有栖川有栖のレビュー一覧
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購入済み
推理小説初心者でも読めた
作家アリスシリーズの1作目ということで購入。
これまで推理小説をさっぱり読んでこなかった人間なので、事件の真相や犯人を予想しながら読んだりはしませんでしたが普通に楽しめました。
トリックを理詰めで説明してくれるので私のようなド初心者でも分かりやすかったです。
また執筆されたのが大分前の作品のようですが、時代背景を反映した描写とかも(多分)ないのでそういった面でも読みやすかったかなと
語り手であるアリスの関西弁が会話に子気味よさを感じさせてていい味出してます -
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ネタバレ「丸ごと新興宗教の街」(バチカン市国みたいな?)にそびえ立つ城に江神を救い出すつもりで乗り込んだアリスたち英都大学推理小説研究会のメンバーは、ミイラ取りがミイラになった状態。
謎を解かないと解放してもらえないゲーム?
ミステリのネタバレほど語ってはいけないものは無いので、多くは語れませんが・・・
(上)のレビューで、次に殺される人が分かったとか書いたのがお恥ずかし過ぎでした。
時事問題的に、新興宗教についてはあまり触れたくないのですが、この「人類協会」は宇宙人ペリパリの再臨を待ち焦がれる、というある意味SFサークル活動的なノリであると、何度も強調されている。
物語の設定は1990年で、その -
Posted by ブクログ
ネタバレ火村シリーズ、今回はアリスが頑張ってた。
ホテルで亡くなった男は自殺か、他殺か、そこから不明なため男性、梨田さんの生い立ちや、ホテルで過ごした5年など、様々なことを様々なひとから聞くうちに段々と謎の多い梨田さんの人物像がわかっていく。
そして段々と真実に近づいていく様子が、アリスと一緒にこちらも一緒に肉薄している気がして楽しめた。
梨田さんが孫を抱くことを楽しみにしていたのはこちらも目頭が熱くなった。
我が子は抱けなかったけど、孫が抱けるかもしれない、なんて、そんな楽しみで幸せなことはない。
それが叶わなかったのは悲しかった。
犯人の動機はなんとも自己中な気がするけど、人間は多面的な生き物 -
Posted by ブクログ
単なる「次に読みたい本が見つかるブックガイド」ではありません。
有栖川有栖さんの文庫本のラストに収録されている解説を集めた一冊。
ミステリ界のフロントランナー有栖川有栖が、ミステリだけにとどまらない豊富な読書体験と知識をもって、古典の名作から近年の注目作までを敬意と愛をこめて語ります。
ミステリ初心者は古典や名作の橋渡しになるはず。そして中級者以上なら新たな作品の発見や、一度読んだ作品でもまた違った読書のポイントを見つけたり、作品の素晴らしさを再発見できるでしょう。
現に自分は今まで名前しか知らなかったQEDシリーズや、建築探偵桜井恭介の事件簿に俄然興味が湧いてきました。シリーズの途中の -
Posted by ブクログ
ネタバレ何度目かの再読。
うっすら記憶のある中読んだ。概ね忘れてたけど。
4作の短編・中編集。
あとがきで作者の言う通り本格ミステリ揃い踏み。
どの話も面白かった。
ダイイングメッセージの「あるYの悲劇」、死体の首が消える「女彫刻家の首」、倒叙ものの「シャイロックの密室」、そしてゴリゴリのロジックで攻めてくる表題作。
特に好きなのは次の2作。
「あるYの悲劇」は途中でダイイングメッセージの意味は分かるんだけど、被害者の口走った言葉がわからず、終盤にアリスと一緒にびっくりすること請け合い。そしてそこかしこに伏線のような、話の要素が散りばめられてて面白い。
そして表題作。
1つずつ疑う要素を消して言って -
Posted by ブクログ
長年生活していたホテルで命を絶ったと見られる男性。
物語は主人公の小説家「有栖川」が、この事件が自殺でないことを証明してほしい、と依頼を受けるところから始まる。
ホテルという空間、登場人物のキャラクターなど魅力に溢れている。
捜査を進めるにつれひっかかる部分はきちんと伏線回収されているので「よく出来た推理モノ」だと思うし、読んでいて純粋に楽しい。
謎解き要素をきちんとメモして自分で推理するのも楽しいと思う。
作中の有栖川が披露する小説論で、「苦くシニカルな結末をつけた小説というのはお涙頂戴に匹敵するほど書くのが容易で、それでいて作者が馬鹿に見えにくいという利点を持っている。」と語っている