日暮雅通のレビュー一覧

  • ペルディード・ストリート・ステーション 下

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    ネタバレ

    ファンタジー。SF。ホラー。
    スチームパンク、魔術、異種族、モンスター、グロ、冒険。
    いろんな要素を詰め込んだ、上下巻で1100ページ超えの大作。
    最終的にはホラー&冒険のイメージが強い。
    世界観がとても好きで、時間はかかったけど、何の苦も無く読めた。
    決して明るいストーリーではなく、今後どうなるんだろう、と気になる部分が多い結末。
    最後のヤガレクの語りが切ない。
    本来はシリーズ1作目で、続編があと2作あるようだが、残念ながら続編は未訳。ハヤカワさん、何とかお願いします。

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    2026年10月11日
  • バスカヴィル家の犬

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    やっぱりシャーロック・ホームズシリーズは面白い。アルセーヌ・ルパンシリーズもそうだけど、人物、自然、環境、衣装など、すべてがきちんと、省かれることなく描写してあるから、映画のように、物語が浮かび上がってくる。
    大人になってからも良い小説、深い小説にたくさん出会ってきたけれど、やっぱりいつ戻ってきても、ここには色褪せない何か、決して裏切らない何かがあるなぁ。

    ちなみに、最後に載っている島田荘司さんの後書きも、ぜひお見逃しなく。
    (自身の小説であるシャーロック・ホームズシリーズのあまりの人気に嫌気がさしていたコナン・ドイルが、30歳のバートラムという青年と出会うことによって、新たな小説『パスカヴィル家の犬』が生まれるまでの顛末が語られています)

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    2026年07月31日
  • ベンスン殺人事件

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    ファイロ・ヴァンスを有能に描くあまりマーカスや警察が無能みたいな扱いをされている
    要は現代で言うプロファイリング、心理学を用いた探偵
    原作の初版が1926年なので当時としては新しい考え方だったはずで、だから売れたんだろうな

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    2026年07月30日
  • 都市と都市

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    まずアイデアの時点で面白い。重なった2都市の歪んだ常識の中で繰り広げられるサスペンスという形が読んでいて非常に楽しかった。

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    2026年07月11日
  • 僧正殺人事件

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    歴史を読む。その1点で手に取った1冊のはずだったんですがね…。
    まあ面白い、興味深いと云いかえてもよいかな。
    毒入りチョコレート事件といい、百年前の作品なのに時の流れに抗えてるわな。耐えたなー。
    これぞ名作なんでしょう。ヴァンダインの無駄な知識炸裂しまくってます。文学、数学、物理学、演劇、芸術、チェス…、サッパリでしょうそうでしょう。ペダンティックと云えば聞こえはよいのでしょうが、まぁかましてきますよ、ファイロ・ヴァンスの野郎は…。
    後世のかまし屋に与えた影響は計り知れないでしょうな。現代の作家でも京極や米澤穂信辺りは影響受けてるんでしょうなあ。
    まあ生粋のドMかまされ好きの私としては堪らんですよね、もっと要らん知識欲しがっちゃいます。
    あ、ミステリーとしてもスゴいっす。みんな大好き見立て殺人もここからみたいですね。もっと見立てておくれよ。
    ほんでもってあの終わり方…、きょう日絶対アカンですよね。最高かよ。
    ミステリーコンプライアンス違反しまくってます。
    いやー、尖ってんなヴァンダイン。
    他のも読んでみるかー。

