新田次郎のレビュー一覧

  • 強力伝・孤島

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    50貫(約187キロ)もの巨石を背負って白馬岳山頂に挑む山男を描いた処女作「強力(ごうりき)伝」(直木賞受賞)。富士山頂観測所の建設に生涯を捧げた一技師の物語「凍傷」。太平洋上の離島で孤独に耐えながら気象観測に励む人びとを描く「孤島」。明治35年1月、青森歩兵第五連隊の210名の兵が遭難した悲劇的雪中行軍を描く「八甲田山」。ほかに「おとし穴」「山犬物語」など全6編。

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    2019年07月09日
  • 孤高の人(下)

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    いかなる場合でも脱出路を計算に入れた周到な計画のもとに単独行動する文太郎が初めてパーティを組んだのは昭和11年の厳冬であった。家庭をもって山行きをやめようとしていた彼は友人の願いを入れるが、無謀な計画にひきずられ、吹雪の北鎌尾根に消息を断つ。日本登山界に不滅の足跡を遺した文太郎の生涯を通じ“なぜ山に登るのかの問いに鋭く迫った山岳小説屈指の力作である。"

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    2019年07月09日
  • 孤高の人(上)

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    昭和初期、ヒマラヤ征服の夢を秘め、限られた裕福な人々だけのものであった登山界に、社会人登山家としての道を開拓しながら日本アルプスの山々を、ひとり疾風のように踏破していった“単独行の加藤文太郎。その強烈な意志と個性により、仕事においても独力で道を切り開き、高等小学校卒業の学歴で造船技師にまで昇格した加藤文太郎の、交錯する愛と孤独の青春を描く長編。"

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    2019年07月09日
  • 強力伝・孤島

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    八甲田山を読んだついでに…というと語弊があるが、その昔マンガ化されたものを読んだことのある「強力伝」を読んでみたくなり、購入。

    マンガはとにかく非常に力強く、そして何ともやりきれないような結末だった、ような記憶があった。そういう思い出的な記憶は、読み返してみると「な~んだこんなもんだったか」と思ってしまうことも多いのだが、この本に関しては、迫力ある筆致に印象を新たにした。50貫(約187kg)を背負って白馬岳に登る…だなんてなぁ。これも怖い怖い小説である(とは言え実在のモデルがいる)。

    ちなみに、今調べてみたらマンガは池上遼一の手になるものだったようだ。懐かしいな。

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    2019年06月13日
  • 武田信玄 山の巻

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    信玄の最期の章
    文章の句読点が多い書き方が気になりながらもやっと最後まで読めた。
    武田信玄の心残りが伝わり、そして何故信玄の死後勝頼が当主になったら裏切り者続出したのか、信玄の偉大さに加えてそれを超えるのが難しかったし、家臣を信頼できなかったのか…。

    初の信玄の小説なので詳しくは知らないからまた違う作家の武田信玄を読んでみたい。

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    2018年12月30日
  • 縦走路

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    一本気な二人の山男と美人山女との三角関係を中心に描く山岳小説。峰屋と千穂の二人登山までは楽しめたが、その後の山男対決からぐだぐだ展開に。千穂の魅力は美人なだけで、自意識過剰で意地っ張りの鼻につく女としか感じられず、山男二人がどこに惚れているのか理解できない。千穂の目線で考えても他の山男と違って積極的に誘われなかったくらいの2人であって、湧き上がる恋愛感情はないのに対決を日和見する感覚で興ざめ。故に感情移入出来ず惰性で読み進めるも最後の展開にがっかり。神聖な山登りでは男女の誤りはないというテーマを主題に最後まで進めてほしかった。

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    2018年07月06日
  • 梅雨将軍信長

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    最後の中篇「隠密海を渡る」が秀逸。
    司馬遼太郎以外の歴史物を読んでみようと、新田次郎に食指を動かすも、いきなり「武田信玄」だとリスクが高いか?と短編集を読んでみたのだが、枚数が多い程本領発揮する人なのかな?

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    2018年04月29日
  • 武田信玄 林の巻

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    桶狭間や川中島が描かれる巻。
    強さというのは、視野の広さと他者への共感力、それに伴う実行力なんだなと思う。

    文庫本の後ろに桶狭間、川中島の動きがわかる図があるのに、読み終わってから気づいた……

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    2018年02月12日
  • 孤高の人 16

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    シューベルト 魔王 六花 加藤文太郎 スニッカーズ アルピニスト 建村 ラインホルト・メスナー ヒマラヤ運命の山
    死の危険のないところには行かない、しかし、生が偶然でしかない、自分でコントロールできないところにも行かない。いかに死の危険があっても生き残れる可能性があるところに行く
    登山とは、死と対峙しながらも、対抗して生き抜くこと
    ジェット・ボイル 心拍数が平地と同じ数値まで戻った…高地順応は成功だ ライト&ファストは瞬発力が命だ チューブ蜂蜜 合歓 ヒドゥン・クレバス 独立峰の風 相克そうこく パルスオキシメーター カラコルムの天候

