客は何について、誰に対して、怒っているか?
4.お客の毎日の不満の上位3つは何か?
5.お客のビジネスあるいは生活上の、今の風潮とこれから起こる風潮はどんなものか?
6.お客が密かに一番熱望しているものは何か?
7.お客の意思決定の仕方に、特有の傾向はあるか?
(例えば、技術屋=非常に分析的など)
8.お客の使う専門用語はあるか?
9.同じようなものを売ろうとしているのは他にどんなところがあり、どのように売ろうとしているか?
10.同じようなものを売り込んだのはどんなところで、なぜ失敗したか?
○提供するものをしっかり理解する
・特徴と利点をリストアップする
・特徴と利点は全然違う。利点は顧客にとってのもの
┗ 人が買うのは物そのものではなく、その物が提供してくれる価値
○下書きを書く(コピーライティング重視)
・ひたすらうなづかせながら読ませる
・「うんうん」という勢いをつくり、同意形成を測る
○書き直す
・感情を込めて書き直し、冷静に編集する
・買うのは感情。それから自分の選択を理屈で正当化するのが人間。これをエモーショナルロジックという
・ドラフトとサンプルを比べる
┗ 複数の良サンプルをためておく。参考と同じように文章がスムーズか、読み手をひきつけているか、ターゲットに向かって話しかけているか、筋がとおっているのか、わかりやすいか、読み手を刺激して行動に繋いでいるか
Posted by ブクログ
アメリカでの事例を中心に解説が進むため若干の読みづらさや背景の違いは感じる。
しかし、根幹のところはアメリカだろうと日本だろうと変わらないということを強く感じた。
Posted by ブクログ
・お客と同じ立場に立ってみる。
おばあさんがやり手のセールスマンから暖房システムの営業を受けていて、一通り説明されたあと、「一つだけお聞きしますけど、それは私のようなおばあちゃんでも暖が取れるものなの?」と言った、と言う話。
・まチェックポイント
お客の問題は何か?
何に不安を感じているか?
誰に、何に対して怒っているか?
不満の上位3つは何か?
お客のビジネスあるいは生活の風潮とこれからの風潮は?
密かに熱望しているものは?
意思決定の仕方に特有の傾向はあるか?
お客の使う専門用語はあるか?
同じものを売ろうとしているのは、どんな風に売ろうとしているか?
同じものを売ろうとしているのは、なぜ失敗したか?
・提供するものをしっかり理解する
ある商品を売り込もうとするならまず自分で使ってみる。
他の類似のサービルがあれば、そのサービスについて聞いてみる。
・不利な点はあえて認めて、信頼につなげる
Posted by ブクログ
この本自体が壮大なセールスレター。
既にある程度文章能力がある人向け、というか技術はあるけど売り上げが伸びないプロ向け、という感じ。
技術本というより心理本というかなんというか。
ただ、例は多いので例文集として手元に置いておくのはアリかもしれない。
初版が出てからかなり時間が経っている事、元々外国の本である事から、その例も100%現在の日本で通用するわけではないと思うが。
Posted by ブクログ
翻訳本ってなんというか独特の気持ち悪さがあるよなーと久々に翻訳本読んで思いました。
使い古されている手法=絶対に効く手法というのは間違いないんだよな、とうちに送られてくるDMを思い出しながら考える。
ただ最近のユーザーは本当に広告慣れしてるからよほど自然に巧くやらないと難しいような気がする。
ただ王道の手法を知れたことが良かったです。
Posted by ブクログ
自ら独学で実績を気づきあげた著者の高い成約率を出すための文章テクニックの本。
読んでもらうためには、実際に成約してもらうには、どのように文章を書けば良いのか、具体例を挙げて紹介してくれます。
Posted by ブクログ
•学生時代に一度読んで、再読。
•さすがダンケネディ、数年ぶりでも破壊力は衰えてないのは、真髄をついているからだと思う。
•ただ、短期的で反則的なテクニックも多い。
Posted by ブクログ
お客が知りたがっていることが書いてあるか。当然のことなのに心に響くということはあまりできていないのかな。
まずはこの視点から。たくさん書かれているテクニック、うーん、使ってみたい!
