酒井順子のレビュー一覧

  • 金閣寺の燃やし方

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    下からの視線の水上勉、上からの視線の三島由紀夫。水上勉は林養賢に同情的で、三島由紀夫はドライな見方をしている。これは、「五番町夕霧楼」、「金閣炎上」と、「金閣寺」を読んだ時にも感じたことである。重松清氏の解説が秀逸である。

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    2023年12月17日
  • 負け犬の遠吠え

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    2003年に刊行されて超話題となった酒井順子さんの本。ご存知の通りドラマにもなりました。

    20年前は自分がまだガキだったので「そんなもんかねー」っつう程度の印象。女性から見た男性としての自分のことを見つめ直したりは決してしなかったし、1人で生きる女性の心の中など想像しようともしなかった。
    今回読み直して分からなかった女性の様々な感覚も少し分かるようになった気もします。

    ちょうど20年ということでインタヴューなども読みましたが酒井さん。本当に思考のセンス抜群です。

    今の時代を生きる負け犬さん達にも是非お読み頂きたい一冊でございます。

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    2023年11月23日
  • 徒然草REMIX

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    清少納言と、兼好法師を対談させるなんて!
    なんて、素敵な組み合わせ。
    私は、「知らんけど」が興味深かったな〜。
    地方出身者なので、知らんけどに振り回されっぱなしです。

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    2023年09月22日
  • 本棚には裏がある

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    おもしろかった!!!
    読みたい本爆増!

    その本とその本、こう繋ぐんだ〜と感心しながら、読み進めた。こんな上手なブックトークができるようになれば、プロだなと。酒井さんのユーモアがありつつ、解釈に幅を持たせた文章のおかげで、今まで挑戦してこなかったジャンルが挑戦できそう。

    キュリー夫人伝〜別れの色彩まで。

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    2023年08月30日
  • 子の無い人生

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    沖縄の特有の文化について書かれていることがとても興味深かった。というか沖縄のこと全然知らなくて、琉球王朝が中国文化の影響を強く受けている儒教色が非常に濃いものだったなんて初めて知った!

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    2022年12月30日
  • 平安ガールフレンズ

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    平安時代も今も変わらずに、いろんなタイプの女の人がいて、こじらせてみたり、自慢したり、妬んでみたり、中二病だったりして一生懸命生きている。あらためて、古典を読んでみたいと思った。清少納言と友達になりたいと思う人にちょっと嫉妬に似た気持ちを抱くという不思議な感覚は、私だけでなかったことにホッとしたり、やっぱりちょっと面白くなかったり。

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    2022年11月03日
  • 「来ちゃった」

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    ネタバレ

    旅筋。予定を詰め込まなくても濃い旅になってるのが楽しいです。ほとんど一泊二日みたいで、あれもこれもじゃなく目的も一日ふたつくらいだけれどそれが丁度よくのんびりでした。予定になかった事が起こるのも旅の醍醐味だし、忙しなくしてたら見られなかった景色や出会えなかった人もあるのかも。
    移動時間も旅という感覚はわかります。移動中にうとうと出来るのは羨ましい。
    行ってみたい場所もたくさん。特に、能登、後生掛温泉、隠岐。国内でも関東以北は未踏の地(そういえば鎌倉までは行ってました)という出不精なのでこれは…旅筋が刺激されました。再訪も素敵です。

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    2022年09月03日
  • 無恥の恥

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    中年とSNS、実によくわかる。感謝にテレない時代、同じことを思っていた。クールジャパンの痛さ、つらい。すべてヒトゴトではなく、常に恥の感覚・記憶と戦って、「穴があったら埋まりたい」「どこか遠くに行ってしまいたい」「ギャー」と思考がループする自分にとって、これほど日常的な恥の種類を丁寧にさらってもらって少し楽になった。少しだが。

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    2022年08月22日
  • 無恥の恥

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    兼好法師は、『徒然草』のなかで、そんな含蓄のあることを綴っていたのかあ、と思うと同時に、高校の時に習ったはずなのに、理解もしてなく覚えていない自分が恥ずかしくなるのでありました……。

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    2022年07月12日
  • 紫式部の欲望

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    めちゃくちゃ楽しかった。源氏物語読みたいなと思いつつ読まずにきてたけど、今すぐ読みたくなった。
    すごい共感できるフレーズばっかりで原作に期待しか持たせないエッセイ。

