竹中平蔵のレビュー一覧

  • 経済古典は役に立つ

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    当時の背景を説明しつつ経済の古典を説明している本。
    その古典が背景が分かることにより、どのような時に有効であるかも分かりやすく教えてくれる。

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    2011年11月23日
  • 日本経済・今度こそオオカミはやってくる 負けないビジネスモデルを打ちたてよ

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    竹中さんと冨山さんが現在の日本経済の課題について語り合った本。
    二人の意見が非常に平仄があっており、わかりやすいので読みやすい。
    様々投げかけられる問題提起には意外な視点も多かったが、過去の歴史や事実に基づいてのことなので納得感がある。
    民主党への厳しい意見やあるべきリーダーの姿などは、第三者として読んでいる分には全く同感。
    しかし振り返って自分がその立場に立った時できそうか、と思うと反省というか出来ていないと思うところだらけ。
    いろいろ勉強になる本だった。

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    2011年11月15日
  • 日本経済・今度こそオオカミはやってくる 負けないビジネスモデルを打ちたてよ

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    p58 経済政策=「強きを助け、弱きをくじく」→優勝劣敗
    社会福祉政策=「弱きを助ける」→救済原理

    p72 組み立てメーカー=「労働集約」「資本集約」「知識集約」→これからはキー・コンポーネント→圧倒的なシェア→膨大な利益

    p75 系列下請け構造=上のメーカーが利益を吸い上げ⇄継続的な商売を保証(…これって終身雇用と似てるね。)→水平分業型への移行

    p79 ドミナントモデル≒価格実現力の世界⇄総括原価方式≒系列取引→緩やかな統制経済モデル

    P93 財政の基本=恒常的な支出には恒常的な歳入を、一時的な支出には一時的な歳入を→一時的な支出に対して、恒常的な増税をするなんてナンセ

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    2011年11月18日
  • 経済古典は役に立つ

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    経済学とは何か。経済学が対象にするのは、なにか一貫した経済一般についての問題、ではなく、その時々の経済問題である。経済学者たちが何をいかに論じてきたかをまとめる。竹中さんの文章、わかりやすい。この人の本はもうちょっと読んでみよう。

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    2011年10月06日
  • 経済古典は役に立つ

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    アダムスミスから始まり、ケインズ、シュムペーター、マルクス、ハイエク、フリードマンやブキャナン等様様な経済学者の思想や特徴を捉えることができ、経済古典が役立つことを説いた新書である。

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    2011年09月27日
  • 「改革」はどこへ行った? 民主党政権にチャンスはあるか

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    2010年の春にとある外資系運用会社のセミナーで頂いた書籍。その時に初めて竹中さんの講演を聞いたのですが、理路整然と分かりやすく話すので大変驚いたのを覚えています。

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    2011年09月09日
  • 日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか

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    池田信夫氏が司会を務め、竹中平蔵氏などが日本経済について語る。
    世代間格差や社会保障、成長戦略や政争の内情など、興味深い内容を分かりやすく書かれている。

    2010年の本なので震災の影響は反映されていないが、経済を様々な角度から眺めてみたい時にオススメ。

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    2011年08月19日
  • 日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか

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    民主党政権を含め、日本経済の5つの問題について、4人の経済学者が議論している作品。標準的な経済政策のパッケージとして読んでおく必要のある本。ただし、経済政策の主流派についてブレが起きつつあることを勘案する必要がある。

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    2011年05月31日
  • 「改革」はどこへ行った? 民主党政権にチャンスはあるか

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    かのゆうめいなたけなかさんであるが、メディアでたたかれている姿と違いこの著作には正論が書き連ねられている。

    小泉改革のネガティブな側面を書いていないことは少し引っかかるが、それでもわかりやすく面白い。

    残念なことは当時の竹中さんの不安通り、民主党が負の道へと突き進んでしまっていることだ。

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    2011年02月28日
  • 日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか

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    経済の視点からの政治批判。
    なんでそうなっちゃうの?と思ってたことが普通の感覚でも理解しやすくて読みやすかったです。

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    2011年08月28日
  • 日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか

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    <引用など>

    ・所得分配という意味での格差は、小泉政権では縮小しました。むしろその後の政権で「正社員」と非正規労働者の格差が拡大しました。

    ・金利上昇はめぐりめぐって、設備投資の際に企業の調達コストを上げることになります。

    ・「骨太2006」で社会保障の自然増を抑制する議論を正面から取り上げた

    ・OECDの統計によると、2010年末に政府債務残高GDP比が200パーセントに達する(これはグロス)

    ・政府保有の金融資産にも着目し、これを相殺消去したネットの政府債務(純債務)で見ると、対GDP比は110パーセント強となります。(グロス債務に将来の年金給付債務が含まれ、金融資産には年金積立

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    2019年02月04日
  • 経済古典は役に立つ

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    経済学の主要理論のエッセンスを一般向けに解説しており、簡潔な経済学史とも言える。(帯の「問題解決のスキルとして」の惹句は意味不明!)

