武田信玄 山の巻
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武田信玄 山の巻

825円 (税込)

4pt

甲州・信州の全域を手中におさめ、さらに駿河府中をおさえた信玄。海を手に入れたことで水軍も味方につけ、いよいよ念願の京都にのぼろうとするが、織田信長に先をこされる。信長は叡山を焼き討ちし、存在感を見せつける。その上、信玄の年来の病いが身を縛りつける。しかし、まだ勝頼に指揮を任せるわけにはいかない…。先入観にとらわれない合理的な戦術によって、戦国の合戦に転機をもたらした名将・武田信玄の生涯を描いた長篇3000枚が、いよいよ完結の最終巻。

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武田信玄 のシリーズ作品

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  • 武田信玄 風の巻
    886円 (税込)
    狂乱の振る舞いで、民に怨嗟の声をあげさせていた父・武田信虎は、次男の信繁を盲愛するあまり長男・晴信(=信玄)を露骨に疎んじていた。信玄は命の危険を感じ、苦悩の末、父を駿河の国に追放する。甲斐の国の主となり、信濃の国に怒濤の進撃をはじめた信玄は、諏訪頼重を幽閉し、小笠原長時を塩尻峠に破り、さらに村上義清を砥石城に攻略する。いつか京都に上ろうと野望を燃やしながら…。圧倒的なスケールと説得力ある取材で武田信玄の生涯を描く歴史小説、第1巻。
  • 武田信玄 林の巻
    784円 (税込)
    天才的な智略と慎重な攻め方によってつぎつぎと城を落とし、信濃の国をみごと平定した信玄。しかしその野望は、あくまでも京都に上って天下に号令することである。同じ野望をもつ今川義元がまず上洛の軍を起すが、桶狭間の戦いで織田信長にはばまれ、命を落とす。いざ我こそは…しかしその信玄を牽制するのは、又しても越後の上杉謙信。宿命の対決を迎えようとしている2人の戦国大名。世にいう川中島の決戦である。著者会心の大長篇、第2巻。
  • 武田信玄 火の巻
    702円 (税込)
    川中島の大会戦に勝利を得た信玄は、天下に号令する道を一歩一歩確実に歩んでゆく。しかし、正室・三条氏が生んだ長男の義信との仲が思わしくない。息子が父を追い落とそうとするまで悪化した関係の一方で、信玄の体をむしばむ宿痾(しゅくあ)が命をけずる。苦悩のすえ、信玄は義信と親子の縁を断ち、愛する側室・湖衣姫との間にできた勝頼を自らの後継者と決めた。そして強敵・北条氏を追いおとすために、関東に軍を進め、小田原城に迫る。傑作歴史小説、第3巻。
  • 武田信玄 山の巻
    825円 (税込)
    甲州・信州の全域を手中におさめ、さらに駿河府中をおさえた信玄。海を手に入れたことで水軍も味方につけ、いよいよ念願の京都にのぼろうとするが、織田信長に先をこされる。信長は叡山を焼き討ちし、存在感を見せつける。その上、信玄の年来の病いが身を縛りつける。しかし、まだ勝頼に指揮を任せるわけにはいかない…。先入観にとらわれない合理的な戦術によって、戦国の合戦に転機をもたらした名将・武田信玄の生涯を描いた長篇3000枚が、いよいよ完結の最終巻。

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武田信玄 山の巻 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年12月18日

    武田信玄の西上作戦が描かれている。
    三方ヶ原の戦いは武田軍が一気に徳川軍を蹴散らしたイメージだったけど、徳川軍をおびき寄せる作戦を立てて実行したこと、それが時間との戦いであったこと等、面白かった。
    信玄ほどの武将も病には勝てず。進軍していると思わせて信玄の体のために古府中に連れて帰ろうとした重臣たち...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月31日

    すごく面白かった。ますます信玄が好きになった。

    ・父、信虎追放の経緯
    ・山本勘助が間者という事
    ・川中島や三方ヶ原の戦いの見解
    ・長男、義信の離反の解明
     
    は創作

    0

    Posted by ブクログ 2013年07月13日

    林の巻までは信玄に好意的な人物は善良で賢く描かれ、
    そうでない人物は愚かで利己的に描かれていたが、
    火の巻の後半あたりから魅力的に描かれるようになった。
    悪女だった三条夫人も正妻として美しく死んでいき、
    三英傑は上杉謙信と違い、格好良く描かれている。

    だが、この巻のあとがきを読み、
    謙信を貶した事...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    歴史小説初心者の私ですが、かなり楽しめました。歴史小説では「これは著者が考えたことなのか、実際にあったことなのか」私は時々分からなくて困ってしまうのですが、この本では一段落おくとそこらへんが丁寧に説明されてたりするのがよかった。例えば「甲陽軍艦では○○と書いてあったが○○ではこう書いてあった。私は自...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月07日

    最終巻の中心は西上作戦。

    正直、不要ではないかと思う話も少なくなかったが、三方ヶ原の戦いと信玄の最期の描写は読み応えがあった。

    物語は新田の自説によって締めくくられている。

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    Posted by ブクログ 2020年09月01日

    再読2020.8.7~
    2020.9.1完了
    何度読んでも涙してしまう。最期の話。
    なにが悲しいって信玄のあくなき西上への執念ではなく、これから始まる武田家の凋落の一途。
    たくさんの大将が討ち死にすることを思うと涙を禁じ得ない。

    0

    Posted by ブクログ 2019年09月08日

    あぁ、4巻読み終わってしまった。。
    何と言うか、ここまで延々と信玄の凄さを読んでしまうと、「嘘でも良いから西上を達成して!!」と思ってしまうのですが、学校で習った歴史にそんなコト書いてないですもんね。歴史は変えられない。
    でも、それだけ感情移入させられた作品でした。だからこそ読後の寂寥感と言ったら。...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年05月19日

    言わずと知れた武田信玄。
    この本は小説ですがだいぶ歴史考察に関する著者からのコメントが入っておりいろいろ勉強になりました。特に武田信玄の名軍師と言われた山本勘助は存在自体怪しいと言われていることが書いてあり、驚きました。
    川中島の戦い、徳川家康との戦い、と有名な合戦との裏にある膨大な量の策略謀略を知...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年02月02日

    稀代の戦略家、戦の神信玄も道半ばで遂に力尽きる。
    天下を取れる可能性は十二分にあった人物だけど、病と家庭内事情(女癖?)で減点かな?
    勝頼の代で武田家が途絶えてしまう事を考えると、なんとも儚い

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    大河ドラマの風林火山は、信玄が主人公でなかったので、なんだか尻切れトンボ的で、こちらのほうが面白い。

    0

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