竹中平蔵のレビュー一覧

  • 人生100年時代のお金の不安がなくなる話

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    対談本のため、これまでの両者の著書で述べられている内容がほとんどではあるが、簡潔にまとめられていて読みやすかった。
    老後資金を不安に思う必要はなく、働ける人が働ける政策を実現すれば年金問題も解決する。ただし、そのためには、「働くこと=自分の時間と賃金を交換する」という考え方を変えて、働くことを生きがいにできるようにする必要があると思う。これはこれまでの日本が工場モデルでの教育、育成を進めてきた結果であるため、これを転換する必要があるという著者の考えにつながると思った。
    強さや賢さよりも、対応力がこれからは求められると主張されている。これを身に付けるためには、「なぜ、なぜ、なぜ」を繰り返し、常識

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    2018年10月07日
  • 強く生きるノート 考え方しだいで世界は変わる

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    ■内容
    生き方も働き方も多様化してゆく中で稼ぐ力を身につけるために知っておきたいことが具体的に書かれていた。

    ■どんな時に読みたいか
    働き方が多様化し、仕事も働く場所も選択できる時代になりつつある。リスクを受け入れ選択すれば収入を増やすこともできる。このような時代の変化に戸惑ったり立ち止まった時に読みたい本。

    ■感想
    稼ぐ力をつける為に何が必要なのか?という発想からこの本を手にとった。
    とてもわかりやすく書かれていて、どの章にも自分が持ち合わせていない考えや発見があり、ひとつひとつ学びたいと感じた。ただしすべてを修得するにはかなりの時間を要することにも気付いた。時代が変化する中で、自分はど

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    2018年08月17日
  • 日本につけるクスリ

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    竹中平蔵さんと「社会の無関心を打破する」を掲げているリディラバの代表安部さんが対談形式で日本の社会課題について語り合っている本書。

    竹中さんはご存知の通り、経済学者でありながら郵政民営化を進めて達成した方で、個人的になんとなく好意をもっていなかったのだが(何故だろう?)本書を読んで見方が変わった。完全なる偏見だった。反省。

    安部さんも竹中さんもお互いの自論はありつつも(当然のことながら)建設的な議論を交わしているので大変わかりやすく読むことができたし、章の最後にはちゃんとまとめも書かれているので理解しやすかった。お2人が目の前で話しているかのごとく本書を読むことができるのも魅力の1つかもし

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    2018年03月14日
  • 人生100年時代のお金の不安がなくなる話

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    竹中平蔵と出口治明に今の時代・今後のことを質問し、対談してもらう。テーマは、今という時代、年金、医療、生き方、働き方、必要とされる能力、経済、政治、メディアといったところ。二人ともマクロで物事を見ているので、日本社会全体の方向性や処方箋は理解しやすい。
    自分がやりたいようにやって、もちろん中には成功例もあり、それが社会に影響を与え、変化させていくことは理解できるが、その一方では(成功するまで諦めないとしても)努力が報われない場合もあり、そこに踏み出す勇気やそれでもセーフティネットがあるなどの安心材料は提供されていない。
    18-6

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    2018年01月20日
  • 経済古典は役に立つ

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    良い悪い好き嫌いをひとまず置いておいて冷静に見れば現代日本の経済政策に大きな影響力を持つ竹中平蔵とはどういう人物なのか経済古典が書かれた背景と援用のされ方実際に使える所、使えない所などを経済政策のフロントマンでもあったスタンスから話しているので経済学の歴史の読み解きとしては面白いと思う。言い方次第で逆の相も見える。それらを通して竹中氏自身の考えも見えてくる。

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    2017年12月18日
  • 世界で突き抜ける

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    田中角栄は、感情と経済のベクトルの2本を理解していたのであれだけ早くのぼっていった。
    未来を予測する3つのベクトル。
    1.テクノロジーの進化
    2.人間の感情
    3.経済

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    2017年03月28日
  • 大変化 経済学が教える二〇二〇年の日本と世界

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    改革のモメンタムが本格化するまでに実力をつけたいし、本当にやりたいことをみつけたい。

    下記は参考になる。
    ・アジアの中間所得は数年で3.5倍になる
    ・グローバリゼーションは選択ではなく、事実として認める
    ・東京、名古屋、大阪の世界最大の都市圏ができる

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    2016年02月14日
  • 不安な未来を生き抜く知恵は、歴史名言が教えてくれる 「明日を変える力」を磨く55の言葉

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    民主主義の概念に納得。やっぱりリーダーごおて、選択の民意を取ることが大事。
    会社で自分の意見は言わず人の意見を聞いて多数決を求める人は愚人と思う。

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    2016年01月30日
  • 400年の流れが2時間でざっとつかめる 教養としての日本経済史

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    ・明治維新において急激な近代化をどうして成し得たのかといえば、それは「危機感」であり、危機感があったからこそ、人々は改革を受け入れた。 → 危機感をどううまくリーダーが醸成できるかが鍵。

    ・少しずつ変えるというやり方では、古い権益を持った人たちが力を持ち続けて、常に揺り戻しを起こすので一気に変えなければならない。

    ・戦後の日本ではすべての領域に投資をできなかったので、特定の分野に資金、人材、資材を集中させ、相互が循環することによる産業全体の拡大を目指した。(傾斜生産方式)しかし、そのことが企業と政府をくっつけすぎてしまった可能性も否めない。

    ・トップたるもの、何をやっても批判される。それ

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    2016年01月16日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

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    当り障りのない観点からの未来予測なだけにほんとっぽさが漂う。
    しっかり読み込んで自分のポジションを決めないといけない。

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    2016年01月01日
  • 不安な未来を生き抜く知恵は、歴史名言が教えてくれる 「明日を変える力」を磨く55の言葉

