竹中平蔵のレビュー一覧
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宴会は途中で抜け出す=自分のやりたいことをやるため=遅れずに行く、コートをもっていかない、カラオケは最初に2曲歌う。
リーダーにはパッションが必要。人はパッションについていく。
高齢者間で貧富の差が拡大=反復教育で補う。
保険診療は法律で宣伝してはいけないことになっている。自由診療は宣伝してもいい。その結果、怪しげな自由診療が増える。メディアの宣伝に騙されないこと。
笑うことで脳も楽しくなる。楽しいから笑うのではない。
競争至上主義ではいけない。真のイノベーションは競争を無意味にするほどの新しい発想のこと。
企業の数が多いのは競争しているからではなく、もたれあっているから。
航空会 -
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ネタバレ日本アメリカ化おじさんのindustry4.0の予想本。目新しさはない。やはり規制緩和が大事論。ワンパターンだな。結局日本は世界の革新に付いていけてないと言ってるだけ。
竹中さんも日本を変えたいと本当に思っているのだろう。でもアメリカのまんまにすればいいというものじゃないだろう。欧米崇拝すぎる。そのへんが不信感。
日本もアメリカになればうまくいくわけじゃない。日本独自の自立をしなければ。アメリカだっておかしな社会。アメリカの真似だけじゃあだめ。アメリカとは違う独自性を持たないと。
ただ、今のままの規制だらけで既得権益保護の日本より、竹中さんにぶっ壊されて歩み始めた日本のほうが良いと -
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ネタバレ前々から世の中を達観してよく見えてる人だなと年下ながら尊敬していたmetapsの佐藤さんと竹中平蔵さんの対談本。
佐藤さんは造詣も深く知識人なのかなと思っていたけど、竹中さんの博識ぶりは超人的でした。大人と子供のような対談になってます。
<メモ>
テクノロジーの語源はギリシャ語のtechnologia、技術を学ぶこと
未来を予測するための3本のベクトル
テクノロジーの進化、人間の感情、経済
ニコラテスラの無線送電の話。早すぎてモルガン家から投資を打ち切られた。100年後に三菱重工が成功。150年早い。
田中角栄「世の中は嫉妬とソロバン」
ロックフェラーの自伝。
ナポレオン「人生は取 -
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40年まえの1972年の「成長の限界」の著者の一人による、40年後の未来予測。
「成長の限界」とその続編が、複数のシナリオを示しながら、「まだ間に合う」かもしれない可能性と行動を呼びかけるものであったのに対して、今回は、基本的にはもっともありそうな未来の予測。
本全体を通じて、人類の未来に対して悲観的なトーンである。未来を変えるために行動する、というよりそうした状況を受け止め、それに適応していく感じ。
著者は、この数十年間、地球と人類の未来を案じ続けていたのだが、悲惨な未来を受け入れことで、なんだか肩の荷がおりたというか、諦観がひしひしと伝わってくる。
ティク・ナット・ハンの本で、すべて -
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時間によって賃金を払うのはブルーカラーの労働。成果を時間だけでは測れないのがホワイトカラーの仕事。残業という概念があてはまらないホワイトカラーが年々増えている。大学教授が深夜までかかって原稿を書き上げても残業代は出ない。既に多くの国ではホワイトカラーに残業代は支払われていない。ブルーカラーと同じように残業代が支払われているのは日本だけ。日本のホワイトカラーの生産性の低さの原因の一端がここにある。今後はホームワークのような働き方も珍しくなくなるであろう。そもそも労働時間では管理できなくなっているのだ。専門性の高い仕事については労働時間ではなく、成果で評価されるべき時代。どの会社で勤めているかでは
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竹中平蔵氏の未来展望が書かれている。
個人的に気になったのは「雇用」に関する第三章だ。
これが読みたくて本書を購入したと言っても過言ではない。
「派遣で働く理由を調査した結果、『派遣で働くと都合がいいから』という回答が7〜8割だった」と述べられている部分があるが、Googleで「派遣 理由 調査」と検索しても違う結果が出た。
この例に見られるように、全体的にデータの掲載が少ないと感じられた。その分、著者らしい未来の展望とそれに向けての必要な対応策が述べられていたという印象だ。
また、「あるテーマについて議論する場に、それに関する利害関係者を入れるべきではない」という趣旨の文があったが、これは -
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名言を解説している。
サミュエル・スマイルイズの自助論を読みたくなった。
また、「先が読めない時代になった」という言葉を聞くが、しかし今まで先が読めた時代などなかった。というには、それを理由に言い訳をしている自分もいたことを改めて気づかされた。
過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる
ラルフ・ワルド・エマーソン
うまく使えば、時間はいつでも十分にある
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
コンパス・オーバー・マップス
MITメディアラボ 伊藤穣一
仕事が楽しければ人生は極楽だ
仕事が義務ならば人生は地獄だ
マクシム・ゴーリキー
チャンスは貯金できない
ヘンリー・アルフレ -
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「成長の限界」という本が出て約40年。
そこから約40年後の2052年の世界で
消費(経済)はどう変わるか、消費(経済)はどのような
社会や自然環境でなされるのかを予測した本。
世界は成長が経済的利益をもたらすという信念で、今後も経済を推し進めようとする。アジアを成長の原動力にして世界経済を立て直そうとする西洋人やそれを求めるアジアの政府。だが都市化による出生率の低下により人口は2040年頃に頭打ちとなり、GDPは望むほどあがらない。
自然環境や社会にとって、持続可能な経済は上記の信念や主流からはほど遠く、持続可能な幸福、つまり生存可能な経済への転換が求められていく。
自体は思わしくない。 -
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