酒井順子のレビュー一覧
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ネタバレ平安文学は詳しくない私ですが、この時代を思う時にいつも感じるのは、日本って女性文学大国だなぁということ。
持統天皇のために書かれたという説もある古事記にも多くの魅力的な女性が出てきますし、何よりも始祖の神が女神と言うのは珍しいと思います。(私もそんなに多くの神話を読んでいるわけではないので、その中でです)
そして、万葉集では多くの宮廷歌人の中に著名な女性たちが含まれています。(額田王とかね)
そのうえで花開いた宮廷文学。随筆、世界の文学史に残る小説。和歌、日記。
本当に素敵ですよね。
そして、その作者たちの個性がまた凄い!
姉御と呼びたい清少納言。
絶対に会社の同 -
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読んでるうちに、アンアンが、トレンドに敏感で、不器用だけど猛烈に恋やおしゃれに邁進する、愛すべき非モテ系の友人のように思えてくる。
アンアンをほとんど読んだことがなくても、1970年から50年間の、非モテ系女子の日本史として楽しめる。
この歴史の変遷の中で、山頭火を目指せと提言したり(!)読者のお見合い写真をヌードで載せたり(!!)といった攻めの時代があったかと思えば、ニュートラや結婚の特集をする保守の時代がきたり、極端な方向に行った後には必ず揺り戻しがある。
今は健康とか男性アイドルとかダイエットとか、また自分の部屋にこもるような保守の特集が多い印象だから、数年後、コロナの治療薬が出たら、 -
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秘すれば花、制限されるからの妄想。期間限定たからこその魅力。制服の魅力を女性視点から語る。
ことのほか出来の良いエッセイ。制服マニアの筆者が学生の制服、働く制服など業態別に制服の持つ魅力を語っていく。筆者の持つ制服愛が伝わってくる。
筆者が女性であるところが良い。男性の制服マニアがスチュワーデスや看護婦、メイド、女子高生など制服の魅力を語っても変態扱いされて終わりだったろう。
宝塚音楽学校の訪問記が絶品。自衛隊についても。筆者は制服と合わせ技の規律と大勢が同じということに強い魅力を覚えるようだ。
可愛いイラストは上記二点についてのみ。他のテーマにもイラストがあればもっと良かったように思 -
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裏日本という言葉は差別用語のように言われ、姿を消した。しかし、著者は「裏」という言葉に秘められた、また醸し出す日本的な美しさがあること、またそれが「裏」に人たちにとっても受入れられていることを主張している。「内裏」「裏千家」など、情緒のある言葉が多いことは事実である。文学にも詳しく泉鏡花,室生犀星、水上勉などの北陸ゆかりの方々に詳細に触れているだけでなく、川端康成の「雪国」、漫画家・」柳沢きみおの「なんだかなァ人生」にも言及があり、奥深さを感じる。日本の艶歌は日本海、裏日本、傷心・涙・孤独などの薄幸の女が似合う!全く同感である。
「裏日本はそこがほの暗い「裏」であるからこそ、繊細な光が美しく輝 -
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鉄道好きでない方も読んで楽しいと思います。まして鉄道好きの人ならば(^-^) 男2人と女1人の組合せによる鉄道旅行、共通点は列車に乗るのが好きなこと。そのお三方は、関川夏央、原武史、酒井順子諸氏です(^-^) とにかく面白いです。原さんの「大宮、鉄道博物館、総本山、伊勢神宮みたいなもの」は大宮に住んでる私、嬉しかったですw。酒井さん「かつては、ミカンとかゆで卵とかホームで売ってましたね」はい、懐かしいですw。駅そば談議も楽しいです。表紙は富山駅「立山そば(サバだし)」だそうです。
酒井さん「誰かと一緒に旅するということは、その人の人生を覗き見するようなもの。旅はその人の人生を凝縮したような時間