日暮雅通のレビュー一覧

  • ファースト・マン 上 初めて月に降り立った男、ニール・アームストロングの人生
    【非凡なる凡人】人類史上初めて月に降り立った「ファースト・マン」ことニール・アームストロングの生涯を記した伝記作品。著者は、本作がアームストロング本人が公認する唯一の伝記となったジェイムズ・R・ハンセン。訳者は、本書の主に前後半を分担して共訳した日暮雅通と水谷淳。原題は、『First Man: Th...続きを読む
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶
    ホームズの「正典」を深町訳、駒月訳、日暮訳で1、2冊ずつ読んできた。どれも読みやすくておすすめ。駒月訳は、ホームズとワトソンの関係に思い入れを込めているところが諸処にうかがわれ、この日暮訳はさすがシャーロキアンという、こまやかな註がうれしい。
    ホームズって意外に悪の組織とかスパイとか出てくる話が多い...続きを読む
  • ファースト・マン 上 初めて月に降り立った男、ニール・アームストロングの人生
     ニール・アームストロングの伝記。
     上・下2巻の大著で読み応え十分。本人はさして気にもしなかった「人類初の月面到達男」のレッテルが生涯つきまとうことになる。
     本人はテストパイロット、工学者らしく月着陸船の月面降下時の操縦が最も気がかりだったという。
     出生から海軍時代、テストパイロット、宇宙飛行...続きを読む
  • ファースト・マン 下 初めて月に降り立った男、ニール・アームストロングの人生
     いよいよ月着陸から多忙なミッション、月面を離れ月司令船とのドッキング、帰還へと伝記は進む。
     帰還後の尋常ではない熱狂的な扱い、英雄視されることへのとまどい。
     離婚、そして再婚し訪れたしばしの静かな生活の中で訪れる死。
     本人がどう思おうが、間違いなく人類の英雄だった。
  • 僧正殺人事件
    この人が犯人かなあって予測はしてたけど、最後の最後で裏切られて爽快。
    探偵が被害者を助けるために犯人を殺した時に、自分が殺したって臆面もなく言うところや、結局犯人の自殺で片付けられたところが好き。
  • 七人のイヴ II
    すごく面白かった。部分部分ではわかりにくいところもあったけど、特に宇宙船などの構造は見取り図欲しいっ、と何度も思ったけど、それを上回るストーリーの魅力。
    ハードレインの後の圧倒的な絶望感、多くの主要キャラクターの退場、その一つ一つが、無常でもあり、種を存続させるための必然でもあり…。1/3以降は怒涛...続きを読む
  • シャーロック・ホームズの思考術
    シャーロキアンとして大満足!ホームズを切り口に心理学や脳科学の知見を学べた。アクティブラーニングや、ワークショップでの学びを考えるにもヒントになる。
  • マッキンゼー
    世界的に有名なコンサルティングファーム、マッキンゼーの創業期から今に至るまでを、綴ったノンフィクションルポルタージュです。
    経営学をかじり、また大前研一さんや南場智子さんなどの著書を読んだ身として、興味ある存在だった組織でしたので、いつにも増して集中してページをめくりました。
    意外だったのは、組織力...続きを読む
  • 僧正殺人事件
    もう30年近くも前から気になっていつつも、きっと「当時は名作でも今読むと退屈なのだろうな…」と決めつけて読んでいなかったこちらを遂に(笑)読みました。退屈だろうと思っていた理由は1929年という大昔?の作品であるということの他、「僧正殺人事件」などという題名のせいでもありました。(笑)
    いや、もっと...続きを読む
  • シャーロック・ホームズの思考術
     有名な推理小説と、その主人公をベースに問題解決する手順を示す。かなりハードで読むのに疲れたが、得られるものはあった。「マインドフルネス」というキーワードを知る。類書を結構読んでたかもしれないが(身についてない・・)、本書を親本としてかなり整理できた。
     緋色の研究、はぜひ読んでみたい。
  • 恐怖の谷
    映画「ダークナイト」。その面白さがココにはあります。
    1917年にイギリスで書かれた小説に、これだけ面白いと思えるのは、読書の快楽そのものですね。

