日暮雅通のレビュー一覧

  • シャーロック・ホームズとシャドウェルの影

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    クトゥルフ神話はちゃんと知らないけど 
    オカルト感ある雰囲気のホームズ作品という
    感じでした。
    ミステリーや推理があまり出てこないのは
    ホームズ作品好きとしては少しがっかりですが
    ホームズとワトソンのかけあいが少しでも
    見られるのは嬉しいな。

    ワトソンが書いてきたホームズ作品には
    実は裏があって…という冒頭の導入は
    ワクワクしました。
    神や怪物のようなものと遭遇しても
    冷静さを見失わないホームズに流石だなと
    思いました。
    あと、この作品のホームズは
    まだ若い年齢だったのでリスクを考えず
    行動するシーンなどは少し新鮮でした。

    欲を言えばもう少しミステリー味も
    欲しかったのとワトソンとの絡みが

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    2026年03月27日
  • グリーン家殺人事件

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    ミステリーの古典的作品らしく、100年前くらいの作品だが、とてもおもしろく読めた。犯人が冷静で知的なのも好みだし、探偵の人柄も好感が持てた。

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    2026年03月17日
  • シャーロック・ホームズとハイゲイトの恐怖 下

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    ネタバレ

    探偵×クトゥルー神話最新作。
    とにかく「The Woman」が最強すぎる…正典ネタが盛り沢山で、複数の物語をよくぞここまで関連付けたなぁという印象。
    キャラ改変と助長さが本当にもったいない…

    私はグラナダ版ホームズが好きなので、ホームズが「僕が推測するに」と言うたびにジェレミ-ホームズが「I never guess」と主張してくるし、ワトスンの「助手」表現に「相棒です」と思い。グラナダ版のジョンスンとキティの関係が最高なので、2人の描写は正直受け入れられなかった。

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    2026年03月04日
  • スノウ・クラッシュ〔新版〕 上

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    仮想空間でアクションするだけの話しかと思ったら非常にわかりにくい。上巻だけではライブラリアンとの会話はほとんど意味わかりませんでした。

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    2026年02月26日
  • ダイヤモンド・エイジ 下

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    上巻を読んでいれば慣れてはくるものの世界観が独特。

    一部伏線回収みたいなことは行われるものの、ネルの同級生とかはさらっと流されてしまうことも多かった。

    面白くはあるのだけど、SFというよりファンタジー小説みたいな感じで、対象年齢低めなのかなと思ったりもする。
    しかし、意外とグロテスクな描写もあるのでなんとも言えない。

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    2026年02月19日
  • ダイヤモンド・エイジ 上

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    ピーター・ティールきっかけで知った書籍。

    SFに興味が出てきたので読んでみたが、SFというよりも少女の成長と冒険物語といった感じで求めていたものとは違った。
    世界観が独特なので上巻は特に読み進めるのが難しかった。
    今の生成AIと絡めて考えてみると中々面白いかもしれない。

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    2026年02月19日
  • カナリア殺人事件

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    ネタバレ

    途中まで面白く読んでいたが、鍵施錠と犯行タイミングずらしのトリックがあまりにも単純というか捻りがない感じだった。スキールが殺されるとか犯人が自殺するとか、所々流れが想像できる(かつその通り進む)展開だった部分もあった。
    いくら犯人が自白したからといって、マーカムのためを思えば目の前で自殺されるのは阻止するべきだったんではないかと結末にもモヤモヤが残った。
    ただ、前作でヴァンスが犯罪の性質から心理的に犯人を当てるというのは人柄を知らない人物だったらどうするのか?と思っていた部分が本作で描写されていて良かった。ポーカーでそこまで分かるのか?というのはともかくヴァンスならではの迫り方が独特で面白かっ

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    2026年02月06日
  • シャーロック・ホームズの思考術

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    シャーロック・ホームズを題材とし、人間の思考について解説する。ホームズ系の本というよりは、ホームズをフレーバーにして、心理的な現象を説明しようとした本であり、内容はやや小難しい。うまく頭に収めようとすると、何度も読み直す必要があると感じた。

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    2025年12月25日
  • ベンスン殺人事件

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    綿密に計画された犯罪は個の心理から構築される唯一無二の芸術品…心理の追跡は物的証拠や状況証拠よりも尊い…
    なんと心理探偵は1926年に既に誕生していたのか。ポアロが心理云々を重視するようになったのは確か中期あたりから(?)だし、ロジャー・シェリンガムとはどっちが先なのだろう。
    黄金時代の幕開けと称されているが、幕開けから既にこんなに皮肉られまくってるのジャンルとして煮詰まりすぎだろう。やや弱めの多重解決要素まであるし。今や英国のバークリーと共に米国では忘れ去られた悲しき作家らしいが、いまだに本格が根強い孤高の島国ではいつまでも読まれ続けられるのではないか。

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    2025年09月27日
  • 僧正殺人事件

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    ネタバレ

    「見立て殺人」の始祖的作品ということで読んだ。マザーグースの歌になぞらえて殺人が行われる。
    登場人物がかなり死んだのもあり、最終的に容疑者が教授、その弟子筋にあたる数学者の男性、教授の姪くらいしかいなかった。この弟子の数学者男が犯人かと思わせておいて(作中でもヴァンスがその体で話を進めていて)最後の問答をしているところで教授がワインを飲み死ぬ。教授が数学者男を犯人にするために仕立て上げた犯罪だったと判明する、という流れ。
    序盤から捜査に顔を挟んできた数学者男が犯人かと思ってたら教授だったので驚いた。ひとつひとつの殺人はマザーグースの見立てがあるだけで、どの殺人も容疑者達なら可能な内容だった。タ

