日暮雅通のレビュー一覧

  • シャーロック・ホームズとミスカトニックの怪

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    ホームズとクトゥルフの2作目。ホームズとワトソンもすっかり歳をとり、クトゥルフとの戦いに疲れも見せているなか、また彼に出会うというそのシチュエーションはホームズ好きにはたまりませんでしたが、途中の日記はとにかく長くて元々クトゥルフが好きなわけでは無い私にはちょっと辛かったです。

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    2023年12月31日
  • スノウ・クラッシュ〔新版〕 上

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    当時としては斬新な舞台設定、新たな概念(メタバース世界)の提示があったので歴史的には記念碑的作品の一つ。なのだが、今の時代に読むとメタバース世界があまりに凡庸の設定(当作品が元祖なのだが、今やありふれすぎる設定になっている)に思えてしまってワクワクが乏しい。古典を読むつもりで読まないとやってられない。半分あたりで中断してしまっている。
    1992年の作品ということで、、当時としてはとてつもなく革新的な世界観を提示したと思うし、後の世の現実世界にも影響を及ぼしたのだとは思う。
    アニメなどでありがちな異世界系の創始でもあるのでは?

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    2023年10月12日
  • 都市と都市

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    挫折しました
    無理だ読めない
    しかし本がどうこうではなく私がSFに向いていない…
    本の評価を下げるのも申し訳ないので☆3にしておきます

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    2023年09月27日
  • 都市と都市

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    序盤久しぶりに読むのが苦痛になってリタイアしかけたけど後半は一気読みでした笑
    一つの場所に二つの都市が重なってる設定が逸脱。

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    2023年08月30日
  • スノウ・クラッシュ〔新版〕 上

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    メタヴァースという言葉を最初に用いたSF。
    スノウ・クラッシュは上巻で出てくるものの、その用途・目的が下巻をかなり読み進めないと出てこない。だいぶ遠回りしている感が否めなかったのと、独自の固有名詞が多いのでSF読み慣れていないと辛い。

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    2023年06月27日
  • 四つの署名

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    この頃はコカインて違法じゃなかったんだとかホームズって料理するんだとか知らないこと多くて面白かった。

    コカインで始まりコカインで終わった気がする。

    『ありえないものをひとつひとつ消していけば、残ったものが、どんなにありそうなことでなくても、真実であるはずだ』

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    2023年06月22日
  • スノウ・クラッシュ〔新版〕 下

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    上巻に続いてなんとか読み終わりました。読んだというよりはもう流し見みたいになっちゃって、話の流れや今起きていることをしっかり理解することを放棄して、ひたすら文字の上に目を滑らせるだけみたいになってしまった…。
    もっと若い頃に出会ってたら、ひとつひとつの単語の意味にしがみついてでも「読んでやる!」って意地になれたのかもしれないけど、その根気を出せなくて申し訳ない気持ちもありつつ。やっぱりSF小説を楽しむ素養が決定的に欠けてるなと

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    2023年05月18日
  • スノウ・クラッシュ〔新版〕 上

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    バーチャルの世界にハマっている自分の目から見て、なんでもかんでもメタバースの一言で括られるのは抵抗があるな、という思いから、そもそもメタバースってどっから出てきたんだ、という理由でたどり着いた一冊。
    一時期SF小説に挑戦してた時期があったけど、自分はつくづくSF小説を楽しむだけの素養が無いなとあらためて思い知らされてしまった。登場人物の感情の機微がどうこう、って話よりも世界の話とか社会の話とか、もっとマクロな視点がSF小説の魅力ポイントなんだろうけど、そこに興味が持てないせいで楽しみが見出せず、よく分からない単語が次から次へと飛びかかってくるように感じてしまう。文章だけど理系の世界というか。な

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    2023年05月04日
  • 僧正殺人事件

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    見立て殺人の元祖、ということでかなり期待して読んだのだが、殺人の動機があまりピンと来ず、そんなには楽しめなかった。

    ラストのグラスの入替も、「そんなんあり?」というのが素直な感想。

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    2023年04月27日
  • シャーロック・ホームズの事件録 悪魔の取り立て

    ネタバレ 購入済み

    ほんのちょっぴりネタバレ

    シャーロック・ホームズ氏とワトソン先生が、演じてる冒険活劇って感じでした。

    シャーロック・ホームズ物語風ではなく、その世界の人達が出てる別のお話と言った感じですかね。
    お話はなかなか良く作られておりますが、シャーロック・ホームズ氏では無いなぁって思いました。
    ただヘフィ嬢がとっても魅力的で、彼女の存在がなかなか素敵な彩りになっておりました。
    ほんのちょっぴり買ったのを後悔した作品です。はぁ

