竹中平蔵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
竹中さんの本を初めて読みました。
タイトルから勉強になりそうだと手に取り、中身を読んで、思った通りの本でした。
また、自分のバイブルとなる本が増えました。
まず、冒頭の「知識」の価値は急落した。
※5G回線が世界的に整備され誰しも手にしたスマホによって、世界のあらゆる情報に、どこにいても繋がるようになった。
その他、最も印象に残った事が二つ。
一つ目、「川を上り海を渡る」。
それは何?、成り立ち、歴史的経緯を探る。また、他国ではどうしているかを知り比較する。
時間と世界、という軸で物事を考える様にする。
二つ目、目の前にある、モノ・コト・現象には、全て意味がある。考えるきっかりになる本質。
本当にそう感じる。そう思えば、何故そうなったのかを考えられる。全てに意味がある。それを自分なりに考える(マイストーリー)事で、教養となる。
とても勉強になりました。
また、読み直したいと思う本でした。 -
Posted by ブクログ
竹中平蔵さんについてのイメージがあまり良くなかったけれど、実際に喋っているのを聞いて世間のイメージに踊らされているだけだと思った。
それがきっかけで竹中平蔵さんのことが知りたくて読んだ本。
深い洞察で志も高く、とても尊敬できる人だと感じたと同時に、自分の思考の浅さを思い知らされた。
考える7つの型を身につけて、これからの思考に役立てていきたい。
①川を上る
②海を渡る
③バルコニーを駆け上がる。現場から一歩引いてものをみる
④場所を変えて考える。いつもと違う場所で考える
⑤体験してから考える
⑥書きながら、話しながら考える
⑦基礎を学んでから考える -
Posted by ブクログ
「ヘッドピンを倒せば問題の7〜8割は解決できる」
マーフィーの法則やパレート分析やいろいろありますが核となる課題は全体の20%程度でその20%をやっつけたら課題の80%が解決すると言うものです。
核となる戦略的アジェンダ(課題)を探すのがリーダーの重要な役割なんでしょうね。
いまウチの仕事で何が核になってるかは僕が1番良く知ってると思います。
もう少し深く考えて課題探索をしたいと思います。
社会保障の問題を解決するヘッドピンは「歳入庁」
歳入庁構想はマイナンバー制度導入で一気に加速すると思います。
クロヨンやトーゴーサンが無くなれば収入増になりますし行政改革にもなります。
また給付付き税額控除を導入すれば生活保護もなくなるとまでは言わなくても不正受給問題は大きく前に進むと思います。
本書を読んで両先生の考え方がよく分かりました。
かなり面白かったです。 -
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「エビデンスかエピソードか」
今の社会の動きはまさにエピソード重視になっています。
僕自身仕事をしていく中でエピソードの方が説明しやすいのでやってしまいがちですが本当はエビデンスに裏付けされた説明にならないといけないと反省してます。
「社会還元の1つの方法が本を書くこと」
本を書くという大それたことではなく仕事の中で言語化されていない部分を言語化していくだけでも価値があるのかなと思います。
それを次代に繋ぐことができたら僕の目的の1つは達成されます。
「給付型奨学金の是非」
竹中先生は給付型に否定的で大竹先生は全て給付型にするのではないものの給付型のメリットを書かれていました。
前提として高等教育(大学等)は投資効率が良いということになっています。
ただ個人的には投資効率にはバラツキが大きいと思います。
国公立といわゆる全入で入れる大学では投資効率が全然違うのに同じ土俵で語ってるように思います。
そういう意味では貸す側がAIでどの大学に行くかで投資効率を見極めることができるようになるのかなと思います。
本書は竹中先生と大竹先生の共著です。
読み応えがある本ですがオススメの一冊です。 -
購入済み
捉え方、見方が面白い
この本で取り上げられている人物や事象は最近のことが多く読む人にもイメージしやすいかと思います。一般的に言われていることとはまた違う、経済や政治を通しての見方に触れることができます。また、当事者だからこそ知っている情報はとても貴重だと思いました
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「インベンション」と「イノベーション」
前者は技術的に新しいことができるという発明発見
後者はそれを「社会的に問題がないか」「投資家や銀行などから資金調達できるか」などさまざまな問題をクリアして実現させること
とあります。
おそらくインベンションよりも既存の技術やスキルに基づいたイノベーションが必要なんでしょうね。
これから必要な3つの心構えとして
コンパス・オーバー・マップス
レジリエンス・オーバー・ストレングス
ラーニング・オーバー・エデュケーション
地図よりコンパス
強さより復元力
お勉強より自分で考えて学ぶ力
があげられてます。
「何かが起こってからどうするか」が試されるんですよね。
AI×ロボット×IoT×ビッグデータ×シェアリング・エコノミー
第4次産業革命は全然遠い未来ではなくあっという間に来そうな気がします。
そのとき自分が求められる存在になりうるのか。
