竹中平蔵のレビュー一覧

  • 大変化 経済学が教える二〇二〇年の日本と世界

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    所々で自慢話を挟み込む竹中節が少し鼻についたが、文章はさすがに上手で一気に読めた。派遣の話が出ていたが、全体の1%であり、本人たちの希望だから問題無し、の箇所は疑問符が付いた。全体的には面白い。

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    2024年04月02日
  • 強く生きるノート 考え方しだいで世界は変わる

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    本書のタイトルの通り、ビジネスマンとしての考え方の基礎を各業界の先人から重要ポイントを抜き出して教えてもらう形の本。
    本田直之氏の著作は本作以前のものや本作以降のものもほぼ全部読んでいたため真新しい情報は特になし。
    「子供は時間割があるからあれだけ多くのことを密度高く行動できる。大人も自分の時間割を作れば効率的に動ける。」という主張は参考になる。
    一見、自分の行動を決めて行動することは窮屈なように感じるが、自分で選び、自分で決めたことであれば嫌なことなどないはずだ。
    それに当然生活の上での優先順位は変わっていくので、時間割は適宜ブラッシュアップしていく必要がある。
    なので、自分で決めた予定が窮

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    2023年05月02日
  • ひろゆきと考える 竹中平蔵はなぜ嫌われるのか?

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    何となく手に取った本
    面白く一気に読みました
    ベーシックインカムの話とか色々実現すると良いなと思いました
    これって私の感想ですよね

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    2023年04月30日
  • 考えることこそ教養である

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    川を上って、海を渡るという考え方は非常に有益だと感じた。普段の自分は何も「考えて」いないと気付かされる。

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    2023年03月28日
  • ポストコロナの「日本改造計画」 デジタル資本主義で強者となるビジョン

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    竹中平蔵氏 やはり図抜けて優秀 
    「国家経営」のアドバイザー
    パソナの社外役員は利益相反行為と思う 自重すべき
    1.Digital革命
    既得権との戦争
    大きな敗戦のショックがないと革命は成就しない
    2.Digital Capitalism
    ①無形資産の重視
    ②BIGData vs 個人情報 ルールと規制が不可欠
    ③自国中心主義(トランプ)→国際協調・連携(バイデン)
    ④格差対策 ベーシックインカム リカレント教育
    ⑤働き方 リモート 住民税の配分
    ⑥教育
    3.構想 いまこそ「バルコニーに上がれ」
    日本は目先の状況対応に翻弄されがち

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    2022年11月05日
  • 400年の流れが2時間でざっとつかめる 教養としての日本経済史

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    士は己を知る者の為に死す、とは言うが、小泉純一郎に対する偏愛ぶりは凄い。益々、彼等の功罪を思いながら、小泉純一郎に対する下馬評が、竹中平蔵その人の評価も重ね、よく分からなくなる。

    本著は多少荒くも、要点を捉えて経済のターニングポイントが学べる本。例えば、日本は石油危機をきっかけに少ないエネルギーで稼働する機械の開発が進みエネルギー効率が高い国になった等、今の日本が成り立っていく歴史的な出来事と因果関係について。

    日本に関わる世界の動きにも触れる。グラススティーガル法については、思い出しながら読んだ。商業銀行は特定多数の預金者がいて公共性が高いので法律によって厳しく取り締まる、州をまたぐ展開

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    2022年10月12日
  • 賢人の勉強術

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    大人の勉強についての、竹中平蔵さんの話が面白かった。天井がある勉強、ない勉強。経済、財務、英語、それぞれ学ぶ必要をかんじました。

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    2022年06月22日
  • この制御不能な時代を生き抜く経済学

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    竹中平蔵に対する怪しげな印象は未だ残っているが、最近では、そうした我田引水に対する疑心よりも、有能さが上回るだろうという所まで辿り着いた。考え方は素直に勉強になる。

    ダボス会議よりも国会を優先する永田町の常識に対する警鐘、エビデンスよりエピソードに動かされる政権、IT後進国、シェアリング後進国である日本の危機感、ベーシックインカムに対する考え方など。

    心地良さや面倒臭さから、現状肯定的となるある種のバイアスに対し、スピード感を持って変わらなければならない各種課題がある。竹中平蔵は、「ショック・セラピー」のような外圧が必要だという。震災もコロナも紛争もある種の強い外圧ではあるが、日本人の心理

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    2022年06月15日
  • 日本の宿題 令和時代に解決すべき17のテーマ

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    日本の宿題 竹中平蔵 原英史
    網羅的で「規制改革」メインだが、幾つかのテーマには光るものがあった
    日本は変革が苦手 自民党総務会は全会一致 官僚と族議員が反対すると潰れる
    1.やはり「道州制」の実現 都道府県のフルセット主義から脱却を、
    既得権益のかたまリ 国立大学 新聞社 銀行 テレビ局 各省の出先
    ここが最後の勝負所 敗戦まで出来ないかも知れない
    戦時中の国家統制体制「1県1機関主義」=1940年体制野口悠紀雄
    2.国税庁+社会保険庁+地方税徴収機関=歳入庁 Digitalで統合すべき
    総人口  1990年123百万人 2008年128百万人 2050年97百万人
    生産年齢 1995

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    2022年02月26日
  • 考えることこそ教養である

