新田次郎のレビュー一覧
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最大酸素摂取量 オキシメーター 彼は血液中で酸素を運ぶヘモグロビンの絶対数が少なすぎる… 彼は精神に重荷が少ない分高所になればなるほど有利な人間なのかも知れない… 上高地夏 ボルダリング 年功序列の縦社会 幕営地ばくえいち 飼い主に尻尾の一つも振れねぇ犬は御褒美にもありつけねぇ…山も会社も同じだな… おベンチョ 槍の穂 地球の骨が剥き出しに鳴ってる 格差社会の到来 鶴見駅北口 防虫剤の匂い いいか…男ってのは所帯をもって女房子供を養ってこそ一人前なんだ…そんなんじゃいつまでたっても結婚できないぞ 白馬岳しろうまだけ 日本海の親不知 擬似好天 エアポケット 陥れ 尖鋭的なクライミング 赤道直下の
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鶴見湾岸倉庫 余計な脂肪は全て削ぎ落とされ必要な筋肉は異常なまでに発達してやがる…まさに理想的なクライマーの体型だ!!! 身辺調査 1.5ℓ×20で30kg 歩荷のトレーニング 世界一の山に登る 三回忌 大西政雄 黒沢睦美 ついてると重いから 一件落着 明鏡止水 K2東壁 人類未踏の氷壁 ここは…誰もこねぇ…此処は俺一人の場所だ 利用するもんは利用しろ…それが夢を摑む近道だ 俺はもう見ちまったんだ8000mの宇宙の色を 俺に趣味なんか無ぇ俺のやってる事全部マジだから… 丹沢は昔から山男の鍛錬の場だ 平易な言葉 竹内洋岳ひろたか1971年東京生まれ
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この道が険しいのは十分承知の上だ。言い訳、弱音は一切、何の役にも立たない。自分を信じられない者は、そこに足を踏み入れる資格はない。 お前は善人だが所詮単純か健全バカだ… 茅野駅 八ヶ岳の夜明け 昼の梟は凶兆 笠雲!!! 放射冷却 穂高 破綻者 雪庇 急峻な壁 それでボコボコに叩かれたかった…俺は嫌われている方が楽だったんだ… たった一人で高みへと到達しようとしている 俺が登ってきたのは砂山だったのかー… 世界に14座あるとされる8000m峰 「神の領域」とも「死の領域」とも呼ばれる場所 研ぎ澄まされた思考と未知の体験により紡がれた、小西氏の登山哲学に直撃する‼︎ 植村直己 返礼 小西浩文196
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ネタバレこの小説のモデルとなったのは芳野満彦さんだ。高校の頃の登山で凍傷により両足の指を失いながらも、山を目指した人であり、小説の中では、逆説的に両足の指がなくなったからこそ、山を登り続けたのだとも評している。
そのことを考えると、主人公が凍傷を負い、その逆境から立ち上がることができたのは、小林医師という軍医上がりの人からいわれた次の言葉だと思う。
この小説においては、この言葉からはじまっているともいえる。
「寝ていたのでは一生かかってもそのままだ。まず立つことの練習を始めねばならない。靴下を幾枚も重ねて履き、大きな靴を履いて、天井からつりおろしたロープにすがって立つ練習からはじめるのだ。足に重みがか -
大抵のことは許されるけど
一巻で森が屋上のオーバーハングに下から飛びつくシーンは物理法則を無視しているので現実には飛びつけない。この巻に出てくる高取山は横須賀市の鷹取山だけどあの切り立った凝灰岩の壁をフリークライミングで登るのは超危険なので描いて欲しくなかったなあ。
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昭和新山の発生を観察した郵便局長の話をはじめとした、ルポ小説短篇集。「八甲田山」の新田次郎だけに山関係が多く、その他も地形や自然を追うものである。
表題作と「南極一号」話以外おおむね悲劇であり、それを淡々と綴っているので、体調が悪いと読み落としてしまう。しかし、多少読み落としても、何度もストーリーがフォローされていくので、集中力がない人でも面白さを理解できないなどということは皆無だろう。
逆に言うと、文章に遊びがないわけで、読後は爽快感を伴う面白さというのとは別のものだ。
いろんな意味で「The 小説」といえるような小説群のため、短編集ではあれど、それなりの意気込みを持って読むべき作品で -
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ネタバレ明治期にサンゴ漁で賑わった長崎県五島列島。しかし、毎年のように嵐がやって来て、明治39年には死者734名の犠牲者を出す甚大な台風災害を出した記録を持つ。その時代背景を基に、三人の若い漁師と一人の少女を中心にして、海に生き、死んだ者たちを描いた海洋小説。
晴雨計やエンジンが西洋から入ってくる前夜で、勘と経験で判断して腕力のみで海を漕ぎ渡る小舟は大嵐の前にはなすすべなく翻弄される。自然災害に対する人間の無力さと残された者たちの生きていく逞しさを、緻密な取材を通して佳い物語に仕上げている。小難しい堂々巡りするような心理描写とかはなく、ストレートな昭和の小説で読みやすい。