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    2022年06月15日
  • 家族終了

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    私も一緒に暮らしていきたいって思える人に出会って、気ままに暮らしていきたいって思った

    気ままに暮らすことは、もしかしたら茨の道なのやもしれんけど

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    2022年06月15日
  • 平安ガールフレンズ

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    こういう本に、学生時代に出会えてたら国語や歴史の授業がもっと楽しかったのかなと思う。大昔の人は使う言葉も生きる環境も全然違って、ひとりの人間として見ることはなかなかイメージできないけど、この本では本当に“女友達”の恋バナや武勇伝を聞いているような感覚に陥る。何百年、何千年かけて科学や技術がいくら発達しても人間の感情は変わらなかった、という結論には同意しかない。

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    2022年04月19日
  • 男尊女子

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    「男尊女卑」ではなく、作者ならではの造語「男尊女子」。一見、「?」と思われがちかもしれないが、しかしこの「男尊女子」という視点から見えてくる現代日本の本質的な問題や状況がみえてくる。

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    2022年04月02日
  • 家族終了

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    少子化、生涯未婚率の増加、子なし族(作者独特の表現)の増加など、高度経済成長期以降、家の繁栄どころか維持・存続すら難しくなっている現代の日本。さらに、子どもを産み育てるうえで合理性のある法的結婚制度も、子どもがいなければ法的結婚にこだわる必要性もなく、配偶者に先立たれた者同士の老老婚、LGBTの事実婚も増えつつあるのは当然の帰結なのであろう。そういう現状の中で家を継承する人間がいなくなり、結果、墓じまい(仏壇じまいも)、今後、身近な問題として浮上している。こうした家族や一族の在り方、あるいはそうした人たちの老後という意味でも、事実婚だけでなく、性別に関わりのない同居生活の在り方など、個人個人が

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    2022年03月29日
  • 子の無い人生

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    前作『負け犬の遠吠え』に続くのが本著。今回のテーマは、子ナシ族と子アリ族(著者ならではの表現)、その延長には単なる婆さんか祖母さんか、あるいは爺さんか祖父さんか、という孫ナシ族と孫アリ族にも繋がってくる。少子化そして晩婚化と晩産化、結婚して子供を産むという社会的通念、さらに結婚に対する個々の考え方など、多様な視点から綴られたエッセイ。少子化担当大臣が設置されて幾年月。しかし、現状、少子化はさらに進行している。そして、今は子ども庁設置が声高に叫ばれているニッポン。

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    2022年03月23日
  • オリーブの罠

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    新書だからと構えていたけど、酒井さんの文章、面白い!読みやすい!

    すっかり酒井さんのファンになりました。他の本も読んでみたいと思います。

    そして、、オリーブに3つの時代があったのは初めて知りました。

    わたしは末期のオリーブしか知らず、読み始めて数年後には休刊になってしまったので、かわいい雑誌だなーという印象しかありませんでした。

    この本を読んで、しっかり読んでいた人たちへの多大なる影響について少し分かった気がしました。

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    2022年01月28日
  • 下に見る人

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    本書は、「人間は皆、平等。だから『人を見下さないようにしましょう』」などという道徳的かつ愚直な本ではない。

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    2022年01月23日
  • 中年だって生きている

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    作者『バブル・コンプレックス』と姉妹本に位置づけられる本かと思います。本書は、若い頃には理解できなかったけれど、中年世代になってみて分かってきたこと、また若い頃とは違った楽しみ方なども書かれており、中年世代の生き方が、ポジティブ(しかし、少し自虐的に面白く)に書かれているように思い、勇気をもらえます。

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    2022年01月22日
  • バブル・コンプレックス

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    バブル世代も50歳代を通り過ぎて60歳間近。自身もバブル世代である著者が、自虐ネタも含めて、バブル世代の特徴を分析している。しかし、同じバブル世代といえども、高校・大学・就職と東京や首都圏で過ごした層と地方で過ごした層とには、若干の違いがあるとも思われる。とはいえ、こうしたバブル世代を通して、戦前・戦中生まれ、団塊世代、団塊ジュニア世代、ロスジェネ世代といった各世代、世代間ギャップなどにも軽快なタッチで言及されており、興味深い。

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    2022年01月20日
  • 平安ガールフレンズ

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    平安女子を身近に感じられる作品。いつの時代も女子は同じような考え方をするものなんだなぁ。私が友達になりたいのは清少納言!

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    2022年01月15日