吉村昭のレビュー一覧
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購入済み
読むほどに先に、先にと心が。
今は読んでる途中です。一気に読めない性分なので。
数年前に、司馬遼太郎の「坂の上の雲」全巻読みました。全6冊でとても時間が、かかりました。日本海海戦のところは後半にでてきます。
同じ日本海海戦でも作者が違うと、どう変わるのだろうと興味が湧きこの本を買いました。難しい表現はありません。とても読みやすいです。
日本海海戦のことを知りたければ、この一冊で充分でしょう。
バルッチック艦隊が出港から各地の港に寄港しながらの様子は、つい世界地図で見てしまうほどの興味がわきます。歴史上、強大国のロシアとアメリカと正面きって戦った国は日本以外にありません。日本史を知る上でも、ぜひ中学生や高校生にも読ん -
Posted by ブクログ
吉村昭『少女架刑 吉村昭自選初期短篇集I 』中公文庫。
全二巻からなる吉村昭の自選短編集の第一巻。後に記録文学の名手となる吉村昭の文学的出発点となった1952年から1960年に発表された初期短編7編を収録した短編集。表題作の『少女架刑』をはじめ幾つかの短編は既読であるが、それは遠い昔のこと。
7つの短編を通して様々な『死』の姿が描かれているが、いずれの短編に描かれた『死』は現代よりも身近で敬虔な存在であり、著者にとって願わくは対峙したくない畏怖の対象となっているように感じる。
『死体』『青い骨』『さよと僕たち』『鉄橋』『服喪の夏』『少女架刑』『星と葬礼』を収録。また、巻末にエッセイ『遠い