あらすじ
俺もアイツと一緒に、死ぬつもりだったんです――。 北アルプス全山縦走、下界では「部隊遭難」のニュースが広がる。その中で、森文太郎は一人、町に辿り着き、山行の全容を刑事たちに語り始めた。部隊は縦走終盤の烏帽子岳で雪崩に遭遇、文太郎は新美を救出し、孤立無援のビバークに。死と向き合い、生を営んだ極限の時間とは!?
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匿名
孤独だ
読み始めた時一巻飛ばしたかと思った。過去語り多いんだよね、びっくり。
新実の死は文太郎にはどう映っただろう。山なんかやるんじゃなかったなんて言われたらやるせないな。
Posted by ブクログ
人間関係が不得意なクライマー。ゴタゴタの人間関係が嫌で山に魅了されたクライマーが、山でもやっぱりゴタゴタが付きまとう。背筋がザワザワするぐらい面白い。
Posted by ブクログ
自然と向き合うのは厳しいことだが
人間に裏切られる辛さとは全く違う。
ただ山に登りたいだけなのに
こんな目に遭うのはなぜなのか。
運命というにはあまりにもきつい。
Posted by ブクログ
登山なんて非生産的で無意味な行為にすぎないのにな えぼし烏帽子岳 石神井川 埼京線の鉄橋 カルボナーラ 死の彷徨ほうこう 山は密室だ 生き残った者は死者の重荷を背負わされる チアノーゼ ビーコンのバッテリー 干草の山の中から一本の針を探す 宮沢賢治 よだかの星 いーれーて… メメントモリ 人類初8000m峰14座無酸素登頂 ラインホルト・メスナー1944年9月17日イタリア生まれ 毀誉褒貶に事欠かない