竹中平蔵のレビュー一覧

  • 賢人の勉強術

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    大人の勉強についての、竹中平蔵さんの話が面白かった。天井がある勉強、ない勉強。経済、財務、英語、それぞれ学ぶ必要をかんじました。

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    2022年06月22日
  • この制御不能な時代を生き抜く経済学

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    竹中平蔵に対する怪しげな印象は未だ残っているが、最近では、そうした我田引水に対する疑心よりも、有能さが上回るだろうという所まで辿り着いた。考え方は素直に勉強になる。

    ダボス会議よりも国会を優先する永田町の常識に対する警鐘、エビデンスよりエピソードに動かされる政権、IT後進国、シェアリング後進国である日本の危機感、ベーシックインカムに対する考え方など。

    心地良さや面倒臭さから、現状肯定的となるある種のバイアスに対し、スピード感を持って変わらなければならない各種課題がある。竹中平蔵は、「ショック・セラピー」のような外圧が必要だという。震災もコロナも紛争もある種の強い外圧ではあるが、日本人の心理

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    2022年06月15日
  • 日本の宿題 令和時代に解決すべき17のテーマ

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    日本の宿題 竹中平蔵 原英史
    網羅的で「規制改革」メインだが、幾つかのテーマには光るものがあった
    日本は変革が苦手 自民党総務会は全会一致 官僚と族議員が反対すると潰れる
    1.やはり「道州制」の実現 都道府県のフルセット主義から脱却を、
    既得権益のかたまリ 国立大学 新聞社 銀行 テレビ局 各省の出先
    ここが最後の勝負所 敗戦まで出来ないかも知れない
    戦時中の国家統制体制「1県1機関主義」=1940年体制野口悠紀雄
    2.国税庁+社会保険庁+地方税徴収機関=歳入庁 Digitalで統合すべき
    総人口  1990年123百万人 2008年128百万人 2050年97百万人
    生産年齢 1995

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    2022年02月26日
  • 考えることこそ教養である

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    川を上り海を渡るとか視点を変えるなど思考のフレームワーク的な方法論や常に考えて思考の稽古をするなど、とても勉強になるところはあるものの、竹中氏ご自身の考えの正しさを押し付けようとするところなどもあり、やや鼻に付くところもあります。100%竹中先生の信者なることなく自分の頭で考えて読むことが大事そうですね。

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    2021年10月12日
  • 日本の宿題 令和時代に解決すべき17のテーマ

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    令和の時代に避けて通れない17の重要政策課題を取り上げ、その背景にある構造と具体的な対応策を論じる。 
    主な課題は、道州制導入、令和の農地改革、ベーシックインカム導入、コンセッション導入、シェアリングエコノミー推進、デジタルガバメント推進、移民法制定、東大民営化など。
    いずれもスケールの大きい話であるが、根底には、やはり、竹中氏らしい規制緩和や民営化へのこだわりが感じられる。
    あまり新鮮味を感じない項目もあったが、共感や興味を感じた事項のみ以下にピックアップしておく。
    ・日本政府の典型的な政策である「モデル事業」は通常2~3年程度。それが終わると地方負担でということになり、持続しない。
    ・ベー

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    2021年04月26日
  • 考えることこそ教養である

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    考え方について記された本です。もう少しボリュームがある方が良かったなと思うのですが、さらっと読めるのは良いのかもしれません。「川をのぼり、海をわたる」をキーワードに、実践していきたいです。

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    2021年03月31日
  • 日本の宿題 令和時代に解決すべき17のテーマ

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    竹中先生の提言とあらば・・・
    MMTやベーシックインカムって気になります。
    そして60歳から65歳の定年後の再雇用問題でしょうか

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    2020年12月23日
  • 結果を出すリーダーはどこが違うのか

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    大学教授であり、小泉内閣で大臣経験もある竹中平蔵氏がリーダーについて自身の経験と識者との対談からその本質に迫った一冊。

    小泉進次郎氏との対談や自身が近い位置で接したことのある小泉純一郎氏や織田信長、王貞治氏といった歴史上の人物や著名人のリーダーとしての姿を深掘りしており、非常に読んでいて興味深い箇所が多くありました。

    手を挙げないことや断り方など報道では見えない裏側から政界での立ち居振る舞いや純一郎氏の著者との関係性や敵や味方をうまく見抜き緩急を上手く使った手腕などは政治に深く関わった著者や小泉氏からしか聞けないエピソードで非常に印象に残りました。

    あとの部分も歴史、スポーツ、経営との3

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    2020年06月09日
  • 偉人たちの経済政策

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    ネタバレ

     個人的に竹中さんは好きな学者さん(政治家というべきか?)。なので竹中さんの著書はこまめに目を通しています。

     本書は飛鳥時代から昭和まで、日本のあまねく時代を巡ってその経済政策の特徴や卓抜さを説くことを意図しています。
     が、実際のことろ経済政策らしい経済政策に触れているのは江戸時代、徳川吉宗以降ではないでしょうか。それまではどちらかというと政治(軍事も含む)の話が中心だと思います。

     江戸時代に入ってからようやく具体的な金融政策や市場のコントロールといった話が出てくるので、経済らしい構成となります。ただ、どこまでが政治でどこからが経済なのかと言われると明確な定義は素人の私にはないわけで

