新田次郎のレビュー一覧

  • 芙蓉の人

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    ネタバレ

    映像化しているらしいので先に原作を。。と思い
    読み始めたが、意外に淡々とした感じ。

    あとがきに実際に会った時について軽く触れられているが
    その後、どんな人生を送ったのかも気になる。。

    今は本当に便利な世の中だと痛感。

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    2016年08月26日
  • アルプスの谷 アルプスの村

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    最近の旅行記とは若干異なる雰囲気あり、これは時代のなせる業かもしれません。当方山好きでも山嫌いでも何でもない存在なので、山を語られても今ひとつピンと来ないけれども、山がスイス文化の産物でもあること、そしてシュトイリさんが魅力的な人物である等人との出会いの言い尽せない価値は十二分に伝わってくるエッセイでありました。

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    2016年05月28日
  • 武田信玄 林の巻

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    桶狭間に山本勘助が絡んでいたんだと感心。謙信との長期に亘る川中島の戦いも始まる。晴信は信玄に。風格が出てきたねえ~

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    2016年05月01日
  • 孤高の人 1

    大抵のことは許されるけど

    一巻で森が屋上のオーバーハングに下から飛びつくシーンは物理法則を無視しているので現実には飛びつけない。この巻に出てくる高取山は横須賀市の鷹取山だけどあの切り立った凝灰岩の壁をフリークライミングで登るのは超危険なので描いて欲しくなかったなあ。

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    2016年04月01日
  • 強力伝・孤島

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    実話ベースの短編。短編なのでいろいろ端折ってるんだろうけど、取り上げられてる内容が面白く、もっと知りたい、その山を登ってみたいと思わせてくる。白馬岳登りたい。芙蓉の人を読みたい。八甲田山の映画は観た。

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    2015年12月28日
  • 昭和新山

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    昭和新山の発生を観察した郵便局長の話をはじめとした、ルポ小説短篇集。「八甲田山」の新田次郎だけに山関係が多く、その他も地形や自然を追うものである。

    表題作と「南極一号」話以外おおむね悲劇であり、それを淡々と綴っているので、体調が悪いと読み落としてしまう。しかし、多少読み落としても、何度もストーリーがフォローされていくので、集中力がない人でも面白さを理解できないなどということは皆無だろう。

    逆に言うと、文章に遊びがないわけで、読後は爽快感を伴う面白さというのとは別のものだ。

    いろんな意味で「The 小説」といえるような小説群のため、短編集ではあれど、それなりの意気込みを持って読むべき作品で

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    2015年10月15日
  • 冬山の掟

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    助かる人と助からない人の話が半々くらい(´Д` )
    登場人物の会話が昭和。なつかしい。
    登山したくなりましたが、危ないよね。

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    2015年10月12日
  • 珊瑚

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    ネタバレ

    明治期にサンゴ漁で賑わった長崎県五島列島。しかし、毎年のように嵐がやって来て、明治39年には死者734名の犠牲者を出す甚大な台風災害を出した記録を持つ。その時代背景を基に、三人の若い漁師と一人の少女を中心にして、海に生き、死んだ者たちを描いた海洋小説。
    晴雨計やエンジンが西洋から入ってくる前夜で、勘と経験で判断して腕力のみで海を漕ぎ渡る小舟は大嵐の前にはなすすべなく翻弄される。自然災害に対する人間の無力さと残された者たちの生きていく逞しさを、緻密な取材を通して佳い物語に仕上げている。小難しい堂々巡りするような心理描写とかはなく、ストレートな昭和の小説で読みやすい。

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    2015年05月13日
  • 霧の子孫たち

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    ネタバレ

    読まなくても良かった。やっぱり、うそばっかっていう評判を前提にして読むべきではなかった。地元の人々は、そういう意見が多いんだって。私は、良く分からないんだけど、読んでいて、つまらなかったので、はぁ、まぁ、良いんじゃないかなって。むかしのお話。

