「改革」はどこへ行った? 民主党政権にチャンスはあるか

「改革」はどこへ行った? 民主党政権にチャンスはあるか

1,320円 (税込)

6pt

4.1

10月20日の西川善文・日本郵政社長の電撃的辞任、政権交代後の初めての臨時国会の開催。一言で言えば、こうした民主党政権の先行きを占うギリギリの最新情報までも取り込んだのが、類書には見られない本書の最大の特色だ。
小泉・竹中改革に対する批判は、鳩山由紀夫民主党政権が誕生した後もエスカレートする一方である。現在の日本が抱えるすべての問題の元凶が小泉・竹中改革にあったかのように非難する無節操な新政権の閣僚やTVコメンテーター、「100年に1度だから」「マニフェストに書いたから」という"錦の御旗"ですべての財政バラマキを正当化しようとした(している)麻生前政権や鳩山新政権の政策の有り様、10年先を議論すべき大事な時期に重箱の隅を突くような"批判のための批判"に明け暮れるマスコミ……、こうした現状は、日本の経済論壇における政策論議の"長期的衰退"を物語る。
本書はこうした現状に一石を投じ、議論の活性化を目指す。

※本書は2009年11月に東洋経済新報社より刊行された『「改革」はどこへ行った?』を電子書籍化したものです。

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「改革」はどこへ行った? 民主党政権にチャンスはあるか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    Policy to help と Policy to solve を学んだ。著者の論旨はいつも明快ですっきりする。この人にだったら政治を任せてもいいと思える。

    0
    2018年10月13日

    Posted by ブクログ

    【ソーシャルライブラリーから引っ越し中】
    ここ半年ぐらい読んだ本の中で一番読み応えがあった。
    竹中氏はとても正論を述べていると思う。その正論については好き嫌いはあるだろうが。個人的にはわりと好きである。
    経済の専門家であり、国会議員として大臣をつとめただけあって多面的視野でものごとを語っていると思う

    0
    2013年01月04日

    Posted by ブクログ

    少しは政経に詳しくなりたいけど全然わからん!みたいな人にこそ読んで欲しい本。

    まるで混戦して滅茶苦茶な政界を上から眺めてるような分かりやすさ!

    これ一冊読むだけでも時事問題の見るべきポイントがはっきりするから、結果として著者の意見に同調するしないに関わらず、読んで後悔はしないはず。

    この150

    0
    2012年01月08日

    Posted by ブクログ

    2010年の春にとある外資系運用会社のセミナーで頂いた書籍。その時に初めて竹中さんの講演を聞いたのですが、理路整然と分かりやすく話すので大変驚いたのを覚えています。

    0
    2011年09月09日

    Posted by ブクログ

    かのゆうめいなたけなかさんであるが、メディアでたたかれている姿と違いこの著作には正論が書き連ねられている。

    小泉改革のネガティブな側面を書いていないことは少し引っかかるが、それでもわかりやすく面白い。

    残念なことは当時の竹中さんの不安通り、民主党が負の道へと突き進んでしまっていることだ。

    0
    2011年02月28日

    Posted by ブクログ

    policy to solveが必要
    官僚は解雇がなく年功序列であり、国民の信任を受けていないため大胆な政策ができず天下りする
    政治的空間にいる=社会に対して責任を持ち、責任を持った言動をとること。
    日本の本当のリスクは国民の安易な姿勢と生き方

    0
    2010年11月10日

    Posted by ブクログ

    先の見えない不景気に、民主党政権のぶれまくりの政策。日本はこのままでは「重税国家になってしまう」と、読んでいて冷や汗が流れる。
    希望がないわけではないが、民主党がそれをなしえるかどうかは、はなはだ疑問。

    0
    2010年01月07日

    Posted by ブクログ

    ◆書評
    小泉政権において、いわゆる小泉・竹中改革を主導した著者が、「改革」や「経済成長」の必要性を強く説く。また、小泉政権下で実施された「改革」の客観的 な検証、民主党の政策に対する見解を述べる。そして、「政策後進国」である日本は、他国で当たり前に行っている政策を実行すれば、技術、資本、人材の水準

    0
    2010年01月06日

    Posted by ブクログ

    小泉政権下で郵政民営化担当大臣をしたこともある竹中氏による著作で、特に麻生政権あたりから始まった規制緩和を元に戻すような動きに対して警鐘を鳴らしています。

    規制緩和のやり過ぎで格差が広がったのか否かの議論では、どちらが正解なのか私は分かりませんが、竹中氏は規制緩和の程度が中途半端のために現在の状

    0
    2012年02月27日

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