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    2026年03月25日
  • 恐怖の谷

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    ネタバレ

     第一部はホームズによる密室トリックの解明で楽しませ、ハードボイルド小説風の第二部にもあっと驚く仕掛けが施されている。

     第一部で現在の事件を語り、第二部でそこに至る経緯を描く構造は「バスカヴィル家の犬」以外の長編と同様だが、本作では特にその趣向が際立っているなと感じた。

     ミステリの面白さだけでなく、物語の構造がしっかりしていて、読み応え抜群。ホームズ・シリーズの長編の最高傑作だと思う。

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    2026年03月03日
  • 恐怖の谷

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    ホームズの長編の中ではまちがいなくこれが最高傑作だと思います。『緋色の研究』も『四つの署名』も、事件の背景の説明となる第二部の部分が現代のミステリに慣れた頭からするとちょっといただけないというか、がっくりするところがあるのは否めないかと思うのです。正直に言うと、本作も第二部は期待していませんでした。しかし読み始めてすぐ、第一部を忘れたとしてこれはこれで面白いのでは? と引き込まれてしまいました。第一部と関係なくてもいいや、というくらいの気持ちで読みましたが、クライマックスで満足。ちゃんと第一部ともつながっていて、うん、この出来ならいいだろうと考えたわけです。『緋色の研究』と『四つの署名』の読書経験でちょっと躊躇われている方がおられたら、と珍しく感想を書きました。これはおすすめです。

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    2026年02月14日
  • 僧正殺人事件

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    マザーグース童謡になぞられる連続殺人であり、そして誰もいなくなったなど見立て殺人のオリジナルとなった作品。
    クリスティのようなヒューマンドラマを意識した作品というよりはクイーンのようなロジカルミステリ。
    また翻訳の影響も大きいと考えるが、ポアロやホームズ、レーンといった古典探偵の中でもヴァンスは謙虚なアマチュア探偵感があって好感を持てて、特に犯人像を想像する探偵ロジックが熱かった。

    グリーン家もみてみます!

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    2026年02月14日
  • 四つの署名

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    ネタバレ

    事件よりも「四人の符号」とは何か?についてとても気になりましたが、最後の方で犯人が全て語ってくれます。財宝やお金があると分かっているだけで人は楽しい夢を見られたり裏切ったり恨んだり、気持ちは激しく動く。人って面白いなと思いました。
    コカインで始まりコカインで終わる。とても時代を感じる作品でした。

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    2026年01月07日
  • 恐怖の谷

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    ネタバレ

    シャーロック・ホームズシリーズの長編。今回は光文社文庫のもので、注釈が付いているので当時の習慣や時代背景も学べました。「ハイティー」は知らなかかったなぁ。
    事件より第二部で語られる過去の物語の方が面白かったです。

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    2026年01月07日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    ネタバレ

    短編集ですが、一編一編ボリュームがあり、今までの短編集と違った楽しみ方ができました。今回もワトスンが振り回されてたなぁ。ホームズの事件解決までの手法がとても鮮やかで、きっと解決してくれるだろうと、その点は心配してないけど、危ないことをしようとしたりするから目が離せないですね。「悪魔の足」がとても面白かったです。

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    2026年01月07日
  • シャーロック・ホームズの事件簿

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    ネタバレ

    2編がホームズの一人称で語られていきます。とても高慢ちきな語り口調でなんとなく読みにくいですが、きっちり事件を解決するホームズに文句は言えません。
    「ソア橋の難問」が一番好みでした。

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    2026年01月07日
  • グリーン家殺人事件

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    古典海外ミステリーにハマった最初の作品。
    旧訳は持っているけど、新訳も読み比べのために一緒に本棚へ。
    11.12月が設定時期なので、ホリデーシーズンの前に読めるとよりうきうきする。

    改めて読み返すと、裏の主人公は「グリーン家の館」そのものであると言える。ヴァンスも繰り返し言っているように、空間自体と流れている空気、堆積した想いや感情が人に作用して事件を起こしていくかのよう。
    雪の降り積もる静かな夜の館、誰も立ち入れない開かずの間、車で駆けるニューヨークの街並み。
    印象的な場面が多く、浮世離れした登場人物も相まって、100年前の時代の空気を感じられるのが楽しい。
    トリックの妙を追求するのとはまた違う、物語の世界を享受する方向での魅力を再確認した。
    新訳も最初は人物名の変更に困惑したけれど、するする読み易くて良かった。

    読み終えるとエラリークイーンの「Yの悲劇」が読みたくなるまでがセット、解説でそちらも言及されているのを見て嬉しかったです。

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    2025年12月19日
  • シャーロック・ホームズとミスカトニックの怪

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    ネタバレ

    ホームズ×クトゥルー神話のパスティーシュ2作目。
    今作、とにかく面白かった!