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    2015年04月12日
  • 孤高の人 17

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    ネタバレ

    ついに完結。 小説版とは違う、現代の、そして、3.11を経た加藤文太郎。 漫画版は、ヒーロー像よりもリアリズムが追求された『孤高の人』であった。

    1
    2014年12月21日
  • 強力伝・孤島

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    自然の中でひたむきに生きる人々を描いた短編集。読み進めて見えてくるのは、山、自然の厳しさにどう立ち向かうかというよりは、自分自身としてどう在りたいのか問い続ける人々の姿だ。

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    2014年11月15日
  • 武田信玄 林の巻

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    ネタバレ

    川中島の戦いまで描く。
    1巻目までは信玄の超人的な部分が描かれることが多かったが(電撃作戦を考案するなど、信濃と諏訪で侵略の方法が大きく違ったりなど)、だいぶ慎重な性格として描写されるようになった。
    そして山本勘助と織田信長が邂逅。あの描写には少し驚いた。信長を暗殺しようとした踊子が信長の部下だったとか普通は考えはしない

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    2014年10月25日
  • 芙蓉の人

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    ドラマを見ました。想像を絶する極寒生活、死を覚悟してまでの使命…史実だなんて。夏の富士山ですらあんなに寒いのに…

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    2014年10月06日
  • 芙蓉の人

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    壮絶過ぎる。
    実話がベースとは…。
    自分の目的のため、冬の富士山頂上に一人で籠ろうとする男もすごいが、幼い子どもを残して夫とともに生きようとその環境に飛び込める女もすごい。
    事実、あった話なんだよね……。
    明治という時代だからか、壮絶でひたむきだ。

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    2014年08月01日
  • 霧の子孫たち

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    夏はニッコウキスゲが綺麗な霧ヶ峰。高原のためか大きな木がなく爽やかな景色が広がっています。そんな景色を車に乗りながらでも堪能できる有料道路が霧ヶ峰高原を縫うように走ってます。実はこの有料道路建設には霧ヶ峰の自然を守ろうとする地元住民と官との対立があった。環境問題がテーマです。

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    2014年11月14日
  • 冬山の掟

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    雪山を舞台とした全10編からなる短編集.大自然の驚異と人間の愚かさ.読んでいると体の芯まで冷えてくる.なかなか面白かった.

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    2014年02月13日
  • 冬山の掟

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    ちっぽけで下らない欲や感情が判断を狂わせ、命を落とすことになる。冬山の厳しさは誰しもが分かっていながら、下らない感情に抗えない。人は欲深いもんなんです

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    2014年02月01日
  • 栄光の岩壁(上)

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    岳彦の熱意とかは好き。でもちょっと控えめに言ってもおばかすぎない?笑 
    そこに山があるから登る。少年を山によびこんだ青年の正体が気になる…。文章は端的で読みやすいが、その淡泊さに若干マンネリしてきた感もあるので早く読んでしまおう。

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    2013年10月20日
  • 孤高の人 1

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    ネタバレ

    横須賀北高に転校してきた森文太郎は、周囲と関わりを持とうとしない一匹狼。そんな彼にちょっかいを出すのが、クライミングを趣味とし、かなりの腕前を持つ宮本だった。宮本は「うぜー」と関わりを拒絶しようとする森に対し、校舎の壁を自分のように登り切れば構わないでやると提案する。森はこれに挑戦するが…。

    このとっつきにくい森君が天性のクライマーとしての才能を開花させていく様子を描くクライム漫画です。絵がキレイで読みやすかった。クライミングに興味がなくても充分楽しめるストーリーです。

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    2013年08月16日
  • 栄光の岩壁(上)

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    前半、死亡事故ばかりで読むのがつらい。。しばらくよいかな、新田次郎。「雪山でビバークに比べたら、布団があるだけ幸せだ」と育児の辛さを紛らわせられたけど。

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    2013年06月22日