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    「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」

    私もこの言葉が好きだ。本を通して、著者の経験(=歴史)を追体験できれば、それこそまさに経験に学ぶにつながる。大抵は経験しないと学べない、それが書物や人の話を通してできれば強い。

    啓蒙主義であるヴォルテールもそう言っいるのだから経験以外で学ぶのがいかに難しいかわかる。

    「どこかにたどり着きたいなら、今いるところに留まらないことを、決心しなければならない」
    これも好きです。

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    2015年12月27日
  • 強く生きるノート 考え方しだいで世界は変わる

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    冒頭の2章「希望の作り方」「心の持ち方」の内容に引き込まれました。特に「否定から入らない考え方の癖を変えるのは今できる」「自分の感情を声に出すだけで、冷静になれて感情の支配力が弱まる」の文が読めただけで本の価値があったなと。なお、後ろの章の方は最初が凄かっただけに「基本に忠実にやるのが重要!」など興ざめな内容でやや残念です。

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    2015年06月28日
  • 日本経済のシナリオ

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    面白かった。政治の裏舞台をここまで赤裸々に語って大丈夫なのか!?とハラハラしてしまうような一冊。

    ハトに餌をやりに行くという表現が印象的。ハト=マスコミ、餌=官僚にとって都合の良い情報。官僚は自分の進めたいシナリオに導くべく情報操作を意図的に行っている、マスコミはこれを鵜呑みにし、拡散する。かくして、日本は一部の官僚の描くシナリオに沿って進む、とか。うーん、ってことは、この本自体も、実は二人のシナリオの基にかかれてたりするのか?と逆説的に考えてみたり。

    とにもかくにも、何が正しいかをキチンと自分で考えることが大事。考えるときには視野を広げ、比較軸を持ちながら客観的に考えるべき。突き詰めて行

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    2015年04月10日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

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    40年後の未来を様々な観点から、その道のプロフェッショナルが事実をベースとして予測している。
    現在が過去のままの状態ではないように、未来もまた現在と同じような状況ではないことは、頭では容易に予測できるが、受け入れ行動にまで影響を及ぼすのは難しい。
    だからこそ、このような本で、深く考えたり、思考し続けたりする機会のなかったトピックについて、かじってみることは大切である。
    特に、興味を持ったのは、エネルギー関連と食料関連の話。まずは興味を持った分野から掘り下げていきたい。

    〈著者からの20のアドバイス〉
    ①収入より満足に目を向ける
    ②やがて消えていくものに興味を持たない
    ③最新の電子エンターテイ

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    2014年12月26日
  • 竹中流「世界人」のススメ 日本人が世界に飛び出すための条件

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    勢いを感じました。
    小泉内閣時代のエピソードも交えやはり凄い方だなあと納得。他の著書も読んでみたいです。

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    2014年08月05日
  • 経済古典は役に立つ

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    経済古典の背景、各経済人の時代背景、環境、経緯含めてわかりやすくしょうかいされていて非常におもしろい。
    アダムスミスにはじまり、マルサス、リカード、マルクスを経て、ケインズに至るまで非常にわかりやすい流れの解説だった。シュンペーターも論理からの仮説構築力、将来予見力、インサイトが素晴らしかった。ある意味日本の現状をいいあてている。
    ハイエクが一番心にささった。シンプルな論理ながらわかりやすく、政府に対する批判の論理がすごく納得感があった。

    <メモ>
    ・経済古典の問題提起や解決策が私たちの今にどういう意味を持っているかを考える。今日的意義を考え、もんだ解決のスキルとしての経済古典を勉強する意義

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    2014年06月07日
  • 竹中流「世界人」のススメ 日本人が世界に飛び出すための条件

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    就職を控えてる僕のような大学生には視野がひろがるのでおすすめだと思う。
    経済学やグローバル経済の歴史と照らし合わせながらの解説は説得力があっておもしろかった。

    英のエコノミストの予測によれば、日本の経済が韓国の半分になる日がくるかもしれない?

    自由をもとめて独立したアメリカの議会の暴走を防ぐための番人として設けられた大統領制度。

    世界全体のGDPの半分が中国とインドだけで占めている。
    アメリカ、日本、ヨーロッパを合わせてやっと中国と対等になる。

    シンガポールは発展のための政策で人件費をあげた。
    そのために、産業は高度化せざるをえなくなる。要は考えようだ。

    どこの国も隣国とは争いがあ

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    2014年06月04日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

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    有名な未来予測の本。
    ランダース氏の予測結果だけでなく、各界の研究者による分野別の未来予想図も実に興味深い。
    できれば2052年に読み返してみたい。

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    2014年06月01日
  • 2052 今後40年のグローバル予測

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    2052年にはどうなっているのかを記し、対策を提言。細かすぎるところ、冗長もあり少し読むのが骨な所もあるが、最後の「あなたは何をすべきか」は具体的かつ一般の私でも出来そうな事で為になる。

    【学】
    Q.アジアは何をしなければならないのか?
    A.自分達を消費へと駆り立てるものを拒絶しなくてはならない。それらは、アジアを「成長の原動力」にして世界経済を立て直そうとする西洋の経済人や指導者、国民はひたすら経済成長を求めているというアジア政府の思い込み。

    資源管理を政策の中心に据える必要がある

    【予測】
    ・2040年世界人工のピーク

    ・世界のGDPの6%を地球環境改善に回せば、悪化は改善できる

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    2014年05月20日
  • 竹中流「世界人」のススメ 日本人が世界に飛び出すための条件

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    世界に関心をもち、世界に飛び出して頑張っていこう。そのためにも勉強しよう。よくある内容ではあるけれど、経済学やグローバル経済の歴史と照らし合わせながらの解説は説得力がある。さすがですね。

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    2014年03月22日