日暮雅通のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
上巻冒頭の「高速ピザ配達」という心湧き踊らない設定から一転、話は”スノウ・クラッシュ”からシュメール文明の”メ”というある種のウイルス、第二次世界大戦末期の歴史的経緯、それらがリアルとメタヴァーズを相互に行き来しながら壮大に展開していく。Y.Tとレイヴンの性的かつ野性的なやり取りも艶っぽくて妙に哲学っぽく面白い。
Meta社の”メタヴァーズ”から再脚光を浴びた作品であるが、新型コロナを経て一気に進展したデジタル時代と新権威主義の台頭の今だからこそ興味深く読める。ネオサイバーパンクの古典的名作としてSF好きの方はぜひ一度読んでみてもらいたい。 -
Posted by ブクログ
児童向けのアブリッジ版でなくホームズを読んだのは、中学の頃の新潮文庫・延原謙訳と創元推理文庫・阿部知二訳の数冊からだったと記憶しているが、トリックの幾つかは面白いと思ったが、正直それほどはハマらなかった。
その後、東山司・東山あかね共訳の河出書房版単行本を全冊揃えたりもしたが、結局「正典」全冊を完読したのは、創元の深町眞理子訳によってだった。
シャーロッキアンの存在自体はいろいろ取り上げられていたので知ってはいたが、ホームズの誕生日がいつかとか、ワトスンは何回結婚したかとかには、あまり興味を引かれなかった。
ただ、今では、ホームズとワトスンのバディとしての関係性、ヴィクトリア時代のロン -
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