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    2025年09月19日
  • クラーケン(上)

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    読み終えてからかなり時間が経ってしまったので、朧げだが、本作はもしかしたらクトゥルフ神話が分かってないと理解出来なかったのかも知れないと今更ながら思った。当時は不思議な話だなあという程度だったが。

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    2025年09月01日
  • 僧正殺人事件

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    マザーグースと数学者
    結びつきそうにない二つが、殺人事件という現実で出会う。

    そもそも童謡にはホラーが潜んでいる。
    ミステリーには合理的な結末が求められる。
    意外にもこのふたつは相性が良いらしく、ミステリー小説の連続殺人事件の演出に、まま使われている。
    この小説はその原点のひとつらしい。

    そんな目で見て、読んでみるのも楽しみのうちかも……

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    2025年08月18日
  • グリーン家殺人事件

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    ヴァン・ダイン(多分著者自身)による事件の記録という形で書かれていて、そこは嫌いではなかったが注釈が少しだるかった。(注釈まで話の一部になってる部分があるため読み飛ばさないほうがいい。)
    探偵役ヴァンスの例え話も難しくてよく分からず…、ただ検事マーカムと刑事ヒースがウザがってくれていたためストレスは無かった。
    事件自体はいかにもな舞台にいかにもな名探偵で好みだったし、謎解き部分では散らばった要素がうまくまとめられ面白かった。全体に漂う不吉な雰囲気も良かった。

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    2025年05月15日
  • 僧正殺人事件

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    再読
    のはずだけど、ぜんぜん覚えていない。実は読んだという記憶すら怪しい。
    見立て殺人の嚆矢となる作品なんだそうだ。マザーグースに見立てた作品は多いけど、残念ながらマザーグースに詳しくないので、どうにもピンと来ない。ちょっと苦しい。

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    2025年05月11日
  • グリーン家殺人事件

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    再読
    「呪われた一族」「閉鎖空間の連続殺人」→このパターンの本家本元みたいな作品。クイーンの『Yの悲劇』につながる作といってもいいかも。
    ファイロ・ヴァンスってどんな探偵だったっけ? と再読してみたけど、いいねぇ。思わせぶりで貴族的な態度は、名探偵の鉄板のパターンだね。

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    2025年04月19日
  • グリーン家殺人事件

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    ネタバレ

    お初の方の本。ミステリ界では有名で古典と呼ばれてるらしい。探偵役は美術にちょっとうるさいタイプで、助手はほとんど…というか、まったく喋らない。ニューヨークにある古い屋敷に縛り付けられた一族の血塗られた事件。どいつもこいつも性格が悪く、家族同士でいがみあっている始末。母親なんて目も当てられない。それから捜索等が全くもって進まず、しかも探偵役が真相にたどり着いても、まだ待て、まだその時じゃないと止めてくる始末。あんまりにもゆったりしすぎてる。屋敷内は調べ上げたのに、屋敷の外や庭はまったく捜索されなかった。最後もなんだか分かりにくい。私には合わなかった、残念。

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    2025年03月24日
  • グリーン家殺人事件

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    古典すぎてしんどかった。
    もともと海外物の小説はそんなに得意ではなかった。日本とは違う言い回しとか慣用句、馴染みのない引用、聖書などの常識もないので、はなから読みにくい。まして古典なので、事件から捜査から推理から、その流れがゆっくりに感じた。
    恐らく作品が発表されたころはこの内容も斬新だったのだろうな。事件の最初のあとは中盤を飛ばしてすぐにまとめになるあたりを読んで、結論を読んで終えてしまった。
    気が短くてすみません。最初から最後までつぶさに読むのは無理だった。

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    2025年03月12日
  • カナリア殺人事件

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    ネタバレ

    ニューヨークのフォーリーズで活躍してカナリヤという愛称のあった美女(今で言うラウンジ嬢とかプロ彼女?)が殺された事件のお話。

    犯人は妻子持ちのおじさんだった。レコードに女声で台詞を吹き込み女性が生きてるように見せかけて殺害時刻を偽装した。
    殺人を実行している時にワードローブ内にカナリヤを恐喝しにきた別の男が隠れていたことが話をややこしこくさせていた。

    探偵ヴァンスの「自分の生命はその当人のもので、当人が好きなようにしてよい。(中略)僕は、むしろ自殺は人間に残された唯一の権利だとまでいいたいくらいだよ」という思想のもと、犯人は拳銃で自殺して幕。

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    2025年01月29日
  • グリーン家殺人事件

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    ネタバレ

    Yの悲劇ほどではないが、衒学的で読みづらい。
    ドイツ語やギリシャ悲劇の引用などが多数出てくる。
    メトロポリタン美術館のことを「ヨーロッパが引き取りを拒否した死体の陳列室」と評したのは面白かった。

    探偵は貴族のファイロ・ヴァンス。著者のヴァンダインが友人として事実を記録したかのように書いてある。

    要素は、古いお屋敷、奇妙な一族、一族の連続殺人。
    屋敷から人を離れさせない理由として、亡くなった当主の遺言で「屋敷から離れたら相続権なし」としていた。

    犯人は養子の末っ子。実父がドイツ人の精神病にかかっている殺人鬼で、血筋が悪さをして犯行に及んだという筋書きだった。自作自演で自分を撃ったり、警察と

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    2025年01月22日
  • グリーン家殺人事件

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    異様な一族に降り注ぐ不可思議な殺人事件という要素が面白い。
    お互いを憎み合う家族や不気味な使用人達、アリバイに欠け挙動不審な医者等この人物達の関係性について非常に興味を掻き立てられた。

    犯人の意外性が薄いのとトリックや警察側の動きも少し現実味が無いような気がした。

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    2025年01月19日