あらすじ
AI、ロボット、IoT、ビッグデータ、シェアリング・エコノミー。製造業や金融業、サービス業における個別の動きを解説する本は多いが、社会を変革するムーブメントの本質に触れているものは少ない。本書では、UberやAirbnb、アマゾンやグーグル、テスラやヤマト運輸など、最先端ビジネスのエピソードを紹介しながら、第4次産業革命の進化の実態を紹介。●財布もいらない、経理部もいらない ●銀行がフィンテックに馴染めない理由 ●クラウドファンディングという新たなエコシステム ●シェアリング・エコノミーでは人材もシェアする ●多様な働き方は第四次産業革命の基本 金融、自動車、電機……業界の枠組みが壊れる日。国・企業・個人は、大チャンスをどう掴むか。大胆に行動するための知恵が満載!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「インベンション」と「イノベーション」
前者は技術的に新しいことができるという発明発見
後者はそれを「社会的に問題がないか」「投資家や銀行などから資金調達できるか」などさまざまな問題をクリアして実現させること
とあります。
おそらくインベンションよりも既存の技術やスキルに基づいたイノベーションが必要なんでしょうね。
これから必要な3つの心構えとして
コンパス・オーバー・マップス
レジリエンス・オーバー・ストレングス
ラーニング・オーバー・エデュケーション
地図よりコンパス
強さより復元力
お勉強より自分で考えて学ぶ力
があげられてます。
「何かが起こってからどうするか」が試されるんですよね。
AI×ロボット×IoT×ビッグデータ×シェアリング・エコノミー
第4次産業革命は全然遠い未来ではなくあっという間に来そうな気がします。
そのとき自分が求められる存在になりうるのか。
担い手の少ない少子高齢化時代に子供達をできるだけ取りこぼさず人材に育てることができるのか。
今大人に課せられる義務は大きく多いと思います。
余裕かまして生きてられへんなと思います。
Posted by ブクログ
日本アメリカ化おじさんのindustry4.0の予想本。目新しさはない。やはり規制緩和が大事論。ワンパターンだな。結局日本は世界の革新に付いていけてないと言ってるだけ。
竹中さんも日本を変えたいと本当に思っているのだろう。でもアメリカのまんまにすればいいというものじゃないだろう。欧米崇拝すぎる。そのへんが不信感。
日本もアメリカになればうまくいくわけじゃない。日本独自の自立をしなければ。アメリカだっておかしな社会。アメリカの真似だけじゃあだめ。アメリカとは違う独自性を持たないと。
ただ、今のままの規制だらけで既得権益保護の日本より、竹中さんにぶっ壊されて歩み始めた日本のほうが良いと思う。
AI、IoTなどで激変するこれからの社会で必要なのは、やはり規制緩和だな。