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    2020年02月09日
  • 平成の教訓 改革と愚策の30年

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    竹中平蔵氏に興味があって読んでみた。内容はほぼ自身が行った改革の総括と他の内閣との比較に焦点があっていた。過去の政策を振り返るのに参考になったが、この先の改革にはもうひとひねり必要そう。

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    2019年08月08日
  • 平成の教訓 改革と愚策の30年

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    全てに同意できるわけではないけど、平成の愚策10選は面白い。規制緩和の流れは小泉改革で止まってしまったね。

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    2019年07月22日
  • AIと日本企業 日本人はロボットに勝てるか

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    今の日本の有識者3名 しかし放談の域を出ない
    不良債権処理の失敗
    官僚の無謬性 終身雇用・年功序列 

    ポピュリズム政治 トランプ大統領はじめ
    エビデンスよりエピソードで政策を進めようとする マスコミよりSNS

    教育と所得の再配分 再配分には大きな政府が必要
    今の日本には長期展望がない

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    2019年01月02日
  • 人生100年時代のお金の不安がなくなる話

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    お二人の対談であるが、いまひとつ。相手の主張に変に合わせているようにも見えた。本音が語られていないということか。

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    2018年12月26日
  • 竹中流「世界人」のススメ 日本人が世界に飛び出すための条件

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    "虫の目と鳥の目を持ち、広い世界を意識して生きていこう!と学者的なアカデミックに語っている本。
    実践的なビジネスにつながるものではない。"

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    2018年10月28日
  • AIと日本企業 日本人はロボットに勝てるか

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    ネタバレ

    このメンバーで、AI?

    と思いましたが、読み進めてみると、やはり政治の章の方がおもしろかったです。
    テンポが違います。

    榊原氏―竹中氏、の対立も期待していましたが、思ったほどでなく、共通認識もお持ちでした。

    異端者と言ったら失礼ですが、本音を語る方はやはり面白いです。

    旬のタイトルをつけたつもりかもしれませんが、興味深かったのは政治と行政の話題だったので、星は3つです。

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    2018年10月21日
  • 最強の生産性革命 時代遅れのルールにしばられない38の教訓

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    宴会は途中で抜け出す=自分のやりたいことをやるため=遅れずに行く、コートをもっていかない、カラオケは最初に2曲歌う。

    リーダーにはパッションが必要。人はパッションについていく。

    高齢者間で貧富の差が拡大=反復教育で補う。

    保険診療は法律で宣伝してはいけないことになっている。自由診療は宣伝してもいい。その結果、怪しげな自由診療が増える。メディアの宣伝に騙されないこと。

    笑うことで脳も楽しくなる。楽しいから笑うのではない。

    競争至上主義ではいけない。真のイノベーションは競争を無意味にするほどの新しい発想のこと。

    企業の数が多いのは競争しているからではなく、もたれあっているから。
    航空会

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    2018年04月03日
  • 最強の生産性革命 時代遅れのルールにしばられない38の教訓

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    個人レベルの話はなく、政策中心の対談。対談だからなのか、生徒と先生の上下関係による遠慮が原因かは解らないが、名作「 最強の働き方」を超える痛快さやキレ味が足りない。

    政治の世界、政治家、実業界、官僚の三つ巴の解説は修羅場を、経験者である竹中教授の解説は面白い。
    タクシー配送アプリウーバー、京都の旅館と民泊など、既得権益に関する真っ当な指摘であると思う。

    しかし、会社員を中心とした中間層への税負担を増やすべきというのは、節税対策の選択肢が豊富な高額所得者と異なり、給与控除の仕組みがある会社員への増税というのは、ナンセンスであると思う。

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    2018年03月23日
  • 最強の生産性革命 時代遅れのルールにしばられない38の教訓

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    ベーシックインカム
    リカレント教育
    1日1時間歩く
    それなりに責任意識はあるが、最終責任者ではないという自覚
    子供の頃から決める習慣

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    2018年02月19日
  • 大変化 経済学が教える二〇二〇年の日本と世界

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    小泉政権下で側近だった竹中平蔵が、現在と今後の日本と世界経済について綴った一冊。

    現在の新自由主義について当然ながら肯定的で、その見方について賛否両論は当然あるも、勉強にはなった。

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    2017年12月08日
  • 第4次産業革命! 日本経済をこう変える。

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    ネタバレ

    日本アメリカ化おじさんのindustry4.0の予想本。目新しさはない。やはり規制緩和が大事論。ワンパターンだな。結局日本は世界の革新に付いていけてないと言ってるだけ。

     竹中さんも日本を変えたいと本当に思っているのだろう。でもアメリカのまんまにすればいいというものじゃないだろう。欧米崇拝すぎる。そのへんが不信感。
     日本もアメリカになればうまくいくわけじゃない。日本独自の自立をしなければ。アメリカだっておかしな社会。アメリカの真似だけじゃあだめ。アメリカとは違う独自性を持たないと。


     ただ、今のままの規制だらけで既得権益保護の日本より、竹中さんにぶっ壊されて歩み始めた日本のほうが良いと

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    2017年11月24日