新田次郎のレビュー一覧

  • 武田信玄 風の巻

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    物語もしっかりとしていて、戦国の複雑な人間関係がしっかりまとまってます。そして何がいいって、それを支える膨大なデータがいいです!データ好きにはおすすめです!

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    2009年10月04日
  • 孤高の人 1

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    2008/04/18
    YJで毎週よんでるからなぁ、今新品で買わなくてもいいかなと。
    4月予定⇒中古待ちへ。

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    2009年10月07日
  • 武田信玄 山の巻

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    大河ドラマの風林火山は、信玄が主人公でなかったので、なんだか尻切れトンボ的で、こちらのほうが面白い。

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    2009年10月04日
  • 武田信玄 林の巻

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    前半は桶狭間に至る今川義元の野望と信玄の画策、後半は川中島の決戦。最初のうち姿を見せなかった勘助は、何と4年も越後を探るために鉄砲商人をしていたという設定にびっくり。なるほど、そういったエピソードの元があるんですね。北条はなかなかしぶとく、謙信も手こずるのね。作者がもと気象庁勤務で山岳小説作家なのが生きていて、信濃の描写が生き生きしています。後半、海津城を建てるあたり、ここまで来たかという感慨〜でも川中島で勘助は死んじゃう…大河ドラマのほうはここまでなのか?(「風林火山」は確かにその辺までです)

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    2009年10月07日
  • 武田信玄 風の巻

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    若き日の信玄(晴信)が横暴な父を追放し、諏訪御寮人を迎え、信濃に攻め入る様子を描きます。砥石城など、城攻めの様子はわかりやすい。山本勘助はもともと今川の間者で目立たない外見という意外な設定。知的で大事な時に登場する役です。信濃の豪族の娘で活発な里美という側室が大活躍。馬に乗れて戦場にまで出るという意外な展開。こんな女性はいたのだろうか?

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    2009年10月07日
  • 武田信玄 風の巻

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     面白かった。
     本当は新潮社の新田次郎全集を読んだ。
     風林火の巻まで。
     信玄が労咳だったというのは時代を感じるなぁ。

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    2009年10月04日
  • 武田三代

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    父信虎の追放から帰参の様子を描いた「信虎の最後」
    信虎の横暴と重臣の晴信(信玄)擁立への布石たなった「異説 晴信初陣記」
    今川との繋がりに重要な文書紛失事件を扱った「消えた伊勢物語」
    山本勘助を軍師とする資料の出所を探る「まぼろしの軍師」
    武田軍の出城を与る城主の物語「孤高の武人」
    烽火台の火薬職人の話は「火術師」
    武田滅亡と金山の行方、おいらん淵にまつわる事件もからむ「武田金山秘史」
    実際長編「武田信玄 」と相前後して書かれたと言う事です。
    大河ドラマをより深く読み解く為に読んでみるのも、歴史好きの薀蓄を求める人にもよろしいかと思いますが、いかが

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    2009年10月04日
  • 武田信玄 火の巻

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    歴史小説初心者の私ですが、かなり楽しめました。歴史小説では「これは著者が考えたことなのか、実際にあったことなのか」私は時々分からなくて困ってしまうのですが、この本では一段落おくとそこらへんが丁寧に説明されてたりするのがよかった。例えば「甲陽軍艦では○○と書いてあったが○○ではこう書いてあった。私は自分の武田信玄像を崩したくないので○○の説をとった。」と言うように書いてある。合戦の様子もよく書かれていて読み応えがある。100ヶ月かかって書き上げた著者の気合いが伝わる作品。

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    2009年10月04日
  • 槍ヶ岳開山

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    高山奥地にある槍ヶ岳周辺の地図を作る人の話。

    淡々とした言葉を積み上げて情緒を高めていくのが新田作品らしくて好きです。

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    2009年10月04日
  • 富士山頂

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    NHKプロジェクトXの初回放送のエピソードとして有名になった
    富士山頂にレーダーを取り付けるという壮大な計画に関わった男たちの奮闘の物語、作者自身が登場する、自伝的な小説にもなっているのが面白い

