今野敏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今野敏の『スクープ』はテレビニュース記者、布施京一が活躍する報道ミステリーの短編集。どの事件も、布施と警察の連携で不思議とうまく片付き、スクープになる。
布施京一はTBNテレビ報道局の看板番組である二ユース・イレブンの遊軍記者だが、敏腕記者というわけではなく、どちらかというと不良社員で、いつも会議に遅れてくる上に、真面目に参加することはなく、会議はそれこといつも上の空。そして取材といいつつ、実際は六本木や新宿、渋谷でプラプラと飲み歩いている。でも布施はどこの店でもそこそこ人気がある。布施の肩ひじ張らず自然に受け入れる雰囲気がつい相手が話したくなる雰囲気を醸し出すのだ。
警視庁捜査一課の黒田部長 -
Posted by ブクログ
この「鬼龍」は、先日読んだ豹変のシリーズの原点となる作品だそうです。
確かに、主人公は、鬼道衆の末裔として亡者祓いを請け負っている「鬼龍浩一」なのだけれど・・・
こちらの鬼龍さん、黒づくめではないし、「こういち」の漢字も違う。
しかも!亡者祓いは、修行っていうんだから。
そう、彼は鬼道衆の跡継ぎで、修行中の御祓師なのね。
というわけで、鬼龍浩一の活躍は、この1冊のみなのだそう。
物語は、テレビ局のお祓いを依頼されるところから始まる。
おニャン子クラブなんていう懐かしい名前も登場するけど、
時代・・・なのね(笑
そこでの依頼を無事に解決し、一休み!かと思いきやすぐに次の依頼が・