新田次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
新田次郎の初読み♪
映画原作とのことで、映画キャストによるサブカバーで平積みされていたのに目が留まり、あらすじを読んで即購入。
実話ベースの物語、最近好きなんだよね。
※本来は、映画やらドラマやらの映像化に伴うキャスト陣を映したサブカバーモノは好きじゃない(嫌悪感すら抱く)のだけど……(イメージがキャスト陣に固定されてしまうのが嫌だから)
今回は、逆だった。
新田次郎、こ難しい文体の古い作家なんだろうと思って(名前は知っているけれど)敬遠していた作家さん。あのサブカバーに目を留めなければあらすじを読むことすら無かっただろうし、当然購入することなど絶対なかったはず。
さて、本編。
関根三郎の生きざまの、何と格好良いことか。
加屋さんの誠実さ。
社長の潔さ。
そして、脚色はなされているではあろうけれども、彼らの成した偉業の価値。
一読の価値あり、と家族や知人に薦めたい一冊。
常陸太田出身・在住の友人と語らいたくなった一冊。
「新田次郎、他の作品も読んでみようかな」と思わせてくれた一冊。
★3つ、7ポイント半。
2019.10.23.新。
※帰省の際に御岩神社の前、よく通るんだよね…もしや?…と思って検索したら、(何の予備知識も無く漠然と通っているだけだから視界にも入ってきてなかったけれど)大煙突のすぐ目の前を年に1回くらいずつ、10年以上も通っていたではないか!
・・・次の帰省の折りには、是非ともしっかり目に焼き付けて来ねば。
※そして、映画も観てみたくなった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ富士の噴火によって被害を被った農民を何とか助けんとはしりまわる関東郡代の伊奈半左衛門のはなし。
当時の混乱や農民の事を本気で考えない幕府の上役のことが赤裸々に綴られている。富士の噴火のことさえも政争の具として使おうとする役人たちには腹が立つ。
農民を飢えさせないために半左衛門は起死回生の策をとろうとする。確かに伊奈家は家康以来の名誉ある関東郡代の家柄だ。代官の仕事は農民から米を取り上げることだけではない。困っている農民を助けてやるのも代官の仕事だ。農民を救って家が取り潰されるならば、それは構わないと半左衛門は行動するのである。