    見どころは
    ・強力な武器で相手を服従させ、調子に乗って高圧的な態度で命令していたところを逆襲され、死にかけたうえに武器も失い、帰宅後ホームズからも超絶叱られるワトソン
    ・人肉を好む副作用が出る怪しい薬に挑むホームズ
    ・「ホームズが肉体的に長く苦しむことになるくらいなら、いっそ僕が彼を殺す」と吐き捨てるワトソン(医者)
    ・第二部の、バッドエンドまでの展開のすべて
    です。

    続編を読むのが楽しみ!

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    2025年09月05日
  • 四つの署名

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    ネタバレ

    緋色の研究のスタイルをさらに昇華させた感じで前作より好きでした。
    事件自体のぞくぞくするようなミステリアスさもさることながら、ワトスンのキャラクターがどんどん魅力的に完成されていくようで楽しい。例えばコカイン中毒のホームズを本気で叱る場面や、メアリーに告白したいが遺産目当てと誤解されるようなタイミングになってしまったことに悩む場面。ワトスンお前の気持ちわかるよ、と声をかけて寄り添ってあげたくなる。
    これは作者の意図したところか不明だけど、主人公側より犯人の方が人種差別意識がなく他の民族とも関係性を築いているのがなんとも皮肉だった。

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    2025年07月03日
  • 僧正殺人事件

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    傑作探偵小説と名高いので名前だけを知っていました。てっきり僧院での殺人事件かと思っていました(^_^;)
    マザー・グースの童謡に見立てるかのような殺人事件を素人探偵ファイロ・ヴァンスが解決する探偵小説で、犯人が「僧正」と名乗っているのでした。

    私の年代(50代)だとマザーグースはある程度知っている気がする。子供向け番組で「ロンドン橋落ちた♪」「ワンリトル ツーリトル スリーリトル♪」は流れていたし(いまでも「十人の良い子♪」と歌われているみたい)、『不思議の国のアリス』で「ハンプディ・ダンプティ」は知っていたし、なんといっても『ポーの一族』と『パタリロ!』で「誰が殺したクックロビン」を知った人たちは多いはず(^○^)、アガサ・クリスティなどでもマザー・グースはお約束ですしね。
    私は西洋の文学、美術を楽しむには「聖書」「シェークスピア」「マザーグース」をある程度でも知らないとわからないと思っていたのですが、こちらの本のあとがきでも「マザーグース由来の言葉がたくさんあり、英語圏に与えた影響は大きい」ということが書かれていました!

    本書が「傑作」と言われるのは、マザーグースの見立殺人をしてそのあとに新聞社に手紙を送りつける犯人の「僧正」の異様生、殺害トリック、そして何と言っても殺人の動機でしょう。
    連続殺人だと、遺産だとか恨みだとか、関係のある人が犯人だと想像がつくのですが、この「僧正」はそのようなものを全てぶち壊しております。
    小説に出てくる人たちは大半が数学者、科学者、またはチェスに打ち込む人のように公式や論理を使う人。
    ファイロ・ヴァンスはこの連続殺人を考えるにあたって「学者にとって、広大な宇宙、微小な元素こそが彼らの現実。考え続けると通常の人間の生活を乗り越えてしまう学者もいる」といいます。
    つまり、頭の中の現実があまりにも途方もなさすぎて、現実の人間の命を軽んじて、しょうもない子供の遊びを具現化せざるを得なくなるってことで、それが今回の連続殺人の動機だと。それなら犯人判別は難しいですねえ。(小説なので登場人物内に犯人がいるので分かるけどさ)

    ヴァン・ダインによるファイロ・ヴァンスシリーズは、作者による注も面白いですね。尾行したのは〇〇刑事、というところに注がついていて「この刑事は前の事件でファイロ・ヴァンスの手伝いをした」みたいに、その人物の豆知識のようなものが書かれています。
    作中においてヴァン・ダインは「貴族ファイロ・ヴァンスの法律代理人で、友達で、記述者」なので事件のすべてを知っているんだけど、本当にただ見聞きしているだけ。書き手のヴァン・ダインが完璧に「傍観者」に徹しているので人物とか思考が見えない…。
    ちょっと見えたのは「私のメモは完璧だ」と言っていたので、ちょっと厳しそうなファイロ・ヴァンスと仲良くやるだけあって、作中のヴァン・ダインもなかなか拘りの人なんだろうなあと思いました(^_^;)