    シャーロック・ホームズ・シリーズは、僕が読んでいる光文社の新訳シリーズに則って言いますと。

    ①緋色の研究(長編)-1887
    ②四つの署名(長編)-1...続きを読む
  • バスカヴィル家の犬
    ホームズの長編三作目。
    『緋色の研究』『四つの署名』も好きですが、長編ではこれが一番面白く読めました。
    冒険色が強くなってハラハラ感が増し、登場人物も以前より多く謎も多かった気がします。

    ワトスンが一人で調査すると聞いていたので、ホームズがいなくても楽しめるのかな…と不安でしたがスラスラ読めました...続きを読む
  • 僧正殺人事件
    これぞ推理小説といいたくなる1冊で、正統派の1冊かと。マザー・グースにのせて行われていく殺人がなんともいえない。童謡にのせて進む殺人といえばクリスティの「そして誰もいなくなった」だが、その10年も前の1929年に発表されたことを考えると、その先駆けはこの本であると言えよう。全体のボリュームも申し分な...続きを読む
  • 恐怖の谷
    シャーロック・ホームズシリーズ最後の長編。
    他の長編もそうであるように二部構成で、第一部は暗号解読にはじまり、密室殺人事件の捜査といかにもミステリっぽい。
    第二部は舞台をアメリカに移して、殺人事件の原因となった犯罪組織が巣食う“恐怖の谷”の話。
    第二部の舞台がアメリカで第一部の事件のいきさつが語られ...続きを読む
  • シャーロック・ホームズの事件簿
    ホームズ視点で語られる「白面の兵士」、「ライオンのたてがみ」。
    犯人の発砲により怪我を負ったワトスンにめずらしく取り乱すホームズが見られる「三人のガリデブ」。
    自分が襲われ大怪我を負いながらそれを利用して犯人を追いつめる「高名な依頼人」。
    「マザリンの宝石」のラストでホームズがする“悪ふざけ”は彼ら...続きを読む
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶
    表題作は第一次世界大戦開戦前の欧州情勢に探偵業を引退したホームズが再び動く。こういう時の登場が相変わらず劇的でスマートでかっこいい。
    「悪魔の足」では、幻覚・致死作用のある毒物を二人で試して二人してぶっ倒れるシーンが好き。
    「ブルース・パーティントン型設計書」は兄マイクロフトが依頼を持ちこむ形で登...続きを読む
  • バスカヴィル家の犬
    ホームズシリーズの長編の中でも人気作で、私も一番好きかもしれない。
    バスカヴィル家の呪いと魔犬の伝説、次々と起こる超自然的な出来事、それが現実味を帯びるダートムアの荒野。推理というよりストーリーが面白かった。
    途中からワトスンが一人でダートムア入りして調査をするが、彼の報告を受けながら独自に調査・監...続きを読む
  • 四つの署名
    緋色の研究に続くホームズシリーズの第二作目。
    依頼人の女性に想いを寄せるワトスンのメロドラマも見どころ。最後、結婚を報告した時のホームズの台詞、「僕は絶対におめでとうとは言えない」が印象的。
  • ベンスン殺人事件
    殺害されたアルヴィン・ベンスン。かつらをとり入れ歯を外したリラックスした格好での死。死の直前まで彼といたミュリアム・セント・クレア。恋人のリーコック大尉に容疑がかかる。被害者の金を使い込んだ友人リアンダー・ファイフ。ファイフが偽造した小切手と担保にした宝石。浮かんでは消える容疑者たち。地方検事マーカ...続きを読む
  • バスカヴィル家の犬
    終始はらはらさせられたお話でした。
    正直もう駄目かと思ってからの大どんでん返しで謎が次々解明していくのでスカッとします。
    でも少し犬が可哀想だったかな。