担い手の少ない少子高齢化時代に子供達をできるだけ取りこぼさず人材に育てることができるのか。
今大人に課せられる義務は大きく多いと思います。
余裕かまして生きてられへんなと思います。 -
Posted by ブクログ
【試みと蹉跌と】経済的には不況やデフレに悩まされ、「失われた30年」という言葉も巷間に流布した平成という時代。約30年の間に試みられた改革と「愚策」を振り返りながら、来るべき次の時代に求められる政策について提言を行った作品です。著者は、2001年から経済財政政策担当大臣を務めた竹中平蔵。
極めて平易に、かつ論理的に話が進められていくので、読みながら思わず「なるほど」と膝を打ちたくなってしまう作品でした。本書の白眉は、著者自身も主要な役割を果たした小泉政権期の振り返り部分。平成の中での異色の時期が、何故に異色であったかがよくわかりました。
〜平成の時代を経済面から分析・総括して私がまず強調したいのは、「失われた30年」という見方は誤りだ、ということである。平成の約30年は、失われた30年ではなく、正しくは「まだらな30年」であった。〜
やっぱり本人の言葉に当たるのが一番☆5つ -
Posted by ブクログ
「第四次産業革命」
今までなかったロボットの視覚機能が完成された
すごいことですよね
進化の過程でも光をぼやっと捉える感覚器官から目に変わったために生き残るための戦略が変わったと言います。
「ブロックチェーン」帳簿台帳の革命
僕の中ではピアtoピアはファイル共有ソフトで止まってますσ^_^;
技術の進歩は日進月歩です。
銀行の台帳だけでなく通貨や取引の記録をネットで一元化できる世界がすぐそこまで来てるんですね。
「失業問題」
AIが仕事をするようになって一番困るのは失業問題なんですよね。
ただ日本は少子化なんで労働人口はジリ貧です。
まあ単純に置き換わるか否かは別にして他国が気にする失業問題は影響が薄いかもしれません。
「テル・アス・ワンス」
「一度だけ言ってください」という意味です。
つまり「娘が生まれました」と出生届を出せば健康保険も児童手当も全ての手続きが終わる。
これは役所の人間も望むところです。
逆に死亡届なら年金を止めたり銀行口座を閉鎖したり役所だけでなく手続きが一度で終わればどれだけ便利か。
個人番号(マイナンバー)が導入されたんですからいつでもできることなんですよね。
ただ反対する人の声が大きいだけでσ^_^;
「メガコンペティション」
地球上全ての地域が市場経済の中に入った
これはネットの威力ですよね。
トップ総取りの世界です。
「エビデンスとエピソード」
アメリカでは所得格差が酷くて社会が分断されています。
そこでトランプ大統領はエビデンスではなくエピソードを使って人心を掌握した。
これは上手いですよね。
「第四次産業革命で生き残れる人」
格差は確実に広がる。
革命についてこれない人は確実に落ちこぼれます。
そこでは国家が必ず再配分しないと治安が守れない。
竹中先生もベーシックインカムに言及されてます。
やっぱりAI化は今の僕らの社会を一変させるものです。
さあこれから日本人はどうやって学んで乗り越えるのか。
試練ですね。
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Posted by ブクログ
ネタバレ議論をはじめる前に、「そもそものところから考えよう」という約束をする。
たとえば消費税の問題を議論する前に、そもそも消費税とはなんだろうか、とか税金とは何だろうかを考える。
そもそも論でやると、問題の本質がものすごくはっきりと見えてくるし、枝葉末節に惑わされないで、大きな方向を判断できる
重要なのは、大きな方向を間違えないこと。
ディシジョンツリーで考えるとわかるが、YesかNoかの選択肢を10回するような場合、全ての選択肢を検討していたら
1000通りにもなってしまう
だから100点は無理でも80点ぐらい取ろうということにしておいて、その時大事なのは
そもそも」のところで間違わないこと
少末節では妥協してもいい
でもどちらに行くかという大きなところで間違ったら、元も子もない
どういう社会をつくりたいのか、どういう社会のあり方が人間にとって幸せなのか
ということをまずつぶしていかないと、ダメなのです
(竹中)
政策の議論を本当に実現しようと思ったら、具体論から入っては絶対ダメです
そうでないと、些末な具体的な問題を取り上げられて、「ダメだ」ということになってしまう
だから原理原則を決める
するとおかしな議論がでてきたときに、「それは原則に反しますね」と言ってつぶせる。
「そもそも」が全てだ。
エピソードとエビデンスは違う
エピソードは面白いしわかりやすいので、印象に残るが、その背後にエビデンスがないと
{So What?」で終わる話だ。
トランプ大統領の発言はエビデンスのないエピソードばかりだ。
エピソードは人を引きつけるから、多くのアメリカ人が彼を支持した。
経済諮問会議では、委員が「当社ではこんなことがあった」「うちではこうだった」と
議論している。これらの委員は、適性がないのではないか。
国の政策を検討する場ですから、個人の体験や聞いた話を話し合う場ではありません
個々のエピソードを積み重ねたところで、時間の無駄
国全体にこういうデータがあり、こういう統計があるから、こうスべきだ、とエビデンスをベースに
話し合うべきだ。