日暮雅通のレビュー一覧

  • シャーロック・ホームズとシャドウェルの影

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     大好きなシャーロックホームズと大好きなラブクラフト、もうそれだけで満足 ww。ちと気になったのが、ワトスンメチャ武闘派(^^;;。続編が楽しみ。まさかモリアーティ再戦❓イア!イア!

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    2022年10月25日
  • シャーロック・ホームズとシャドウェルの影

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    クトゥルフとホームズを掛け合わせた一品で…楽しかったです…!

    クトゥルフ神話TRPGにてNPCとしてのホームズはあれど、こういった「物語」としてクトゥルフ神話の神格その他が存在する世界で動くホームズは読んだことなかったのでとても楽しみでした。

    聞いた事がある魔導書諸々が出てきてとても楽しかったのと、ホームズとワトソンのやり取りが好きな感じの2人だったので続きも見てみたいなぁ

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    2022年10月09日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    久しぶりに読んだシャーロック・ホームズシリーズ。やっぱり面白い。特に「瀕死の探偵」が好き。
    ホームズはもう引退していて、ワトスンが昔の事件を語るというスタイルだけど、二人の名コンビぶりは健在だ。ワトスンの「きみを助けることが、ぼくにとっていちばんの喜びであり特権でもあるんだよ」(161頁)は良い台詞だな~と思った。ワトスンはやっぱり最高の助手だな。

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    2022年09月16日
  • シャーロック・ホームズのすべて(インターナショナル新書)

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    ホームズクラスになるとトリビアも半端じゃない。
    誕生日は知らなかったなぁ。だいたい気にもしてなかったけど。そんなトリビア満載で楽しいことこの上ない1冊。
    言われてみれば当然なんだけど、ホームズの容姿というかスタイル(鹿撃帽にパイプ)ってコナン・ドイルが生み出したものではなくて、挿絵画家と役者が作ったものだったんだね。

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    2022年09月05日
  • シャーロック・ホームズとシャドウェルの影

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    勢いで購入したこの本。かの有名なホームズ書きの方のお話があまり好みではなかったので、これも本家には敵わないだろうなと思ったのですが、これは面白かった。むこうみずで常識人のワトスンに、浮世離れしたホームズ。この二人のやりとりがすごく好きでした。著者の方と関係性の解釈がにてるのだと思います。お話の方もクトゥルー神話とうまく融合してて、最後までハラハラしました。翻訳もよかったのだと思います。三部作の第一作目のようですが、残りのお話も読めるといいなあと思ってます。

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    2022年09月04日
  • スノウ・クラッシュ〔新版〕 下

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    ゲーム「ボーダーランズ」がプレイしたくなった。ヒャッハー!な感じ。
    「権力は衰退する(国家が実権を失い、企業やマフィアが治外法権を得る)」「進化論(不完全だからこそ変化し生き延びる)」「デジタル社会の行く末」など、勉強になるものも多い。
    15歳の少女でも「自分の力で生きる」とこれくらいたくましくなるのかな。

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    2022年08月13日
  • スノウ・クラッシュ〔新版〕 上

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    序盤、エンジンがかかるまでに時間がかかった。英語の略称が読みづらい。1992年のSF作品だが、この描かれた未来に今も向かっている感じから描写はイメージしやすい。映像化は噂はあるけどまだかな?
    レイヴンのぶっ飛び方が好き。”パワー”ですべてを凌駕する感じ。

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    2022年07月30日
  • スノウ・クラッシュ〔新版〕 下

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    1992年に書かれたにもかかわらず、今読んでも色褪せないSF。メタバースと現実世界の行き来や、国家ではなくフランチャイズが影響を持つ世界観、コードで動く世界、ウイルスとそれらがコントロールするレイヤーの設計などが秀逸。

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    2022年07月15日
  • スノウ・クラッシュ〔新版〕 上

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    ネタバレ

    この小説が1992年に書かれたとは思えない!
    今書かれた本と言われても全く違和感がない。。。
    言葉とか、世界観がちょっと難しく、読み進めるのが難しかったが、メタヴァースの世界と現実の世界を行ったり来たりしながら進む、ハラハラしてしまった。

