あらすじ
風雪にしだかれ、寒さと空腹に苛まれ、それでも頂へ向う者よ――!! 森文太郎はクライミングに出会い、周囲に心を開き始めた。だが山での事故を背徳行為として報道され、仲間達は散逸。失意の文太郎は導かれるように八ヶ岳に向かい、独り登り始める。そして捜索に向った大西と黒沢は奇しくも山の因縁を明かすが…。山頂目前で3人を待つ運命は!?
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匿名
山って怖い。
昨今事故魔多いしニュースでよく見るけど本当に怖い。1人で死んでいくんだ。
文太郎は1人が好きで1人で登って行くけど、周りはそれに振り回されていく。
最後、大西先生生きてるのかな、心配。
Posted by ブクログ
改めて主人公は山にとり憑かれているなぁと感じた巻。軽装で登山して吹雪にあった主人公。どうなってしまうのかハラハラしながらページを繰った。特に遭難中休んでいるシーンは一番怖かった・・・!
あとは大西先生と黒沢さんの山での因縁話。
山の非情なこと・・・胸が熱くなった。
辛いです
3巻まるまる大西先生のお話しでした。素晴らしい作画で山の風景が見事です。まるでその場にいるような空気感。美しいだけではなく恐ろしさをも感じます。
苦しいお話でした。ほんの救いを求めて先ほど4巻、購入いたしました。
Posted by ブクログ
気になるところで終わっちゃった。
大西先生どうなっちゃうのか。
迫力に飲まれてすぐ読んじゃうし面白いんだけど、何度も気軽に読める感じではない。
Posted by ブクログ
凄い。主人公が事件を経て高校生から社会人になるのと同時に
作品自体も一気に化けたなあという印象です。
ド迫力且つ緻密な画力と勢いはそのままに、最初と比べて
意外な展開、社会的な柵との闘争、心象を暗喩する描写など
一気に冷厳な話になってきました。扱われるギミックも黒い物へ。
台詞やモノローグでなく、絵でここまで感情が叩き付けられているのは凄い。
大いなるトラジディと比類なき荘厳な美しさ、その真逆の事象が
矛盾する事無く成立している様態がまさに山という名の孤高の境地。
心象では「孤高」よりも「孤独」が強く描かれている印象ですが、
テーマにどんどん斬り込んで来て、痛みすら感じます。
孤高に達する事は決してハッピーエンドとは言い切れないとしても。
作者コメントにもその辺に対する静かな熱さが現れてますね。
そして、K2東壁という最大目標が掲げられている事で
色々な要素がありながらも、ブレずに話を追っていけます。
今の所、間違いなく傑作。
Posted by ブクログ
大人組の確執については予想通り。
大西先生は正直ちょっと甘いなと思うところがあったので
これで得るものがあったなら良いのだが
どうなるのか。
正直、やりたいようにやっているだけで本人には悪気はないのだが
主人公のせいで救助者が大変な目にあっているのに
凍傷になっているのも放置するほど無知なまま
山登りをしている姿が、魅せられているのはわかるものの
ちょっとなんだかなぁと思ってしまう。
Posted by ブクログ
この道が険しいのは十分承知の上だ。言い訳、弱音は一切、何の役にも立たない。自分を信じられない者は、そこに足を踏み入れる資格はない。 お前は善人だが所詮単純か健全バカだ… 茅野駅 八ヶ岳の夜明け 昼の梟は凶兆 笠雲!!! 放射冷却 穂高 破綻者 雪庇 急峻な壁 それでボコボコに叩かれたかった…俺は嫌われている方が楽だったんだ… たった一人で高みへと到達しようとしている 俺が登ってきたのは砂山だったのかー… 世界に14座あるとされる8000m峰 「神の領域」とも「死の領域」とも呼ばれる場所 研ぎ澄まされた思考と未知の体験により紡がれた、小西氏の登山哲学に直撃する‼︎ 植村直己 返礼 小西浩文1962年3月15日石川県生まれ 推積たいせき ビバーク 岩稜がんりょう