新田次郎のレビュー一覧

  • 劔岳〈点の記〉

    Posted by ブクログ

    自分は山登りについて、自然に触れるとか非日常の体験をしたいという動機で興味があるのだが、あまりというかほとんど取り組めていない。そんな中でこの本を読んで、現代の山登りは柴崎測量官が剱岳に登った明治の当時と比べると、自然と言ってもそれなりに整備されているし非日常の度合いも断然易しいのだなと思った。現代の生活は先人の勇気と努力のおかげで安泰なものとなっているとも言えるし、開拓とか初挑戦の余地が乏しくなっているとも言えると感じた。柴崎さんらの測量活動における都度の判断事項はまさに命懸けのリスクを負っている。現代の生活とかビジネスとか社会活動においても大きなリスクを負う場面はもちろんあるけど、生死を賭

    0
    2023年03月25日
  • 劔岳〈点の記〉

    購入済み

    映画を観たくなる

    正直、他の新田次郎作品と比べると、テーマに対して文章の面白さは欠けるかな。資料を読んでいる感じ。器具やルートの説明が、ただひたすらに文章のみだと、想像しきれないところがあります。
    これを読んで、映画を観て、あー、そういうことかと思いたい。

    #感動する #ドキドキハラハラ

    0
    2023年02月04日
  • 冬山の掟

    Posted by ブクログ

    新田次郎氏の山岳小説である。苦労して登頂を果たしたという話ではなく、遭難をテーマにした短編が十個収録されている。淡々と語られる感じ。爽快感からはほど遠く、暗い冬山に行ったような読後感。

    0
    2022年11月05日
  • 栄光の岩壁(上)

    Posted by ブクログ

    山屋、と呼ばれる人がいる。
    主人公、岳彦もその一人である。

    18の時に遭難し、足の大半を失う。
    それでも、山への情熱を捨てきれず、リハビリを始めるのだが・・・

    岳彦の同級生がこの上ない小物っぷりを見せてくれる。
    だからこそ、岳彦ががんばれるわけなのだが。

    0
    2022年08月27日
  • 雪のチングルマ

    Posted by ブクログ

    「新田次郎」の山岳小説短篇集『雪のチングルマ』を読みました。

    『八甲田山死の彷徨』、『先導者・赤い雪崩』に続き「新田次郎」作品です。

    -----story-------------
    山岳短篇小説の代表作!

    童歌をうたうと必ず雪崩で死ぬという怪談に抗いながらも囚われた若者の苦悩と悲劇を描いた表題作、アラスカ現地に取材した異色の傑作『真夜中の太陽』、実感をこめて富士のおそろしさを表現しきった『春富士遭難』、スキーヤーの身勝手さを衝く『コブシの花の咲く頃』など全六篇を収録。
    円熟期の傑作山岳小説集。

    登山家の愛読書ともいうべき代表作
    -----------------------

    山岳小説

    0
    2022年07月21日
  • 強力伝・孤島

    Posted by ブクログ

    『八甲田山』ってこういう話やったっけなぁ、映画の内容も忘れていますが、事件そのものが衝撃的。こんなことあんの?という内容。そう思わせるほどの筆力との判断もありかもです。
    他の作品もなかなかに良いのですが、個人的に『八甲田山』がちらついて仕方ありませぬ。

    0
    2022年07月14日
  • P+D BOOKS 強力伝 ~二十世紀最後の職人の魂~

    Posted by ブクログ

    山に取り憑かれたのか、それぞれの立場の欲がそれを上回ったのか、立場によって見方が異なる感じが興味深い。
    全ては山という自然のマジックかな?
    山のことはよく分かりませんが、読んでいて不自然さを感じることなく入り込めます。
    しかし、冬の富士山は噂に聞いとりますが、夏とは何もかもが違うんですなぁ。。。遠くから見ればあんなに綺麗なんですが、綺麗なものこそ魔があるということか。

    0
    2022年07月11日
  • 孤高の人 13

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    仕事と家庭を手に入れて山を離れた文太郎が
    建村の誘いで再びK2東壁に挑む。

    妻として旦那の夢を応援してあげたい気持ちも
    あるかもしれないが、それにしては危険だし
    子供が生まれたばかりだし
    何より相談してくれず話を進めていたのは
    花には痛いところなのではなかろうか。

    0
    2022年02月14日
  • アラスカ物語

    Posted by ブクログ

    フランク安田さんの生涯
    エスキモー、イヌイットはあまりにも異文化で逆に惹かれる。
    イヌイットと同化しようてしていた植村直己さんを思い出した。

    0
    2022年02月10日
  • 武田信玄 風の巻

    Posted by ブクログ

    そうなのかと思う部分とちょっとここはねと思う部分あり
    信玄も神様ではなかったんだ
    織田信長も非道 信玄もまた然りだったのは戦国の世の習いと教えてもらった風の巻 
    次巻 信玄の人間としての成長如何に?

