酒井順子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
負け犬作家の酒井順子さんの、三DK(三十代・独身・恋人いない)が何を考え、どんな生活をしているかを語るエッセイ。
酒井さんのエッセイは、20年位前から読んでるという長~いお付き合い?の私。
私自身は3年前に結婚したので、負け犬からはイチヌケはしましたが「三十代・独身・子なし」の子なしからは卒業していないし、あまりに独身歴が長かった為、まだまだ全然負け犬根性のままです。
それゆえ酒井さんの書く、負け犬達の実情というのはリアルで「そうそう!」と頷くことばかり。
とはいえ、酒井さんはエッセイストとして成功しているので、それなりにセレブな生活をしていると思うので、地方の貧乏共働き妻とはギャップはどうし -
Posted by ブクログ
文春文庫でレビューを書くが、実は僕が読んだのは新潮であることをここで断わっておきたい。ただ、先日の本交換の際に渡したものが文春であったのでそちらに合わせておく。
これは女性視点によるフェチズムの本であるが、それは異性に求めるフェチズムのような生易しいものではなく、「制服」という文化に対して必死に「好きだ」と叫んでいる本であるからして、その個人的な好き嫌い。そしてその理由をこれでもかと掘り下げていて、もはや制服が「学問」にまで昇華しているかのような錯覚を覚えるかもしれない。
本書を読んだ後、あなたはありとあらゆる制服に対して、周りと違った視線を投げていることをここに予言しておく。 -
Posted by ブクログ
女子が書く女子による女子のためのマナー本かな(笑)
女子っていうのは若いオナゴに限らず、子あり、子なし、夫あり、夫なし、彼あり、彼なし メスであれば読んで タメになると思います。
・女友達と海外旅行に行きますか?
・友達の子供がブサイクだったらどうしますか?
・オープンカフェでどこに座りますか?
・車の助手席で眠れますか?
・他人のカラオケに拍手しますか?
・合コン何回行きましたか?etc
あたしってもしかやっちまってたの?ってのもあり、
いるいるこうゆうの。あるあるこうゆう時などなど
かなりハッとさせられ、勉強になりました。
大人になると 人に注意は出来ない。とくに同 -
Posted by ブクログ
最高です。
ブス・おっちょこちょい・自慢しい・ヤリマン・アバズレ・貧乏くさい・カマトト(死語だけど)etc
悪口はいけないことってわかってるけど、やめられない。いけないことだからこそ、言うと楽しい反面・・不安にもなる。
悪口の壷があう人とは仲良くなれる(笑)
あのひとあれだよね・・・え そうかなって言われた時点で、その人とはものすごく距離を感じる。(逆の場合もこの人ちょっと・・・となるし)
この本を出す勇気素晴らしいと思う。
そして本出してくれてありがとうございますとお礼を言いたい。
めちゃくちゃすっきりしました。
悪口は口に出すから悪口であって、言わなければ悪口でない。でも