竹中平蔵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
就職を控えてる僕のような大学生には視野がひろがるのでおすすめだと思う。
経済学やグローバル経済の歴史と照らし合わせながらの解説は説得力があっておもしろかった。
英のエコノミストの予測によれば、日本の経済が韓国の半分になる日がくるかもしれない?
自由をもとめて独立したアメリカの議会の暴走を防ぐための番人として設けられた大統領制度。
世界全体のGDPの半分が中国とインドだけで占めている。
アメリカ、日本、ヨーロッパを合わせてやっと中国と対等になる。
シンガポールは発展のための政策で人件費をあげた。
そのために、産業は高度化せざるをえなくなる。要は考えようだ。
どこの国も隣国とは争いがあるものだ。
日本も韓国と手を組み合わせれば人口は2億万人にも達する。
人口3億のアメリカと比べても決して見劣りはしないだろう。
ただ韓国はサムスンが国内のGDPの20%を占める。倒産すれば大打撃。
世界で最も遅くまで奴隷制度があったブラジル。
グローバル化に連れ、情報がとりやすくなっているのは確かだ。
大事なのは情報を得たら鵜呑みにせずに本当に正しいかどうか自分で判断することである。
そのためのツールのひとつとして英語は大事なんだと思った。 -
Posted by ブクログ
2052年にはどうなっているのかを記し、対策を提言。細かすぎるところ、冗長もあり少し読むのが骨な所もあるが、最後の「あなたは何をすべきか」は具体的かつ一般の私でも出来そうな事で為になる。
【学】
Q.アジアは何をしなければならないのか?
A.自分達を消費へと駆り立てるものを拒絶しなくてはならない。それらは、アジアを「成長の原動力」にして世界経済を立て直そうとする西洋の経済人や指導者、国民はひたすら経済成長を求めているというアジア政府の思い込み。
資源管理を政策の中心に据える必要がある
【予測】
・2040年世界人工のピーク
・世界のGDPの6%を地球環境改善に回せば、悪化は改善できる
・地球温暖化などで、2052年には、根っからの楽天家も人間が危機に直面。それでも人間は社会的に、技術的に、そして心理的に、「いつも通り」の古いパラダイムに閉じこもっているだろう。
地球温暖化などで将来は涼しい場所で過ごす検討
先進国は必要な決定を下すことが出来ず、経済成長は滞り、失業と不公平は拡大。中国や新興国に追い付かれ、米国はもはや世界のリーダーではない。
【対策】
個人で果たすべき義務は、公の場で排出削減に賛成し「気候問題は現実のものであり、早急に関心を向けなければならない。その技術はすでに揃っていて、比較的安価に解決できるものであり、多くの人が賛成するなら、私も自分の負担すべき費用を払う覚悟がある」と表明するべきだ。
機構的に安全で政治がしっかりしている土地に引っ越す
クリーンエネルギー、省エネ関連、水、ヘルスケア等将来もうまくやっていけそうな会社に投資
子供らに「お父さんは環境問題にどう取り組んでいたの?」と聞かれたときに備え、答えを用意しておこう -
Posted by ブクログ
具体的な経済政策の本ではなく、古典経済学者の考え方や思想の紹介をする本。各経済学者の考え方について、その時代の問題点や背景なども踏まえて書かれているので、非常にわかりやすい。
アダムスミス、マルサス、リカード、マルクス、ケインズ、シュムペーター、ハイエク、フリードマンという、私ですら全員名前は聞いたことあるくらいメジャーな人物たちについて書かれた内容。
とりあえずどの人物も神的な能力の持ち主だった(笑)やっぱり経済と言えど、思想が必要だということがよくわかる。
中でもシュムペーターの「不況があるからこそ世の中から非効率なものが排除されていく」という考え方は、すごく共感した。
経済学の本ってすごい読みたいんだけど、どれも分厚いハードカバーの本な気がしてイマイチ読む気になれないんだよなぁ。 -
Posted by ブクログ
当然の話だが古典は書かれた当初から古典だったわけではない。今は有名な経済学者たちも当時はそれぞれ目の前の問題解決のために書いていたのである。
面白かったのは古典として残っている予言がことごとく外れていることだ。更に当時の問題だったことが今現在も問題として残っていること。もしろ、それぞれの時代に生じた問題が積み重なって現在に残されたように感じる。
問題は政府が解決する、というケインズの政策を活用した日本が不況に陥っている。これからやるべきことは決まっているのではないだろうか。
シュムペーターの、イノベーションは消費者ではなく生産者から生まれるという理論は印象的だった。つまり欲しいよりも作りたい、売りたいが先んじるということだ。これから仕事をする上で大いに参考にしたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレアベノミクス賛成派、反対派の両者の書籍を読み比べています。
本書は、経済やニュースにそれほど慣れ親しんでいない方でもすらすらと読める入門書だと思います。
竹中先生がPHPに寄稿したものを再編集したとのことです。第2章がリズミカルで気持ちが込められている感じがしました。「ニッポン再起動への道」という章です。
主に成長戦略についてですが、TPPや特区、イノベーションについて語られています。
TPPや特区は、アベノミクス反対派と真っ向から対立する論点ですが、両者の立場を読み進めながら、同調する部分もあることに気づきました。
政府のお金の使い方つまり財政の中身についてです。特殊法人に分配する資金が多いので、財政悪化を食い止めるために真っ先に手をつけるのはここだという点です。