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    川を上り海を渡るとか視点を変えるなど思考のフレームワーク的な方法論や常に考えて思考の稽古をするなど、とても勉強になるところはあるものの、竹中氏ご自身の考えの正しさを押し付けようとするところなどもあり、やや鼻に付くところもあります。100%竹中先生の信者なることなく自分の頭で考えて読むことが大事そうですね。

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    2021年10月12日
  • 日本の宿題 令和時代に解決すべき17のテーマ

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    令和の時代に避けて通れない17の重要政策課題を取り上げ、その背景にある構造と具体的な対応策を論じる。 
    主な課題は、道州制導入、令和の農地改革、ベーシックインカム導入、コンセッション導入、シェアリングエコノミー推進、デジタルガバメント推進、移民法制定、東大民営化など。
    いずれもスケールの大きい話であるが、根底には、やはり、竹中氏らしい規制緩和や民営化へのこだわりが感じられる。
    あまり新鮮味を感じない項目もあったが、共感や興味を感じた事項のみ以下にピックアップしておく。
    ・日本政府の典型的な政策である「モデル事業」は通常2~3年程度。それが終わると地方負担でということになり、持続しない。
    ・ベー

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    2021年04月26日
  • 考えることこそ教養である

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    考え方について記された本です。もう少しボリュームがある方が良かったなと思うのですが、さらっと読めるのは良いのかもしれません。「川をのぼり、海をわたる」をキーワードに、実践していきたいです。

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    2021年03月31日
  • 日本の宿題 令和時代に解決すべき17のテーマ

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    竹中先生の提言とあらば・・・
    MMTやベーシックインカムって気になります。
    そして60歳から65歳の定年後の再雇用問題でしょうか

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    2020年12月23日
  • 結果を出すリーダーはどこが違うのか

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    大学教授であり、小泉内閣で大臣経験もある竹中平蔵氏がリーダーについて自身の経験と識者との対談からその本質に迫った一冊。

    小泉進次郎氏との対談や自身が近い位置で接したことのある小泉純一郎氏や織田信長、王貞治氏といった歴史上の人物や著名人のリーダーとしての姿を深掘りしており、非常に読んでいて興味深い箇所が多くありました。

    手を挙げないことや断り方など報道では見えない裏側から政界での立ち居振る舞いや純一郎氏の著者との関係性や敵や味方をうまく見抜き緩急を上手く使った手腕などは政治に深く関わった著者や小泉氏からしか聞けないエピソードで非常に印象に残りました。

    あとの部分も歴史、スポーツ、経営との3

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    2020年06月09日
  • 偉人たちの経済政策

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    ネタバレ

     個人的に竹中さんは好きな学者さん(政治家というべきか?)。なので竹中さんの著書はこまめに目を通しています。

     本書は飛鳥時代から昭和まで、日本のあまねく時代を巡ってその経済政策の特徴や卓抜さを説くことを意図しています。
     が、実際のことろ経済政策らしい経済政策に触れているのは江戸時代、徳川吉宗以降ではないでしょうか。それまではどちらかというと政治(軍事も含む)の話が中心だと思います。

     江戸時代に入ってからようやく具体的な金融政策や市場のコントロールといった話が出てくるので、経済らしい構成となります。ただ、どこまでが政治でどこからが経済なのかと言われると明確な定義は素人の私にはないわけで

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    2020年02月09日
  • 平成の教訓 改革と愚策の30年

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    竹中平蔵氏に興味があって読んでみた。内容はほぼ自身が行った改革の総括と他の内閣との比較に焦点があっていた。過去の政策を振り返るのに参考になったが、この先の改革にはもうひとひねり必要そう。

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    2019年08月08日
  • 平成の教訓 改革と愚策の30年

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    全てに同意できるわけではないけど、平成の愚策10選は面白い。規制緩和の流れは小泉改革で止まってしまったね。

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    2019年07月22日
  • 経済古典は役に立つ

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    アタマのいい人と喋っていると自分までアタマがよくなったような気がするけど、それと似た感覚を味わいながら読んだ。

    それはまず、冒頭にあるように、アダム・スミス、ケインズ、シュンペーターからブキャナンに至る経済学の泰斗を各章に配置した上、その時代背景と人物像を紹介し、研究の特徴を説き、その論の限界を明らかにするという本の構成そのものの明快さや、大学での講義を基にして書かれたという筆運びのわかりやすさである。

    もう一つ、同じく冒頭に「経済学史や経済思想の専門家がたくさんいる中でこうした本を書くことは、私の任には負えない仕事だと思った」とある。だがこの本には、実際に大臣として日本国の経済政策に携わ

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    2019年06月18日
  • AIと日本企業 日本人はロボットに勝てるか

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    今の日本の有識者3名 しかし放談の域を出ない
    不良債権処理の失敗
    官僚の無謬性 終身雇用・年功序列 

    ポピュリズム政治 トランプ大統領はじめ
    エビデンスよりエピソードで政策を進めようとする マスコミよりSNS

    教育と所得の再配分 再配分には大きな政府が必要
    今の日本には長期展望がない

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    2019年01月02日
  • 人生100年時代のお金の不安がなくなる話

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    お二人の対談であるが、いまひとつ。相手の主張に変に合わせているようにも見えた。本音が語られていないということか。

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    2018年12月26日