竹中平蔵のレビュー一覧
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ネタバレまず、日本。
今後労働人口が減少し、GDPは減少する。成長戦略の見直しが必要。売上増を目指すのではなく、利益率の確保を追求する?国内ではモノが売れない、所得が伸びない中でどうするか。ただ、近年は消費量が伸びていたって事実は知らなかった。
次に気候。
温暖化が進むことで、海面が上昇し、幾つかの地域では住めなくなる。そして流氷が溶けることで塩分濃度が薄まり海流に影響が出たり、天気に影響がでたり、干ばつや洪水がおこったり。土木業は仕事がありそう。あと50年で2度気温が上昇したら大変だ。貝とかも貝殻作れなくなるなんて。
次にエネルギー。
原子力や化石燃料は無くなるかな。太陽光発電とか技術進歩でなんとか -
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【読書その13】慶応大学教授の竹中平蔵氏の著書。小泉政権時には経済財政諮問会議を切り盛りし、現在は産業競争力会議の民間委員である竹中氏の仕事術。心に残ったのは以下。特に③と⑦が有益。
①日常に満足せず長期的目標を持つ。
②常に基本に立ち返り判断をチェック。
③正しい判断をするための大枠の数字を頭に叩き込む。物事の大小の判断。
④一点から全体をつかむ。洞察力を磨くこと。そのための素地構築のための古典。
⑤戦略の具体化と徹底。
⑥時間を無駄にすることは罪。決めるとは捨てること。
⑦SFC。問題意識をシェアし、フェアな立場で互いをケア。これにより本当に困ったときにも互いを助け合うことができる。これを -
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経済(為替、物価、景気、株式・・)について基礎から書かれた一冊。
随所にマンガが挿入されていてわかりやすい。ただこれだけの範囲をこの一冊にまとめているのは無理があり、概要をざっくりつかむ程度にとどまる印象。
以下参考点
・国の借金をネットに直すと、家計資産との間にはまだ500兆ほどの隙間がある。
(国の借金が1000兆円といえど、家計資産は1100兆円あり、ネットに直せばまだ500兆円ほど余力がある。)
・為替は短期的には「金利」要因により変動する。
(中期的には国際収支)
・為替レートは各国の中央銀行に操作の余地がある。
(お金を刷ることができるので、増減により価値を操作できる。e -
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ネタバレ竹中平蔵氏が仕事や人生において闘うにあたって重要と考える点を12のポイントにまとめて著した本。目的関数・連立方程式などにたとえて解説してくれている部分が自分にとってはイメージしやすくわかりやすかった。
・自分自身をプロデュースする「プロデュース力」
・熱い心で思いこめる「熱心力」
・飽きずに原点に立ち返る「基本力」
・相手の目的関数を見抜いたうえの「判断力」
・馬鹿を相手にしない「情報力」
・心に宇宙を描く「洞察力」
・イノベーションを有無「結合力」
・敵ができても恐れない「徹底力」
・多忙が前提「切り捨て力」
・スイッチングを怠らない「健康力とリリース力」
・志のネットワーク「サポーター力」 -
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竹中氏のゼミ員達がうらやましい!!
高校生の時に、慶應で竹中氏が教授としていると知っていたらなぁ。
・10年後の履歴書を作る。日付を入れて、逆算して日々の行動に落とす。
・「どこで働くか」より「誰のもとで働くか」
・日常に満足しないで、何か長期的な目標を持って毎日を送る
(プロジェクトマネジメント⇒100%を目指さず、80%でもいいから実現させることを目的に動く)
・地頭の良さ⇒back to basics=日々の基礎の積み重ね
・最初から否定的な反応をするのは、人から話を聞くときには不利
★達観力 人生「塞翁が馬」と知れ
自分の人生が結果的にどのようになるか、誰にもわからない。
人生の -
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ネタバレ五人の知識人による勉強術の本。
彼らの著作で書かれている内容もありますが、入門書として最適です。
和田秀樹氏の
すきま時間を工夫する術を持て
竹中平蔵氏の
話す材料を頭に詰め込む
英語のスピーチを暗唱する
藤原和博氏の
時代が求めるのは組織内自営業者
会社と自分のベクトルの和を最大に
何事も100を目標に挑戦する
池谷裕二氏の
二か月四回の復習プラン
継続することで能力は爆発する
伊藤真氏の
過去問は試験勉強の最高の問題集
曖昧な100の知識より正確な10の知識が勝る
『みんな一緒』の価値観から『それぞれ一人一人』の価値観への急速なシフト。72
藤原和博氏より
社会が激しく動いている -
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p58 経済政策=「強きを助け、弱きをくじく」→優勝劣敗
社会福祉政策=「弱きを助ける」→救済原理
p72 組み立てメーカー=「労働集約」「資本集約」「知識集約」→これからはキー・コンポーネント→圧倒的なシェア→膨大な利益
p75 系列下請け構造=上のメーカーが利益を吸い上げ⇄継続的な商売を保証(…これって終身雇用と似てるね。)→水平分業型への移行
p79 ドミナントモデル≒価格実現力の世界⇄総括原価方式≒系列取引→緩やかな統制経済モデル
P93 財政の基本=恒常的な支出には恒常的な歳入を、一時的な支出には一時的な歳入を→一時的な支出に対して、恒常的な増税をするなんてナンセ