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    2023年04月21日
  • カナリア殺人事件

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    中学生の頃挫折した古典的シリーズ。
    物質的事実と心理学的事実の矛盾。
    心理学的事実の議論はとても興味深かった。

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    2023年02月18日
  • 指差す標識の事例 上

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    4章からなるうちの2章までが上巻。1章は医学の描写がキツくて読みにくく、2章は語り手のキャラクターが独りよがりで受け付けない。3章と4章が気になるところだけど、いつかまたゆっくりと読み直すことにして、上巻で終了。
    表紙のデザインは素晴らしい。

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    2023年01月12日
  • スノウ・クラッシュ〔新版〕 上

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    今となっては馴染の用語となっている「メタヴァース(=仮想の三次元空間)」、「アバター(=仮想空間におけるユーザーの分身)」を確立したSF作品。ハヤカワ文庫で新版として復刊されたので、これを機に手に取ってみた。

    舞台は、連邦政府が力を失い、資本家たちによって国土が分割統治され、オンライン上では仮想世界「メタヴァース」が築かれた近未来のアメリカ。主人公は、凄腕のハッカーで高速ピザ配達人(この世界では専門学校も存在する専門性の高い職業。)であるヒロ・プロタゴニスト。
    ある日、ヒロはメタヴァース内で謎の男から「スノウ・クラッシュ」というドラッグを勧められる。男の異様な雰囲気に警戒した彼はそれを使用し

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    2022年12月29日
  • 四つの署名

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    ネタバレ

    ホームズ長編2作目
    個人的に私はこの作品をワトソン夫妻の馴れ初め
    或いはMr.ワトソンの恋心ダダ漏れ記
    と呼んでいる。
    つまりはそういうことだ。

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    2022年12月26日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    シャーロック・ホームズの冒険や回想よりは面白みにかけたが、ホームズの魅力ご詰まっているのは間違いない。

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    2022年11月29日
  • スノウ・クラッシュ〔新版〕 上

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    昨今話題の「メタヴァース」なる単語を世に生み出した「スノウ・クラッシュ」。シリコンバレーのメガベンチャーCEOらの愛読書とのこと。無国籍感や退廃的ムードなど大昔に流行ったサイバーパンクの流れを汲んだ小説で、設定のユニークさや独自の用語が光る。小説の出来としてはどうかというと30年前のSF小説なのでそこは目を瞑って読む必要あり。

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    2022年11月24日
  • シャーロック・ホームズとシャドウェルの影

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    よく知られたアイコンを駆使することで、ホームズとはどんな奴で、クトゥルーと何?といった手続き的な説明をすっ飛ばして、軽快に物語をドライヴする。こいつは善玉でこいつは悪玉でよかった、昔日の冒険活劇のよう。その分、物語が少々安易に流れたきらいはある。全般的に作者に状況を打破するアイデアに乏しく、殊に終盤の活劇では、ホームズたちの窮地を結果的にモリアーティが救うパターンが繰り返されて、なんだか彼がいい人に見えてきたりもする。とはいえ、堅いことを言わずに愉しむタイプの小説として悪くないと思います。

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    2022年11月21日
  • 四つの署名

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    ホームズは短編集から入るのがわかりやすく面白いが、この「四つの署名」の長編もホームズを語る上では欠かせない作品。事件も謎も心踊らされる内容だった。

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    2022年11月16日
  • 僧正殺人事件

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    ネタバレ

    見立て殺人を扱った小説の元祖ということで読んでみた。マザー・グースの歌に見立てて殺人が行われていくが、動機やトリックのようなものが、数学者的な理由からということで、方程式やら法則やらなんやらと探偵ヴァンスは説明してくれるが、「ほう!そうか!」とはならず、少し消化不良。ただ、色々な見立て殺人の大元になった作品というこという点では、読んでよかった。

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    2022年11月04日
  • シャーロック・ホームズの思考術

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    シャーロック・ホームズの物語にでてくるエピソードを例に、脳科学や行動心理学の研究に基づいて物事を注意深く観察し、正しい推理を導く思考法〈マインドフルネス〉を実践するための一冊。


    こういう本だと思ってなかった。ホームズの読解としてはシービオク夫妻の『シャーロック・ホームズの記号論』とも共通するところはあるんだけど、本書の主題はホームズ論ではなく〈マインドフルネス〉という技術の高め方。
    小説内のエピソードとリンクする心理学の実験をたくさん紹介してくれるのは面白かったけど、自己啓発的な内容なので求めていたものとは違った。普通の人間がまず全体像を見、無理やり整合性をつけてストーリーを作り上げてしま

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    2022年11月03日