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    2018年10月14日
  • 日本経済「余命3年」 <徹底討論>財政危機をどう乗り越えるか

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    最短で日本の余命はあと3年か。
    確かに個人資産の総額に国債発行額が近付いていることから、そんな感じはしてた。

    粛々と準備をしておかないと。

    そうならないことがもちろん良いのだけれど、
    そうなってしまったときにでも大丈夫なように。

    ---気になった言葉---
    子ども手当(年間5.6兆円)を諦めれば、現在、実効税率40%の法人税を、香港並みの17%にすることが数字上可能です。(P77)
    「圧力団体は一つで頑張ると資源配分によくないことが起こるが、利権グループ同士を競わせると、よい均衡に到達できる」(P196)
    社会や国家は、「幸せ」という概念について立ち入らないほうがいいと思うのです。(中略

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    2010年12月26日
  • 「改革」はどこへ行った? 民主党政権にチャンスはあるか

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    policy to solveが必要
    官僚は解雇がなく年功序列であり、国民の信任を受けていないため大胆な政策ができず天下りする
    政治的空間にいる=社会に対して責任を持ち、責任を持った言動をとること。
    日本の本当のリスクは国民の安易な姿勢と生き方

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    2010年11月10日
  • 「改革」はどこへ行った? 民主党政権にチャンスはあるか

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    先の見えない不景気に、民主党政権のぶれまくりの政策。日本はこのままでは「重税国家になってしまう」と、読んでいて冷や汗が流れる。
    希望がないわけではないが、民主党がそれをなしえるかどうかは、はなはだ疑問。

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    2010年01月07日
  • 「改革」はどこへ行った? 民主党政権にチャンスはあるか

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    ◆書評
    小泉政権において、いわゆる小泉・竹中改革を主導した著者が、「改革」や「経済成長」の必要性を強く説く。また、小泉政権下で実施された「改革」の客観的 な検証、民主党の政策に対する見解を述べる。そして、「政策後進国」である日本は、他国で当たり前に行っている政策を実行すれば、技術、資本、人材の水準 が高く、経済の潜在力は依然として強いため、必ず蘇ると力説する。

    ◆概要抜粋
    【Policy to helpとPolicy to solve】
    “失業者が増える本当の原因は、日本の企業の国際的な競争力が落ちて、日本の製品に対する需要が減少し続けているからです。したがって、競争力を回復させ、経済を成長

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    2010年01月06日
  • 日本経済に追い風が吹く

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    法律の作られていく過程がよく分かってきた。
    テレビ中継の質疑応答が、衆参で手法が異なる事に納得した。

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    2025年10月08日
  • 強く生きるノート 考え方しだいで世界は変わる

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    ネタバレ

    限られた時間のなかでどうすれば出来るかタイムマネージメントを行う。物や仕事など集中と選択をする。
    なぜ?だからなんなの?を問い続ける。
    執着しない、受け入れる、集中する。
    基本を徹底して行う。弱みでなく強みを強化する。

    感情とうまく向き合いながら、無駄を省く。
    凡亊徹底しながら強みを伸ばす。
    できないではなくどうすればできるか問い続け選択と集中を行う。

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    2025年07月18日
  • 日本経済に追い風が吹く

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    2025年39冊目。満足度★★★☆☆

    著者を嫌う人は多いが、学者であり、かつ閣僚経験を有するので、日本の実情には詳しいので、私は参考にしている

    本書もところどころ、参考になった

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    2025年05月07日
  • 都市とアートとイノベーション 創造性とライフスタイルが描く都市未来

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    竹中さん、南條さん、そして伊藤穰一さんの対談形式で、都市の未来を考えるという企画。
    実際に、アートのダボスを東京で開催しようという企画を実現してきた彼らが、どうやってイニシアチブを作ってきたか語ってくれる。残念ながら、現時点で大きなうねりにならないということは、非常に難しいということでもあっただろうが、日本の賢者が考える思考プロセスは非常に勉強になる。
    まず、産業は、AIによって圧倒的に生産性が上がるだろうと予測する。その空いた時間が、多くできるはずだと。その上で、大事になるのはアート思考であり、クリエイティビティだと。時間持ち、こそがアートを生む。この循環を東京に作りたいというのが発起人たち

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    2025年03月06日