竹中先生は、特に自由競争促進を掲げる方です。競争に負けた人へのフォローつまりセーフティネットがどれだけ行き届くかがアベノミクス成功のカギになるのではないでしょうか。
自分の判断で、努力してリスクを取ってチャレンジする、という選択をした人がチャンスを手にする―――という考え方は、私も大好きです。
途中、銀行がリスクをとらなくなったという点は大変興味深く、それが日本経済を弱体化した原因ではないかと思います。
印象として残念なのは、随所に小泉政権への批判を弁明する記述があり、それが頻出したところでしょうか。過去の事例を紹介するのは分かりますが、現在の経済環境における政策として、過去の弁明は余分かな、と。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本書は、『成長の限界』(ローマ・クラブ)の共著者が2052年の世界を予測し、パラダイムを変換する必要を述べるもの。広義の環境問題が半世紀後はより深刻化し、政府の役割がより重要にならざるを得ない、という指摘は仕事の上でも頭の片隅に置いておくべきと感じました。ちなみに、ページ数の割に中身は重畳的です。
(主なポイント)
●世界の総人口は2040年直後に81億人でピークとなり、その後減少(都市化が進み、出生率が急激に低下するため)。
●世界全体のGDPは成長が遅くなるが、2050年に現在の2.2倍に達する(人口増加率が鈍り、労働生産性が減少するため)。
●生産性向上のスピードは鈍化(経済の成熟、格差等による社会紛争、異常気象のダメージのため)。先進国では、省エネ・再生可能エネルギーと介護ビジネスしか伸びしろはない。
●消費の成長率も鈍化し、2045年にピークとなる(資源枯渇、環境汚染、気候変動、生態系の損失、不平等といった問題を事前に予防又は事後的に修復するため、GDPの大部分(現在の1.5倍、GDPの36%)を投資に回さざるを得ないため)。
●今後数十年で社会投資が増え、資源と気候の問題は2050年に壊滅的なレベルには達しない。しかし、21世紀前半に集中的な対応策を強制的に進めておかない限り、21世紀後半に気候変動は歯止めが利かなくなり、人類は大いに苦しむことになる。
●予想外の敗者となるのは現在の経済大国、なかでも米国(次世代で1人当たりの消費が停滞)。勝者となるのは中国。インド、ブラジル等の新興国は発展する。残りの地域は貧しさから抜け出せない。
➔ 今後は、国家(政府)の役割が極めて重要になる。化石燃料に課税(100ドル/t-CO2)をするなどの増税によって、消費財・サービスの需要を縮小させ、資源配分を変えていく必要。
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➔ 20のアドバイス(希望を失わず、来るべき危機と折り合いをつけて生きる術)
①収入より満足に目を向ける、
⑦気候変動の影響の少ない場所に住む
⑧決定を下すことのできる国(数十年先を見越した行動ができる国、民主主義と自由市場だけに頼っていない国))に引っ越す
⑩サービス業や介護の仕事が嫌なら、省エネ関連か再生可能エネルギーの分野で働く
⑪子どもたちに英語に加えて、中国語を習わせる(職を得る上で優位な立場に立てる)
⑫成長は良いことだという考えから脱却する
⑰ビジネスで、高い成長性と高い利益率を混同しないこと -
Posted by ブクログ
2052年。約40年後の世界についてのお話。都市化、人口増、中国の台頭。そして何より温暖化の恐怖について様々な予測をまとめている。
特に温暖化については楽観的な予測はなく、私の孫(できたら)は大丈夫か、真剣に心配になった。
確かに私も含めた今の人の暮らしは、化石燃料をはじめとした過去の財産と、膨大な国の借金(未来の負債)に頼っており、それはいつか必ず破綻するであろう。
そうならないための方策について、筆者の予測では民主主義国家では、視点が短期間になってしまうため、これからの難しい選択への判断が難しいだろうということ。
いや、これ。
どうしたらいいのだろうね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレまず、日本。
今後労働人口が減少し、GDPは減少する。成長戦略の見直しが必要。売上増を目指すのではなく、利益率の確保を追求する?国内ではモノが売れない、所得が伸びない中でどうするか。ただ、近年は消費量が伸びていたって事実は知らなかった。
次に気候。
温暖化が進むことで、海面が上昇し、幾つかの地域では住めなくなる。そして流氷が溶けることで塩分濃度が薄まり海流に影響が出たり、天気に影響がでたり、干ばつや洪水がおこったり。土木業は仕事がありそう。あと50年で2度気温が上昇したら大変だ。貝とかも貝殻作れなくなるなんて。
次にエネルギー。
原子力や化石燃料は無くなるかな。太陽光発電とか技術進歩でなんとかなりそう。あとはバイオエネルギー。ただ、こちらは途上国の人口増で難しいかもなっていう印象。
中国は経済の中心になるけどピークは労働人口が減少するまで。新興国も政治が不安定になれば発展は怪しいいけど、なにせ人口は多いもんな。
概して思ったのは「人間は長期的な利益より目の前のコストに目がいくので投資できない」(政治家の任期は短いからすぐに結果が出ないものには力を入れないとか?)
あとは、全体の利益と個人の利益どちらを優先するかって話になった時、究極的にはやっぱり個人だろうなって。
社会起業家を育てるEVOKEというのはやってみたい。
生物の絶滅を危惧しているけど、大昔からその世界に適合できない種は淘汰される弱肉強食の世界なんだよ。