ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
8pt
世界で戦う日本人になるためのキーワードは「川を上り(=歴史に学び)海を渡れ(海外の状況を知る)」。歴史とは私たちが生きている社会ができたプロセス。流れを捉えれば今、起きていることの意味が見えてくる
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
士は己を知る者の為に死す、とは言うが、小泉純一郎に対する偏愛ぶりは凄い。益々、彼等の功罪を思いながら、小泉純一郎に対する下馬評が、竹中平蔵その人の評価も重ね、よく分からなくなる。 本著は多少荒くも、要点を捉えて経済のターニングポイントが学べる本。例えば、日本は石油危機をきっかけに少ないエネルギーで...続きを読む稼働する機械の開発が進みエネルギー効率が高い国になった等、今の日本が成り立っていく歴史的な出来事と因果関係について。 日本に関わる世界の動きにも触れる。グラススティーガル法については、思い出しながら読んだ。商業銀行は特定多数の預金者がいて公共性が高いので法律によって厳しく取り締まる、州をまたぐ展開や金利も規制。一方、投資銀行は取引を仲介して手数料を取るブローカーなので徹底的に自由にさせ、競争を阻害しないようにした、など。 または、小林一三や松下幸之助、中西功など、伝説の経営者についても語る。どれも知っていたという気もするが、反復でも役に立つ内容だった。
・明治維新において急激な近代化をどうして成し得たのかといえば、それは「危機感」であり、危機感があったからこそ、人々は改革を受け入れた。 → 危機感をどううまくリーダーが醸成できるかが鍵。 ・少しずつ変えるというやり方では、古い権益を持った人たちが力を持ち続けて、常に揺り戻しを起こすので一気に変えな...続きを読むければならない。 ・戦後の日本ではすべての領域に投資をできなかったので、特定の分野に資金、人材、資材を集中させ、相互が循環することによる産業全体の拡大を目指した。(傾斜生産方式)しかし、そのことが企業と政府をくっつけすぎてしまった可能性も否めない。 ・トップたるもの、何をやっても批判される。それを受け入れる度量がなくてはダメで、批判をすべて受け入れ、それでも自分の考えを貫く必要がある。何かを変えようととすれば血が流れることもある。多方面から批判が来る。それが普通。 ・やればできるのにいつまで経ってもやらない。スピードが上がらないというのはよくあること。締め切りがあるのにやらなければ叩かれるので、すぐに取り掛かり、スピードも上がる。 ・小泉は経済のことあgわかっていないから竹中に丸投げだ、という批判に対して、「一番わかっている人にやってもらえばいいんだよな」といった。誰に任さればいいか。的確な人材登用を行うことこそが見識であり、指導力である。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
400年の流れが2時間でざっとつかめる 教養としての日本経済史
新刊情報をお知らせします。
竹中平蔵
フォロー機能について
「ビジネス・経済」無料一覧へ
「ビジネス・経済」ランキングの一覧へ
アベノミクス ― 竹中平蔵×高橋洋一 徹底対談!
偉人たちの経済政策
いよいよ躍動する日本経済 上昇気流に乗るのは誰だ!
試し読み
AIと日本企業 日本人はロボットに勝てるか
「改革」はどこへ行った? 民主党政権にチャンスはあるか
考えることこそ教養である
経済学は役に立ちますか?
経済古典は役に立つ
「竹中平蔵」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲400年の流れが2時間でざっとつかめる 教養としての日本経済史 ページトップヘ