竹中平蔵のレビュー一覧
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なんとゴーヂャスな講師陣!それぞれの講師のエッセンスがぎゅっと濃縮してあるが、それゆえもっと知りたい事も出てくるのでそれぞれの著書で深読みしたくなる。
○大人の時間割を作る。時間割で自動的に動くようにすれば、深く考えないでスムーズに行動できるようになる。タイムマネジメントのスキルアップは「てこの原理」で少ない労力で、大きな成果を上げる。(本田直之氏)
○情報収集やデータ分析は思考そのものではなく、考えるための材料集めに過ぎない。
○「なぜ」「どうすればいいの」この2つの質問を何度も自分に問うだけで、自然に思考が深まる。
○ブザーが鳴るまでの30分間、一切本を読んだり情報集めたりせず、ひたす -
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・『日本は「かつて豊かな国だった」になる』
20世紀初頭、アルゼンチンはフランスやドイツよりも裕福な国でありヨーロッパ中の農家が出稼ぎの船に乗ってたどり着く、夢と希望の国であった。
50年前、スウェーデンは離婚が多く、性に関するモラルが低い国と認識されていた。
40年前、イギリスは高い社会福祉費の為に財政は逼迫され、経済は停滞し、社会は荒れていた。ヨーロッパの癌のような存在であった。
・『税金とは?』
一人でやれないこと
みんなでやったほうがいいこと
みんなでやらないとできないこと
これらを実行するためにある。
・『メディアに必要なのは中立ではなく、特定の利害から独立すること』
いまの日本 -
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竹中平蔵元経済財政政策担当大臣が「考える」を説く。冒頭の小泉純一郎元総理大臣とのエピソード、考える>知識量は「生きる力」の本質を突いていると思う。「考える」ことはすなわち飽くなき好奇心を持つことであるが、著者曰く「マイ・ストーリーを描く(仮説)」「川を上り(本質を探る)、海を渡る(海外事例)」「考える『型』を身に付ける」ことの重要性を強調している。
本書内で特に興味深かった言葉は2つ。1つは松下幸之助氏の名言。議論は「二項対立」としがちだが(軸が明確だと対照し易いので正しいとは思う)、氏いわく「こころに縁側を持て」すなわち「あいまいさを許容しましょう」と。ハッとさせられる金言だと思う。もうひ -
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ネタバレ平易にわかりやすく「考えること」のコツを提示してくれ、あっという間に読み切れる本。 しかしながら、この本を読んだだけで分かった気になる、ということはすごく危ないだろうなぁと思う。
この本の裏のメッセージは「この本はあくまで考え方のヒントを提示しているだけであって、どう考えるか、どうマイストーリーを築いていくか、ということを考えることそのものを考えてほしい。」というような気が勝手にする。
考えることは私にとっては難しい。昔から考えることは自分にとってはすごく苦手意識がある。考えてるふりしてるだけじゃんと言われてたこともある。
自分の身近な人の思考プロセスを聞いて、へぇとはなるものの、 -
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【印象に残った話】
・「マイ・ストーリー」とは、自分の頭で考えて、自分なりの意見、結論を出していく過程のことだ
・マイ・ストーリーを作る上で大切なのは、「川を上り、海を渡ること」だ
・川を上る:「そもそもそれってなんだろう?」と、成り立ちや歴史的経緯を探ること
・海を渡る:「他の国ではどうしている?」と他国と比較すること
・いくら考えてもわからないことは、以下のように視点を変えて考える必要がある
・マネージャーなら、計画ばかり眺めているのではなく、現場作業をやってみる
・現場作業からの気付きを、計画に反映する
【アクションプラン】
・考えても答えが浮かばないときは、仕事場を離れて考える -
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前の著作「世界大変動と日本の復活 竹中教授の2020年・日本大転換プラン」が面白かったので、買ってみた。
気持ちは非常に「熱い」!
しかし勝負については「冷静沈着」。
勝負に勝つというのは、こういうことだと思う。
大体勝負は、戦う前からついているものである。
日々の練習。
事前の準備。
普段からの心構え。
勝負直前のメンタルの持って行き方。
緊張のほぐし方。
力の抜き方。
本当の理想は「戦わずして勝つ」こと。
「戦略」という言葉の意味も、本来は「いかにして戦うか?」ではなく、「いかにして戦わないか?」だった。
稀代の勝負師は、小泉純一郎元首相だという。
側近を務めた人物だからこそ、この言葉にも -
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小泉純一郎首相時代に経済財政政策担当大臣として
辣腕を振るった竹中氏と、最近のビジネス本では
一番勢いのある「働き方革命」の寵児である
ムーギーキム氏の対談本です。
まさしく現在の既得権をブッタ斬り、いかに日本が
グルーバリズムから遅れているかが非常に良く
わかります。
小泉政権時に竹中氏は新自由主義を標榜し、
あらゆる規制を排除したことによって「ユダヤの手先」
とか「金の亡者」とか言われましたが今から見ると
竹中氏の行動は決して間違っておらず、まだ改革が
足りないくらい、と思ってしまいます。
そうでないと日本は本当にアジアの一小国に
成り下がってしまうくらいの危機感を与える一冊です。 -
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竹中平蔵氏が自身も活躍された平成の30年間の政治経済の改革を総括、批評する本。功成し名を遂げているはずの竹中さんですが、まだまだどうして舌鋒鋭すぎる内容が面白いい。特に第五章「平成に横行した10の愚策」という章は、時を経ているからこそできる答え合わせ的批判として、参考になる。特に日銀、90年代の自民党、民主党政権への批判は手厳しい。最終章は平成の教訓と令和への提言。教訓は「市場の果たす役割の重要性」、「規制緩和」、「実行した政策の効果を分析、評価する文化」、「強い政治リーダー」、「縮小戦略・切り捨て戦略」。これに対して令和の世の中では、PFI,コンセッション、スーパーシティ、明るい縮小戦略、人
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全体としては4の評価ですが、7人の連作?なので、執筆者によって評価に差がありました。確かに、P3 人生に限界が無い、P5 「希望」をつくる方法
1. 本田直之さん、P20 言い訳思考と工夫思考。P25 短期間でやれることをものすごく多く見積もって、長期間でできることは、とても少なく見積もっている。すぐに結果を求めてしまい、時間をかけて準備しないからできない。P 26 時代は常に変わっていて、やり方は進化している。P27 時代は物質主義から精神主義に。P28 副業ではなく、複業を持つことを勧める。スキル、特に「セルフモチベーション」が大切。P31 モチベーションを管理する時に、ドキュメンタリー