    個人的には、ヒロとライブラリアンとの、シュメール人や、バビロンの話がおもしろかった。

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    2022年07月15日
  • 僧正殺人事件

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    見立て殺人。探偵役のヴァンスの深い(何をいっているのか分からないくらいに専門的といってもいいくらいには)知識。「そうくるか!?」のような感動はありませんでしたが、全体的にまとまっていて読みやすく、事件の不気味な雰囲気、探偵の魅力ともに後年のミステリーに大きな影響を与えたことが分かる作品でした。

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    2022年05月25日
  • ベンスン殺人事件

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    漫画家が初期の作品の時に絵が拙いのと同様に、『僧正殺人事件』や『グリーン家殺人事件』と比べるとやや拙くファイロ バンスも諸々しつこさや脂っこさが目に付く。
    しかし、名探偵の登場という瞬間に立ち会う事ができた事に感動しました。
    次の『カナリア殺人事件』も楽しみにして読む事にします。

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    2022年04月03日
  • 僧正殺人事件

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    最後まで引っ掻き回されたが、しっかり終わった。数学のパートは全くわからなかったが別に分からなくても読める。分かるべきところはちゃんと明言されている。だから数学パートは読み飛ばしても大丈夫だ、安心して読め。
    誰目線の物語か最初はわからなかったが、特筆して書くようなことでもない。この作品の鍵となるヴァンスのセリフが心に残る。

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    2022年03月08日
  • スノウ・クラッシュ〔新版〕 下

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    今をときめく「メタヴァース」の語源となっている概念が登場した作品。
    宗教とプログラミング、物理的なウイルスとコンピュータウイルス、自然言語とプログラミング言語の関連とサイバーパンクをかけ合わせて、単なるサイバーパンクでは終わらない作品だった。
    「俺たちだけが世界を変えられる/正しく認識できるんだ」というギークの選民思想的なところを刺激してくれる感覚はありそう。
    めっちゃつよい兵器に普通の家電っぽいドキュメントが付いてるのが好き。

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    2022年02月13日
  • 僧正殺人事件

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    マザーグースを多少知ってると、話の面白さがわかる。「おぞましく、狂気に満ちた」と書かれているけどずいぶんこじつけのようで、しかもトリックも簡単なわりに有名な本だと思ったら、どうやら初の見立て推理小説らしい。トリックや推理に主眼をおかず、読み物として殺人の方法に趣向を凝らすタイプの。

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    2021年12月30日
  • シャーロック・ホームズの事件簿

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    シャーロックホームズシリーズを読み始めたい!とふと思い立ちどれから読んで良いか分からずに手に取ったこちらはコナンドイルが亡くなる3年前に書かれた最後も最後の小説でした…笑
    映画やドラマは観ていましたが、シリーズものっていうそれだけでなかなか手を出せずにいましたが、こんなにもさらっと読み進められると知らず、もっと早くに出会いたかった!と思いました。
    今度からは順を追って読んでいこうと思います。
    面白かった!

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    2021年12月13日
  • 都市と都市

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    東南ヨーロッパにある、架空の地域が舞台になっている。この地域二つの都市が存在し、それぞれ違う民族の居住地があるのだが、一部については重なっている。そこでは、相手側の人々や建物などを見てはいけないし、もちろん干渉してはいけないというルールがある。これを破ることは「ブリーチ」と呼ばれる。またブリーチを取り締まり、裁く人たちもブリーチと呼ばれる。事件の発端は、遺棄された女性の遺体を見つけたこと。身元がわからない結果、もう一つの都市の住人らしいということがわかり、二つの都市をまたいでの捜索が行われる。二つの都市が重なっているという設定が面白いのだけれど、もしかすると、ここまで極端ではなくても似たような状況って、日本を含む世界のいたるところで起きているのかもしれないって、ちょっと怖くなった。

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    2021年11月22日
  • 指差す標識の事例 上

