今野敏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
警視庁地域部総務課の楠木が、特命を受け配属された警視庁FC。
FCとは「フィルム・コミッション」の略で、映画撮影において、警視庁が交通整理などの便宜を図る目的という。
面倒なことが嫌いで、平穏な公務員を望む楠木は、嫌々ながらも任務に就くが、撮影現場で変死体が発見され、殺人事件の捜査に当たることになってしまう。
楠木の気になったことが意外にも取り上げられ、誤解を生みながら、事件を解明へと導くが、なんだか様子がおかしい。
これは本当に事件なのか!?
展開がおかしいことに早々と気付きましたが、どんなオチを見せてくれるのかとドキドキしながら一気読み。
コミカルなミステリーで面白 -
Posted by ブクログ
いつもの今野敏。安定の面白さ。
元刑事の教授のゼミで、個性豊かな女子大生が過去の事件や大学内での謎を解く。
途中、大学とはなんのために?という問いもあり。
大筋の事件にちょこちょこ入る大学内での事件。
今時女子大生も、実は、純粋に学問を楽しんだり、自らせっきょくてきにゼミ活動に取り組んだりするんだ。
竹芝先生の研究室での魅力が語られるシーンは、大学論とともに、とても好きなシーン。
今野敏は、主人公を、人の価値観にぶれされない、芯の強さを意識せずに持っている人を置くところが好き。
そんなところに、飄々とした警官や、芯の強い個性的な女の子や、ひょうきん者や、が、自然と寄ってくる。
その心地