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    2009年10月04日
  • 強力伝・孤島

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    有名な山の山頂で何気なく見かける方位盤、白馬岳の頂上で見た方位盤の土台の石を麓から担ぎ上げた強力という仕事に生きた男の物語
    等、短編集

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    2009年10月04日
  • 武田信玄 山の巻

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    88年に中井貴一が主役を演じた大河ドラマ「武田信玄」の原作本。最近再販された。新田次郎氏が10年かけて書いたという長篇の大作。川中島の戦闘シーンは迫力あります。「今宵はここまでに致しとうござりまする。」とは出てきませんが。

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    2009年10月04日
  • 武田信玄 山の巻

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    大河ドラマにもなった戦国武将。「風林火山」の御旗の元、荒くれ武将のイメージがあるが、その実、綿密な政策な基国づくりが行われていた。上洛途中で病没しなくばこの日本の歴史は変わっていた・・。

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    2009年10月04日
  • 孤高の人(上)

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    どんなに過酷な環境であっても単独行を貫く主人公の描写が多くあるなか、なぜ冒頭のような結末になってしまったのかが気になりすぎる終わり方だった。

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    2025年12月02日
  • 孤高の人(下)

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    ネタバレ

    孤高が至高。

    上巻の最初にオチをネタバレされている手法なので、「主人公が初めてパーティを組んで山登りをすることにより死ぬ」とわかっていた。だから、幸せそうな生活を送っていればいるほど、この人は死んでしまうんだな、と頭の片隅に引っかかり、そのギャップが切ない。読み進めれば読み進めるほど、その時が着々と迫ってきてしまい、先が読みたいけど、死んでしまうんだよな、戸惑う。
    その時に繋がる山登りの話が出てきたとき、ああ、そういうふうに最期に繋がっていくのね、、と、ようやくわたしたちは死の状況の詳細がわかる。

    死んでしまうとわかっていたこともあり、途中からずっと宮村くんにムカつきながら読んだ。
    孤高の

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    2025年11月27日
  • 孤高の人(上)

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    主人公、加藤文太郎は実在の人物のようだ。

    「そこに山があるから」
    ヒマラヤ征服を夢とする彼の自問自答。その答えが正解なのか、信じれるものは自分のみと単独行で葛藤する。

    途中、第一章前を読み返しおおよその結末を想像できた。孤高の人がなぜ?
    きっと文太郎はそんな浅はかな想像は超えてくるに違いない。

    では下巻で。

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    2025年11月09日
  • 聖職の碑

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    教育としての登山、今ほど管理されていない山に登る危険、起きてしまった事故。遭難事故が主題じゃなくて、事故後、それぞれの立場で主張し進んでいく。凄い人間ドラマ。

    後書きが取材譚で、まあまあの長さ、これも含めて一冊の小説だった。

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    2025年10月31日
  • 孤高の人(上)

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    加藤文太郎の単独登山物語。
    冬山登山の描写は臨場感溢れる。
    後半も楽しみだが、冒頭で文太郎が若くして亡くなるって書いてあるのがマイナス点かなぁ。

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    2025年10月18日
  • 孤高の人(上)

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    単独行動の加藤文太郎、前半生といった感じ。大正から昭和にかけ、当時の装備と常識では考えられないような事をやってのけた。山の事は分からないけど、今でも随分常識とかけ離れた事なんじゃないだろうか。

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    2025年10月05日
  • 武田信玄 火の巻

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    ネタバレ

    火の巻は駿河上陸と今川家・北条家との戦い。

    「義信逆心」は戦国時代らしいお話しだったなぁ。義信とんでもないことやらかしてる!と思いつつ、信玄の優しさが出ちゃってて読めば読むほど不思議な人だなぁと思う。虎...?
    義信の性格はどうしようもないにせよ、他の兄弟が愛されているのを目の当たりにしてたらそりゃ反逆心も芽生えるよな。しかも母である三条氏も徹底的に嫌われて...。だからこそ「御先陣を賜る」がとても切なかった。

    いつも通り徹底的に策は講じているものの、相次いで戦を仕掛ける姿にやはり信玄らしくない、という感じはした。信玄と信長、お互いにお互いを脅威と思っているなんてこの時は知る由もなかっただ

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    2025年10月04日