竹中平蔵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ1972年の「成長の限界」から40年。当時の著者の一人、ヨルゲン・ランダースによる最新の未来予測。40年を振り返りつつ、今後の40年=2052年までの世界がどうなるか。
「成長の限界」が世界に与えたインパクトの大きさから考えると、著者らが当時30歳前後だった事に驚かされる。
「成長の限界」と「2052」との違いは、前者がシナリオ分析であるのに対し、今回ランダースが行ったのは、彼が最もありうると考える未来予測である事だ。
そしてその結論は、本人は「悲観的」と表現しているが、「成長の限界」での帰結から比べると、幾分穏やかに修正されているとも言える。
「成長の限界」では、21世紀の前半には人 -
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Posted by ブクログ
和田秀樹
・入試は対策がはっきり示されていて、きちんとこなす努力がものをいう。
・知識、推論、メタ認知
・人に説明して理解度アップ
・シミュレーション、別分野への応用、多面的な見方
・メタ認知トレーニング
・隙間時間を無駄にしない
・家族を犠牲にしない。一緒に勉強。
竹中平蔵
・簿記3級
・定点観測、外の風に当たる重要性
藤原和博
・正解主義から修正主義、納得解
・目指すは二流の1番
・1万時間で自分の可能性を広げる
・100を目指せ
・名刺に頼らない自己紹介
・プレゼンは聞き取りに力を入れる
池谷裕二
・翌日、1週間後、その2週間後、その1ヶ月後の復習
・興味でシータ波、復習効果大
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竹中さんは小泉政権時代の主要なブレーンの一人と言う認識だった。
さぞや輝かしい経歴や名門の出身なのかと思ったが、和歌山の普通の家庭で普通に公立高校に通っていた人だった。
つまり、後天的な努力により現在に至っている事を知り、素晴らしいと思った。
本書で語っている事は、「世界と戦う覚悟を持つ」「世界を知る」「世界でたたくための力を身につける」
最近のニュースで大学生や若手社員が海外に行きたがらないと言うアンケート結果が報道されていたが、もう既に戦いが避けられない状況にいる事を認識して逆に迎え撃つ位の気概でチャレンジしてほしいと言う気持ちが行間からあふれていた。
なお、本書でしばしばスパイキー化 -
Posted by ブクログ
ネタバレ竹中さんは私のいた会社に関係ある方なので、そのエッセンスを吸収したいと思いようと読みました。著者の経験と古典の引用により、下記のようににまとめられています。
・自分自身をプロデュースする「プロデュース力」
・熱い心で思い込める「熱心力」
・飽きずに原点に立ち返る「基本力」
・相手の目的関数を見抜いたうえの「判断力」
・馬鹿を相手にしない「情報力」
・心に宇宙を描く「洞察力」
・イノベーションを生む「結合力」
・敵ができても恐れない「徹底力」
・多忙が前提「切り捨て力」
・スイッチングを怠らない「健康力とリリース力」
・志のネットワーク「サポーター力」
・人生塞翁が馬「 -
Posted by ブクログ
ネタバレセルフプロデュースの考え方、基本を大事に、情報の取捨選択、物事の捉え方、判断など、どこかのビジネス書で書かれていることを竹中さん的にまとめてある。
「1、プロデュース力」における、単行本は400字詰め原稿用紙300枚で1冊。あから、一日3枚ずつ書けば、100日で一冊の本となる、「7、結合力」でのサンクコストの考え方、「10、健康・・・」の50歳になったときの健康状態を考えるなど参考になる。
「5、情報力」は、結局いい情報を選択できる自分になろう!というメッセージで終わりで、どうしたらなれるのかわからない。
終章の震災のエピソードは本当なのか?ちょうど、ワンピースのナミ編がテレビでやっているのを -
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小泉政権下で郵政民営化担当大臣をしたこともある竹中氏による著作で、特に麻生政権あたりから始まった規制緩和を元に戻すような動きに対して警鐘を鳴らしています。
規制緩和のやり過ぎで格差が広がったのか否かの議論では、どちらが正解なのか私は分かりませんが、竹中氏は規制緩和の程度が中途半端のために現在の状態になってしまったという意見を持っているようです。
規制に守れて幸運な生活をしている人は多くいると思いますが、将来にわたって多くの人が幸福になれるような政策をとって欲しいと思いました。
以下は気になったポイントです。
・小泉政権の5年5ヶ月で実現できた大きな改革は、公共事業削減、不良債権 -
Posted by ブクログ
竹中平蔵, 池田信夫, 土居丈朗(財政), 鈴木亘(社会保障)という経済問題で気が合う面々の座談会を書籍化したもの。こういう固めのテーマは書き下ろしの方がよい。意見の相違がないのだから、ますますそう思う。
議論のテーマは、日本の財政問題、社会保障、労働市場、など。語られていることは大枠で正しいように思う。震災前に出版された本だが、この上さらに震災によるマイナスを乗り越えて世界の中心に日本が躍り出ることは不可能ではないかと思えてくる。
とにかく小泉・竹中の改革を何の検証もなく悪政のように語らせてはいけない。政治的にその方が受けると認識している政治家も多くいるようではあるが。
それにして