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    2017年07月24日
  • 孤高の人 17

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    道は二つに別れていた
    足立 黒沢 大西 複数 自然 合理的 デスゾーン=死の領域 無力 ギルギーメモリアル ジェットボイル アネハヅル スポーツMAX店長 8000m 世界最小のツル
    生きている限り一歩でも上にあがって死にたい 東日本大震災
    寄贈 富士山測候所そっこうしょ 俺が今まで選択してきた人生があったからこそ花ちゃんと六花に出会えたんだ…よしまだ消耗しきってない やっぱり人間はひとりでいるよりも複数でいるほうがより自然でより合理的なんだな ギルギーメモリアル 命懸けで上昇気流を捉えようとする 屏風のコル 槍 不世出ふせいしゅつの登山家加藤文太郎 フィックスロープが残置されていた 殉教者 儚くも崇高に消化した瞬間 道は分岐し続ける その先に一輪の花が咲いている事を信じて 坂本眞一しんいち 畏敬する 句読点を打とう 加藤文太郎1905年3月11日、兵庫県浜坂町に生まれる。 飄々とした生き方 邁進 槍ヶ岳北鎌尾根 後ろ髪を残しながら 生き残るために雪を踏み続けた

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    2017年07月17日
  • 孤高の人 15

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    建村 のう‐ふしゅ〔ナウ‐〕【脳浮×腫】頭部外傷・脳腫瘍(のうしゅよう)・脳内出血や脳の感染症などにより、脳の組織内に水分が異常にたまった状態
    ていたいおん‐しょう〔テイタイヲンシヤウ〕【低体温症】寒冷な環境の中で中心体温(直腸温度)がセ氏35度以下に下がると起こる症状。初期は寒さの訴えとふるえが起こるが意識は正常。極端に下がると、昏睡状態となり脈拍・呼吸数が低下し、死亡(凍死)する。
    原ケイト 他人の命に干渉するな 永遠に孤独である覚悟がないなら、一人で山を登ってはならない。吉野寛
    「あしたのジョー」ちばてつや 敬服 不撓不屈ふとうふくつ 力価 幻聴…幻視…!!! 劒岳 解脱 低体温症による錯乱 自律神経が冒された彼は暑さを感じていたはずだ… 輪廻の輪 未来永劫 道標 惜別 未曾有 贖罪の意味を込めて 追悼集 死後認知 一家離散 吉野寛1950年東京都三鷹市生まれ 畏敬の念を抱いた

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    2017年07月17日
  • 孤高の人 14

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    反定立はんていりつ=アンチテーゼ K2東璧 加藤文太郎 花 建村歩 サミット=頂上 クレバス セラック ポーター 足立先生 自己顕示 ビバーク アブノーマル・ハイ=異常なる高揚 勃起誘発剤→血管拡張 大西 六花 序曲=オーバーチュア トラバース=横に進むこと アイゼン=《「シュタイクアイゼン」の略》登山用具の一。氷雪上を登降する際に靴底につける滑り止めの金具。鉄枠に鉄の爪(つめ)をつけたもの。鉄(かな)かんじき。クランポン。 突発性発疹 今野和義1946年秋田県生まれ 吹き曝し 頭角を現した 登山とは行動の美学である 人間は死に直面した時、初めて生きることの素晴らしさを知る。認識ない行動は無に等しい。万物は認識した時に初めてその価値を見出す。アスリートなら、平地では40代の脈拍数。

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    2017年07月16日
  • 孤高の人 13

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    酸欠になった脳は記憶を司る外側の海馬から機能を停止していき所謂まだらに「記憶のない」状態に陥る あの傲慢にも見えるほどの自信と目的の為なら全てを捧げる献身それらを減殺げんさいするものだったらー… スラックライン ヨセミテのクライマー 度胸試しの綱渡り 急峻なナイフリッジ チタンは熱伝導率が低く凍傷のリスクが減らせる 浜坂の海 研究機関の要請でパキスタンのバルトロ氷河の調査に行ってもらうことになっているんだ… イスラマバード 二律背反 加藤慶信1976年山梨県南アルプス市生まれ 32歳で急逝 霞 天帝の峰と呼ばれるクーラカンリ 挑戦の系譜は受け継がれていく 肺水腫・脳浮腫 ライト&ファスト 測候所そっこうしょ

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    2017年07月16日
  • 孤高の人 12

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    畏怖の念をこめて ナンガ・パルバット「人食い山」 森→加藤 アラビア海側から積乱雲が近づいてきた!!! ハイパーベンチレーション=過換気症 俺は変なのか?変でも構わねぇ…たとえ世界中の人間が俺を否定したとしてもお前さえいれば前に進める 最も勇気のいる道こそが進むべき道なんだ 名前が変わろうが…住む所が変わろうが関係ねぇ…ずっと俺は俺のままだ でも5秒迷えば5秒ロスするだけだ 山田昇1950年群馬県沼田市生まれ 天衣無縫な自然児ぶりで多くの仲間に愛された 輝く極北のオーロラとなる 「情熱さえあれば努力さえすれば山登りほど自分の夢を叶えてくれるスポーツは他にない」 史上最強のクライマー 7イヤーズ・イン・チベット