Posted by ブクログ
ダン・ケネディの著書、
コピーの書き方がステップ毎にまとめてあって、非常に完結。
それぞれの事例が面白い。
実例が掲載されていて、やるべきことも非常にまとまっている。
この書籍に書かれている通り
この本のガイドラインにそって、やるべきことをやれば、
効果的なセールスレターが書けるようになる。
見返してみても非常に得るものが多い良書。
Posted by ブクログ
サービスや商品をお客様に手にとっていただくためのサービスレターの書き方がまとめられています。
サービスレターに関わらず、顧客に興味を持っていただくヒントが満載です。
サービスレターを書かない人も一読してみると、普段届くDMの見方が変わって楽しくなりそうです。
Posted by ブクログ
チェック項目15箇所。ネットが普及し時代が変わっても手紙の時代にうまくいった原理原則は効果が高い。読み手にとって一番重要なことは何か?事前に正確に判断する。欠点を告白することが売り上げ達成の第一歩。売り文句一例・・・君に〇〇はムリと言われたけどできました、あなたも〇〇を手に入れたくありませんか?〇〇で〇〇になりました、私はどのように〇〇したか。あなたは〇〇ですか、〇〇する方法など。返金とプレミアムをつける、繰り返し言う。保証を伝えるには単刀直入な説明で、例を挙げて、実話で、証言・証明で、お客、専門家、その他代弁者の言葉で、番号をふった要約で。セールスレターは読み手フレンドリーで。自分のスタイルを手紙に反映させる。なぜそうではないかの理由を説明する。見た目に読みやすくする。完成したら、声に出して読む、子供に読んでもらう、レター一式を自分宛に送る。2,3日おいて冷静になる。意見を言い合える仲間を作る。
Posted by ブクログ
さすがセールスレターのバイブルと言われるだけのことはある本。開封してもらい、読んでもらい、買ってもらうためのノウハウがこの一冊に集約されている。
ネットやソーシャルメディアが発達しても、この本に書かれている原理原則は常に頭に置いておきたい。
Posted by ブクログ
非常に良著。
最近の持論ですが、磨き上げた腕をさらに磨けば商品が売れるというのはそろそろ時期ハズレなんじゃないかな。って事。
良いですよ!という下品なくらいのアピールが無ければせっかくの磨き上げた腕を披露する場所も与えてもらえない現代。このテクニックは経営者は全員必要なのでは。と思います。
Posted by ブクログ
難しいことは書いていない。
ここに書いてあることはやろうと思えば誰でもできる。
セールスレターの内容もそうですが、作成から完成、郵送など一連の流れを教えてくれますので初めての方でも注意点が分かりやすくて辞書になる一冊だと思います。
Posted by ブクログ
セールスレターに関するテクニック集。
冗長すぎるが、多くの視点やテクニックを紹介してくれているので実際にプロモの際のLPやセールスレターを作成する際に辞書的に使える。
実際のセールスレターも合わせて紹介してくれていて実践的な内容。
Posted by ブクログ
ここまでやらなければ物は売れないということがよくよく分かる本。売ることに対してここまでの考察、実行をする根性のない私は、やはり商売人にはなれません。エンジニアでよかった。
Posted by ブクログ
「要は、媒体がどうのこうのではなく、人間を知っているかどうかなのである」
人間をよく知っている上で技術があれば、結果が出せる。
レトリックは小手先の話でしかなく、いつ論理的になって、いつ感情的になれば効果が出るかを知ってからでないと、技術の使い道がない、ということか。
でも、人間(の感情)をわかるように言葉にした本はないよなー。
(あっ、そんなものができたら本なんていらなくなるか!)
Posted by ブクログ
・お客にとって重要なことは何かを、前もって正確に判断しないと行けない。そして、こちらの優先事項ではなく、お客の優先事項を書くのである。
・人が買うのはモノそのものではなく、その物が提供してくれることを買うのです。
・internal repetition ①単刀直入な説明で ②例を挙げて ③実話で ④証言・証明で ⑤お客、専門家、その他代弁者の言葉の引用で ⑥番号を振った要約で
・購入後の後悔を防止する
Posted by ブクログ
情報は正確さ!が、もちろん大事だが!
次は?【鮮度】が大事なのでわ?と思う(=´∀`)人(´∀`=)
2007年の鮮度が今役立つか?は未知数だが、勉学にはなった!
ほとんどの項目が、2014現在のテレビショッピングで使われてるのが笑った(*微笑ましく思ったの意味)。
セールスの基本は商品力。
きちんとした商品に魔法をかける事で売れる。
商品がまがい物で魔法をかけたなら?詐欺で捕まるよ!
その点だけはお間違えなくψ(`∇´)ψ
Posted by ブクログ
評価は3.5
ビジネスのオファーレターを書く際のポイントが素晴らしくまとめられている。レター系の本では圧倒的に一番良い。昔の本だが、ネット時代の今でも使えるテクニックが満載
Posted by ブクログ
・お客さんの一日を思い浮かべる。
・お客さんにとって最優先事項は何か?
・情報カード1枚に一項目、商品の特徴と利点を書き出す
・隠れた利点を探してアピールする。
★欠点をさらす
・ヘッドラインサンプル
あたなも◯◯を手に入れたくありませんか?
◯◯で××になりました。
お前に◯◯は無理だってみんなに言われたけど、できたんです。
私はどのように◯◯したか。
◯◯する方法
あなたが◯◯なら、◯まるできます
◯◯の秘訣
◯◯する◯通りの方法
・テクニック
★数に限りがあります!
★購入させうのは◯◯の方だけです
★◯◯でないと購入できません
・第一段落は楽しいものにする!
・五感すべてに訴える
・自分の個性を出す
・すぐに行動してもらうために
数を限定する
プレミアムをつける
早い人には割引
・情熱をレターに込める
・声に出して読む
Posted by ブクログ
マーケティングの神様、ダン・ケネディのセールスレターに関する本です。
物を売るための文章の書き方が
順を追って学べます。
具体的な事例もたくさん載っていて
「物を売るためには、様々な手法が
あるもんだな~」
と関心しました^^
「コマーシャルは6年生の読解レベルに合わせて作る」
という文章が印象的でした。
解りやすく、端的な文章が結果的に
成果が出やすいという事ですね。
日本でも、文章の読解力の無い大人が増えているそうなので
難しい専門用語ばかり使うと、読んでもらえない恐れが出てくると
キッチリ頭に入れました。
翻訳物なのでやっぱりちょっと読みづらい部分は
ありましたが、全体的によくまとまっており
とても勉強になりました^^
Posted by ブクログ
DRMの第一人者であり、億万長者メーカーの一人 ダン・S・ケネディ(Dan S. Kennedy)の著書。
原著は、『The Ultimate Sales Letter: Boost Your Sales With Powerful Sales Letters』。
「この本は、情報販売ビジネス・情報起業の元祖的存在である「ダン・ケネディ」が書いた本です。最近日本でも有名なアメリカの情報起業家たちが、彼から多くを学んでいることは、あまり知られていません。売れるセールスレターと売れないセールスレターの違いが判ります。」 via TOKYO FUNNY BLOG