【感想・ネタバレ】勝負論のレビュー

あらすじ

小泉純一郎、安倍晋三 ――
偉業を達成できたのには「理由がある」。
日本を動かす首相を支え続ける“現代最高の知性”が
「目的達成のための最短ルート」を初めて明かす!

◎「なぜ戦うのか」という目線を忘れない
◎良質な「問い」を常に自分に投げる
◎勝つためにバルコニーに駆け上がる
◎チャンスを待て。だが決して時を待つな
◎情報源は「量」より「質」で選ぶ
◎悲観は気分。楽観は意志であると心得る
◎人生の本舞台は常に将来に在ると知る

など、百戦錬磨の勝負師たちの知られざる戦術を網羅。

「外為どっとコム」超満員セミナー、完全書籍化。

【著者情報】
竹中 平蔵(たけなか へいぞう)

1951年、和歌山県生まれ。一橋大学経済学部卒業後、日本開発銀行入行。大阪大学経済学部助教授、ハーバード大学客員准教授、慶應義塾大学総合政策学部教授などを経て、2001年より小泉内閣で経済財政政策担当大臣、郵政民営化担当大臣などを歴任。小泉内閣の「構造改革」を主導した。第2次安倍内閣では、「産業競争力会議」および「国家戦略特別区域諮問会議」メンバーとして活動。現在は、東洋大学グローバル・イノベーション学研究センター長・教授、慶應義塾大学名誉教授、株式会社パソナグループ 取締役会長、世界経済フォーラム(ダボス会議)理事、外為どっとコム総研首席研究理事などを兼任している。著書に『大変化 経済学が教える二〇二〇年の日本と世界』(PHP新書)、『400年の流れが2時間でざっとつかめる 教養としての日本経済史』(KADOKAWA)、『世界大変動と日本の復活 竹中教授の2020年・日本大転換プラン(講談社+α新書)』ほか多数。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

勝ち負けだけではなく、駆け引き、負けの美学に対しての考え方に共感を持ちました。
小泉元総理の喧嘩の仕方は屈服です。

0
2017年04月07日

Posted by ブクログ

前の著作「世界大変動と日本の復活 竹中教授の2020年・日本大転換プラン」が面白かったので、買ってみた。
気持ちは非常に「熱い」!
しかし勝負については「冷静沈着」。
勝負に勝つというのは、こういうことだと思う。
大体勝負は、戦う前からついているものである。
日々の練習。
事前の準備。
普段からの心構え。
勝負直前のメンタルの持って行き方。
緊張のほぐし方。
力の抜き方。
本当の理想は「戦わずして勝つ」こと。
「戦略」という言葉の意味も、本来は「いかにして戦うか?」ではなく、「いかにして戦わないか?」だった。
稀代の勝負師は、小泉純一郎元首相だという。
側近を務めた人物だからこそ、この言葉にも重みがある。

戦い方において、大事にすべき事も語っている。
「とにかく壮大な目標を掲げよ」瑣末な点では誤りでも、大きな目標の前では正解の場合がある。
しかし、瑣末な点で勝負をしていると、正誤の判断で負けてしまう。
戦う土俵をどこにするか?
どのルールで戦うか?
これは本当に大事だと思う。

偉業を達成するためには、最初からディテールにこだわってはいけない。
「なぜ?」「どうして?」
自分へ良質な問いかけを出来る事が重要らしい。
気構えという意味では、大変参考になった本!オススメ!
(2017/2/24)

0
2020年09月06日

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