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    2017年07月15日
  • 孤高の人 11

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    手数勝負 敵情視察 俺専用カム FXといって基本的に円とドルの為替取引なんだけど 俺がイスラマバードに着いた時は誰の顔も思い出したくないんだ ボブ・マーリーのノー・ウーマン・ノー・クライ 黄砂 カプセルホテル 支度金100万円 地元の成人式バカ殿みたいな派手な紋付き着てこれみよがしに酒あおって乱闘騒ぎ起こしてたんだよ あすなろう へー富士山と大室山の祭神って姉妹なんだ… 御殿場口ふもと 乱気流 ローレライ 測候所そっこうしょ 富士スバルライン せんげん浅間神社 荷上げ ホワイトアウト 低体温症の症状 超熟睡ガード 天高く飛ぶイカロス世界最大の岩壁ナンガ・パルバットをその試金石として選んだ 綺羅星のように輝いた人生と言葉を、多くの人の心に残し、29歳で逝く。 鈴木謙造1972年東京都国分寺市生まれ 南アルプス・仙丈ヶ岳、北岳に単独登山。

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    2017年07月15日
  • 孤高の人 10

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    NPO法人気象環境委員会 雪の結晶 デブリ雪崩雪 灌木 正式な大学職員 誰もいない山での考えは純粋であり独創的だ 鶴見駅 横須賀駅 伊豆城ヶ崎といえばクライミングの聖地 やまもプラザ伊豆高原駅 黄砂こうさ 2世代40年ローン クリス・シャーマ 「新しいプロジェクト課題は自分の作品そのもの。芸術家にとっての作品作りと同じ」 小山田大1976年8月23日鹿児島県蒲生生まれ

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    2017年07月15日
  • 孤高の人 9

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    生きている限り頂上を目指すんだ 新潟県親不知栂海つがみ新道 タクティクス戦略 人間社会から隔絶された場所 そこにいる事自体がロシアンルーレットみたいなものだ 岩と氷のミックス壁 しゃくじょう錫杖岳 あきれた性分 粗相のないよう 信仰の対象 心の原風景 冷えたガンタ飯 政権交代 後ろ盾 ブロッケン現象 下にいたのに上昇気流に巻き上げられて降りられなくなっちまったのか… ヤマネに朝食 社会参加 馬目弘仁まのめひろよし1969年3月1日福島県いわき市生まれ「新たな夢や目標があって、年々幸せに楽しく登れるようになっている」 平出和也1979年5月25日長野県生まれ 「他人の判断でなく、自然に学び、自分の判断で登るような判断で登るような登山を目指しているんです」

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    2017年07月14日
  • 孤高の人 8

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    登山なんて非生産的で無意味な行為にすぎないのにな えぼし烏帽子岳 石神井川 埼京線の鉄橋 カルボナーラ 死の彷徨ほうこう 山は密室だ 生き残った者は死者の重荷を背負わされる チアノーゼ ビーコンのバッテリー 干草の山の中から一本の針を探す 宮沢賢治 よだかの星 いーれーて… メメントモリ 人類初8000m峰14座無酸素登頂 ラインホルト・メスナー1944年9月17日イタリア生まれ 毀誉褒貶に事欠かない

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    2017年07月14日
  • 孤高の人 6

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    ドジっ子 直情型 出せる膿は今のうちに出し切った方がいい 東十条駅北口 何が為に彼は登る 腐ってくるのはいつも末端からずら リングワンデリング 手前の意見を口にできねー奴はこの世にいねぇのと一緒なんだよ!!! 自分で考え自分で決める ラッセルドロボウ 長谷川恒男1947年神奈川県生まれ 大きな岐路 単独登攀者の道を選ぶ 「生きるために努力し、死ぬためにも努力する。自分自身を納得させるだけの人生を、生きている間に送ることができれば、死はそれほど恐ろしくもなくなるだろう。そして寿命が尽きたとき、死も当然のこととして素直に受け入れることができると思う。その上で、生き抜くことは冒険だよ」

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    2017年07月12日
  • 孤高の人 5

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    最大酸素摂取量 オキシメーター 彼は血液中で酸素を運ぶヘモグロビンの絶対数が少なすぎる… 彼は精神に重荷が少ない分高所になればなるほど有利な人間なのかも知れない… 上高地夏 ボルダリング 年功序列の縦社会 幕営地ばくえいち 飼い主に尻尾の一つも振れねぇ犬は御褒美にもありつけねぇ…山も会社も同じだな… おベンチョ 槍の穂 地球の骨が剥き出しに鳴ってる 格差社会の到来 鶴見駅北口 防虫剤の匂い いいか…男ってのは所帯をもって女房子供を養ってこそ一人前なんだ…そんなんじゃいつまでたっても結婚できないぞ 白馬岳しろうまだけ 日本海の親不知 擬似好天 エアポケット 陥れ 尖鋭的なクライミング 赤道直下のエクアドル 佐藤祐介1979年12月25日山梨県生まれ

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    2017年07月12日