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    2025年03月22日
  • グリーン家殺人事件

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    ニューヨークの一角に建つ旧世代の名残のようなグリーン屋敷で起きた連続殺人事件を探偵役のファイロ・ヴァンスが解き明かす。

    消えた犯人、消えた凶器、怪しい足跡、限られた関係者、過去の出来事から現代の事件へのつながり、隠し部屋、古い名門に隠された内情…。
    由緒正しい探偵小説だあ(^○^)

    探偵役のファイロ・ヴァンスは貴族階級で、著者であるヴァン・ダインがファイロ・ヴァンスの学友で法律代理人で探偵記録者となっています。
    警察ものだと情報を共有して容疑者逮捕を急ぎますが、素人探偵ものだと「今は言えない」が通じるので小説として盛り上がりを作れますね・笑


    グリーン家屋敷は三世代前に作られ、前当主のトバイハスは膨大な財産をなしたがかなり悪どい事をしたという噂がある。13年前に遺言で「家族はこの先25年はこの屋敷を維持すること。家を出たら財産相続権を失う」と残しているためグリーン家家族はお互いを嫌い合いながらも屋敷から出られない。
    屋敷に住むのは、未亡人で下半身不随のミセス・グリーン、実子として息子と娘が二人ずつ、養女(ほぼ未亡人の看護人)が一人。執事、料理人、メイドたち。そして事件の関係者にはよく出入りする主治医が追加される。
    このグリーン家で連続殺人が起きます。

    お屋敷内での連続事件なんだから通常だったら家を離れればいいのですが、グリーン家は「遺産相続権を失う。家族はお互い嫌い合っていて助け合わない」ということで殺人現場から出られない納得の理由になっているわけですね。
    さらにこのグリーン家の人々の異常性もあります。みんなそれぞれが高慢だったり攻撃的だったりして嫌な奴。家族が殺されても「そんなことで騒がしくなって迷惑」くらいの反応のため、連続殺人が起きても読者としても「この人たちじゃなあ…」という気持ちに(^_^;)

    推理小説としてもまさに読者に正しく情報を提示してきて実にフェアだ・笑
    由緒正しい探偵小説は頭の切り替えとか頭の休憩になって楽しいです(^^)

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    2025年03月16日
  • シャーロック・ホームズとサセックスの海魔

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    クトゥルー・ケースブック三部作の最終作であり、ホームズが宿敵ルルロイグと決着をつける三部作全体のクライマックスでもある
    探偵業を引退しイーストボーンで隠居生活をするホームズが、現役同様事件に向かっていくのが最高だった

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    2025年01月02日
  • シャーロック・ホームズとミスカトニックの怪

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    前作から15年経ち、ホームズ達が調子のどん底にいる最中、グレグソン警部からルルイエ語(?)を喋る精神病患者が発見されたと伝えられ、過去の事件とも絡まって世界全体に波及する邪悪に立ち向かっていく

    ホームズ原典(『緋色の研究』など)に沿った二部構成で、第二部は事件関係者の怪物たちとの遭遇、クトゥルフ神話らしいおぞましさが描かれていて楽しかった…
    ラストの真犯人が判明して打ち倒すところも痛快で面白かった

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    2025年01月02日
  • シャーロック・ホームズとシャドウェルの影

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    人口に膾炙したホームズの物語は、実際起きた神秘的/冒涜的な出来事をひた隠しにしたワトスンの創作だという体裁をとるホームズ・パスティーシュ
    正典と今作との共通点とズレの塩梅が絶妙で面白かった

    ホームズとの出会いからモリアーティ教授との決戦まで描かれていて、それぞれのクトゥルフ神話的世界観(コズミック・ホラー)との裏話的な融合の仕方が鮮やかで楽しかった
    終盤、敵のしかけた罠の魔術的意味を述べるところとか『とある』っぽくてそこも面白かった

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    2025年01月02日