    0
    2022年02月02日
  • 孤高の人 12

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人間関係に恵まれてこなかった主人公が、花ちゃんと出会えたことが
    本当に良かったと思う。
    山も人間関係も諦めずに良かったと思うし、このまま幸せでいて欲しいのだが。

    0
    2022年01月20日
  • 孤高の人 10

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    足立はやっと現れた森に理解者なのだろうか。
    正式に雇ってもらえることで、お金を貰いながら
    山に向き合うことができるのは願ってもない話。

    しかし過去が離してくれない。
    宮本の名前を聞いて友達と思っているのが
    心温まると思いきや、どうにもきな臭い展開。

    0
    2021年12月30日
  • 孤高の人 9

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    富士山頂で暮らす森。
    ヤマネと一緒に日々を淡々と過ごし
    他人からは寂しいと思われるのかもしれないが
    それなりに穏やかな日々を過ごしている様子に
    安心した。

    あんなに酷い目に遭わされたのに、
    あそこまでの努力ができるところがすごいと思うが
    山に生きる人というのはこういう人の方が
    多いイメージはある。

    0
    2021年12月30日
  • 孤高の人 8

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自然と向き合うのは厳しいことだが
    人間に裏切られる辛さとは全く違う。

    ただ山に登りたいだけなのに
    こんな目に遭うのはなぜなのか。
    運命というにはあまりにもきつい。

    0
    2021年12月30日
  • 孤高の人 7

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人間の汚さの描写がエグい。
    このような信頼できない人たちと山を登るなんて
    危険すぎて無理だと思うのだが
    原作小説はどのような内容なのだろうか。
    このような人たちと登るより、引き返すかと思いきや
    ひとりにしないでくれと思う森。
    もっと選ぼうと思えば選べるのではないかと思うのだが
    彼らのような人たちでも一緒の方が本当に良いのだろうか。

    0
    2021年11月25日
  • 孤高の人 6

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    割と山関連のエッセイや小説は読むのだが
    こんなに人間関係がぎすぎすしているパーティは
    初めて目にする。
    もっと極限状態になればあるけれど、今の段階で
    しかも山だからという環境も何も関係なく
    単に人間性が最悪故の揉め事という感じでイライラする。

    世俗的なことから逃れたくて山に来たはずなのに
    森くんはそれで良いのだろうか。
    なぜ彼が我慢してでもこいつらと一緒にいようと選択したのか
    イマイチぴんとこない。

    0
    2021年11月14日
  • 孤高の人 5

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    パーティでのアタックになるが、信頼できるとは言い難いメンバー。
    森くんの考え方に共感ができるとも言い切れないが
    山に登りたいだけなのになぜそれが許されないのか。

    0
    2021年11月01日
  • 孤高の人 4

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    心配して救助に出たことを「悪いな」
    と声掛けする黒沢がらしくてよかった。
    大西さんは自分が間違っていたのではと思ったまま
    こんなことになってしまって
    森くんと話すことができなかったのが心残りではなかろうか。

    黒沢さんは森くんに目をかけてくれているのだろうが
    森くん側に受け入れるつもりがない。
    大西さんが生きていたら違う未来もあったのだろうか。

    夕実は確かに当時気の毒だったが、それだけで
    ここまで落ちた理由は森くんだと言うのも身勝手だと思う。

    0
    2021年10月09日
  • 武田勝頼(一) 陽の巻

    Posted by ブクログ

    2021.10.8完了
    話も分かりやすいし、読みやすい。新田次郎の作品に共通する。ここまでは武田家臣が頼もしい。穴山信君だって頼もしい。信じ難くもあるが。

    0
    2021年10月08日
  • 孤高の人 3

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大人組の確執については予想通り。
    大西先生は正直ちょっと甘いなと思うところがあったので
    これで得るものがあったなら良いのだが
    どうなるのか。

    正直、やりたいようにやっているだけで本人には悪気はないのだが
    主人公のせいで救助者が大変な目にあっているのに
    凍傷になっているのも放置するほど無知なまま
    山登りをしている姿が、魅せられているのはわかるものの
    ちょっとなんだかなぁと思ってしまう。

    0
    2021年09月25日