あらすじ
岩と氷で鎧い、嵐と深淵に囲まれた、人類未踏の氷壁へ――!! 森文太郎は初めての雪山を独り登頂するが、捜索で山に入った教師・大西が事故に遭ってしまう。それから2年後、山に没頭する生活を送る文太郎を黒沢が来訪。手引きにより人類未踏の氷壁「K2東壁」遠征部隊に誘われる。文太郎は生き方を貫きながらも、静かに火が起こり始めた…!!!
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芸術的な絵
一巻にあった原作者と作画の坂本さんの他のお名前が1人減っている。あれ?
夕実との再会。こんなふうに変わってしまったのか。少し悲しいです。ところで山のことはまるでわからないまま読んでいますが、実は先日、ショッキングなニュースがありました。あるテレビタレントさんを何度も山へ引率された登山家がK2で滑落事故に遭い、捜査打ち切りということでした。ちょうどこの巻でK2が描かれており、危険な場所であること、名前の由来等を知ったばかりで驚きました。
作画の美しさはどんどんレベルアップ、というか坂本先生の世界に引き摺り込まれて行ってます。たった黒と白の世界にどうやってこの色彩を表現できるのか。また妖艶な肉体、心の裏側の憎しみと官能の表情。ため息が出ます。
Posted by ブクログ
面白いと思って読むだけなのと、その作品に「落ちる」瞬間が訪れると言うのは別物なんだよなー。4巻の「…ゴメン 誰が傷ついても もう止められないんだ」で落ちた…
Posted by ブクログ
心配して救助に出たことを「悪いな」
と声掛けする黒沢がらしくてよかった。
大西さんは自分が間違っていたのではと思ったまま
こんなことになってしまって
森くんと話すことができなかったのが心残りではなかろうか。
黒沢さんは森くんに目をかけてくれているのだろうが
森くん側に受け入れるつもりがない。
大西さんが生きていたら違う未来もあったのだろうか。
夕実は確かに当時気の毒だったが、それだけで
ここまで落ちた理由は森くんだと言うのも身勝手だと思う。
Posted by ブクログ
鶴見湾岸倉庫 余計な脂肪は全て削ぎ落とされ必要な筋肉は異常なまでに発達してやがる…まさに理想的なクライマーの体型だ!!! 身辺調査 1.5ℓ×20で30kg 歩荷のトレーニング 世界一の山に登る 三回忌 大西政雄 黒沢睦美 ついてると重いから 一件落着 明鏡止水 K2東壁 人類未踏の氷壁 ここは…誰もこねぇ…此処は俺一人の場所だ 利用するもんは利用しろ…それが夢を摑む近道だ 俺はもう見ちまったんだ8000mの宇宙の色を 俺に趣味なんか無ぇ俺のやってる事全部マジだから… 丹沢は昔から山男の鍛錬の場だ 平易な言葉 竹内洋岳ひろたか1971年東京生まれ