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    17世紀のイギリスを舞台にした宗教と政争と策略をめぐる物語。4人の異なる男性(異邦人であるヴェネチアの商人、汚名を着せられ命を亡くした父親の名誉挽回に猛進する弁護士志望の若者、暗号を解く技能を使い自分も重要人物であると自負してやまない数学者、華々しい政治の舞台には縁遠いながら身分としてはジェントルマンである不器用な歴史学者)の手記で構成されていて、日本語訳はそれぞれ4人の翻訳者が担当したという凝った作品。ある出来事を別々の視点から語るという群像劇が好きなのでその点では楽しめましたが、世界史にも英国の歴史にも詳しくないので、実在の人物と史実をベースに架空の人物とフィクションを織り交ぜて良質な娯楽作品になっているものの、知識が足りずに(おそらくは)半分ほどしか理解していないのでは、という感触で申し訳ない気持ちです。読みながら芥川の『藪の中』を思い出していたら、役者あとがきにもそういう声があがっているがそれより『月長石』を挙げる方が妥当では、とありました。『月長石』も読んだと思うのですがそう言われてもあまりしっくりきませんでした。個人的には芥川と、夏目漱石の『こころ』の先生の独白を思い出しました。最後まで読むとある種のカタルシスが得られますが、そこに至るまでの長い道のりは自己愛に満ちた嫌な人物のひとりよがりな長口上を延々と聞かされるかのようで辟易しそうになったりもしましたが、そこを読み終えてこそ、4人目が語る事件後の話で気持ちがすっきりできたという面もあるように思いました。まだ記憶が残っているうちに再読したら、初見より楽しめるのではないかと思います。

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    2021年11月13日
  • 四つの署名

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    ネタバレ

    名探偵ホームズ2冊目。ホームズ暇でコカイン(薬中か?)。そんな時に彼を訪れた若い女性・メアリー・モースタン嬢。彼の父親が失踪してから10年、ある者から真珠が届き、その送り主から面会したいと申出。ホームズ、ワトソンと一緒に会いに行く。面会依頼はショルトーからであり、彼からメアリーの父親(モースタン大佐)とショルトー少佐がインドで財宝を手に入れたことを知る。そこで起きるショルトーの兄の死、4人の署名、財宝の盗難。この財宝の意味やワトソンの結婚などイベントは多かった。中でも船での追跡劇が一番読み応えがあった。

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    2021年10月24日
  • 四つの署名

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    小学生の時にシャーロックホームズシリーズにハマって何度も読んだ。しかしそれ以来なかなか読み返すこともなく、本棚の隅にずっと並べていた。
    訳者の日暮さんはシャーロキアンと聞いていたので、期待して読んだところ当たりだった。
    読みやすい訳文、充実した注釈、多くの画家による挿絵。装丁もおしゃれでとてもいい感じ。
    久しぶりに読んだ感想としては、こんなにスピーディーな展開だったのか、と驚いた。長編と言っても短い作品の中に、ワトソンの懐中時計からの推理、ホームズのコカインや事件解決に対する考え方、ワトソンの恋と婚約、当時のイギリスとインドの関係など面白いところがたくさんある。

    そしてホームズは引用をめっちゃする。
    「人は、自分に理解できない相手がいると、馬鹿にして笑うものだ。ゲーテはいつも、簡潔にうまいことを言うね。」
    「彼(ジャン・パウル)に、奇妙だが深遠な言葉があってね。人間の真の偉大さを証明する第一のものは、自分自身が卑小な存在であると認識することにあるというんだ。」
    「ゲーテの詩の一節を、よく思い出すよ。
     自然がおまえを、ひとりの人間としてしかつくり出さなかったのが惜しまれる。
     おまえは偉人にも、そして悪漢にも、なれる素質があったというのに」

    これがまた、単にロジックだけではないホームズの奥深さを感じさせる気がする。

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    2021年10月20日
  • 四つの署名

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    小学生の時以来だけど、その時はポプラ社の翻案ものだったので、原作は初めて読んだことになる。全然覚えていなかった… ホームズの長編は探偵小説というよりは冒険小説なのよね。歴史小説を書きたかった、という片鱗も見えて興味深い。
    ホームズの観察でわかるところはここまで、で、動機やここに至るいきさつは当人の述懐で、とはっきりしているのは明快で潔い。
    訳もこなれていて、注釈もちょうどいいくらいの分量で読みやすかった。

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    2021年09月27日