新田次郎のレビュー一覧

  • 孤高の人 2

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    ネタバレ

    折角仲間と前に進むことに少しは嫌悪感がなくなったかと思いきや
    これが孤高であることに必要なのかもしれないが
    哀しい気持ちになる。
    週刊誌の記者が大変腹立たしい。

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    2021年09月12日
  • 孤高の人 1

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    ネタバレ

    加藤文太郎氏をモデルとした同タイトル小説を原案とした漫画。
    事実、小説、漫画それぞれは展開がかなり異なると聞いている。
    小説は未読。

    本漫画の主人公 森文太郎は、一人でいることを好む
    男子高校生。
    ルートクライミングにひょんなことから触れることとなり
    持っていた才能が開花。クライミングにハマることになるのだが
    仲間を作ることを拒否するどころか
    ビレイを疎かにするなど安全確保にも興味がないという
    独特なクライミングのやり方が
    駆け出しの素人なだけにハラハラしてしまう。

    今の所は孤高というよりは孤独で
    周囲の迷惑を顧みない印象だが、この先登山家として成長していくのだろうか。

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    2021年08月29日
  • 栄光の岩壁(上)

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    エッセスト、数学家の藤原正彦のお父さんの本。昭和の話だが、ハラハラドキドキ、岳彦の善人すぎる性格に唖然としたりして、楽しめる。今よりももっと厳しい山登りがあったことを実感する。

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    2021年06月15日
  • 新装版 風の遺産

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    新田次郎『風の遺産』講談社文庫。

    文章や描写に時の経過を感じる、新田次郎にしてはかなり珍しい異色の山岳小説。

    山岳小説とよろめき系の恋愛小説の融合のような作品。腹落ちしたような、納得のいかないような結末。どうせなら滝蓉子と伊村真平を谷川岳で遭難死させた方が良かったのではあるまいか。

    結婚1年目の滝蓉子はある朝、通勤途中の電車の中で脳貧血を起こし、大学の助教授の伊村真平に助けられるが、伊村は名も告げず立ち去る。僅かな手掛かりから伊村を探しあて、礼を述べた蓉子は伊村との共通の趣味である登山を通じて少しずつ深く関わり合う。やがて伊村と冬の谷川岳に向かった蓉子は猛吹雪で7日間閉じ込められる。

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    2021年05月31日
  • 冬山の掟

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    ちょっと昔の内容ながら読みました。今も昔も、山も娑婆も人間関係のドロドロの中に生きているんですなあ。でも、山では、これが生死を分ける。だから山岳小説は、やめられない。

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    2021年05月26日
  • 小説に書けなかった自伝

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    新田次郎の作品は読んだことがないのだが、正社員として働きながら、やりたいことを成功させるためにはどうしたら良いか、何かヒントを得たくてこの本を読んだ。
    感想としては、新田次郎の誠実性と体力に感服するばかりだった。
    正社員としてのハードな勤務の後での小説家としての二足の草鞋をここまで完璧にこなす人はいないんじゃないかと思ってしまう。
    自分もこんな風にできるかといったらきっとそうはいかないだろう。
    それでもやってやろうというパワーはかなり湧いてきた。
    新田次郎のようにそれを成し遂げたひとがいるのだ、それも40にもなるといった年齢で。
    年齢を重ねるごとに体力的にも世間的にも諦めなければならないことが

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    2021年01月18日
  • アラスカ物語

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    アラスカ最北の地にあるエスキモーの集落で暮らし、後に彼らを内陸の新たな生活環境へと導きジャパニーズモーゼとも呼ばれたフランク安田の半生を描いている。
    ディテールはしっかりしている印象でよく調べているなと感じたが、文章の調子は淡々としていてあまり抑揚がない。

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    2020年10月09日
  • 孤高の人(上)

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    ネタバレ

    登山をする者として、馴染みのある山や地名が出てくることが、より小説への没入感を増す。フィクションとノンフィクションがミックスされたような作品だそうだ。
    今回は上巻。これから下巻に入る。まだ物語は始まったばかりだ。

    主人公は加藤文太郎。実在した登山家だ。
    彼がエベレストの登頂を目指すことから物語は大きく動き出す。

    本格的な登山の描写が出てくるまでに、少々読み進めなければならない(退屈)。
    登山に例えるなら稜線までの登りだ。そこを越えると常念岳から蝶ヶ岳への縦走のように素晴らしい景色が見えてくる。といっても冬山がメイン。山行はみっちりと描かれるが、読んでいて私は「こんなもん無理やて・・・」と畏

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    2022年10月28日
  • 武田信玄 山の巻

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    歴史にifはないけど信玄が病気じゃなかったら
    信長は積んでたかもね。あと信玄は若い頃より
    肺炎持ち。Covid19の症状と繋がる。

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    2020年05月24日
  • 縦走路

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    ネタバレ

    女性登山家に美人なしというジンクスをうち壊す女性が仲のいい男性の登山家の前に現れ、恋のバトルをするような本です。少し恋愛に片寄りすぎなので、著者の登山小説を期待して読むとちょっと期待はずれになるだろう。女性が出て来る登山小説でも、著者の作品である芙蓉の人とかの方が良い。

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    2020年04月06日
  • ある町の高い煙突

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    新田次郎の初読み♪

    映画原作とのことで、映画キャストによるサブカバーで平積みされていたのに目が留まり、あらすじを読んで即購入。

    実話ベースの物語、最近好きなんだよね。

    ※本来は、映画やらドラマやらの映像化に伴うキャスト陣を映したサブカバーモノは好きじゃない(嫌悪感すら抱く)のだけど……(イメージがキャスト陣に固定されてしまうのが嫌だから)

    今回は、逆だった。
    新田次郎、こ難しい文体の古い作家なんだろうと思って(名前は知っているけれど)敬遠していた作家さん。あのサブカバーに目を留めなければあらすじを読むことすら無かっただろうし、当然購入することなど絶対なかったはず。


    さて、本編。

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    2019年10月23日
  • ある町の高い煙突

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    これといった盛り上がりを感じず終わってしまった。
    ただ、会社側社長も真剣に煙害をなくしたいという気持ちがあったところは、ありがちなシチュエーションではなく新鮮だった。

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    2019年09月17日
  • 怒る富士 上

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    ネタバレ

    富士の噴火によって被害を被った農民を何とか助けんとはしりまわる関東郡代の伊奈半左衛門のはなし。
    当時の混乱や農民の事を本気で考えない幕府の上役のことが赤裸々に綴られている。富士の噴火のことさえも政争の具として使おうとする役人たちには腹が立つ。
    農民を飢えさせないために半左衛門は起死回生の策をとろうとする。確かに伊奈家は家康以来の名誉ある関東郡代の家柄だ。代官の仕事は農民から米を取り上げることだけではない。困っている農民を助けてやるのも代官の仕事だ。農民を救って家が取り潰されるならば、それは構わないと半左衛門は行動するのである。

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    2019年09月03日
  • ある町の高い煙突

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    新田次郎の小説は昔何冊か読んだことがある。人に勧められたので読んでみた。懐かしい感じがしました。社長がなぜそのような判断をしたのかに興味を持ちました。

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    2019年08月29日
  • アラスカ物語

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    フランク安田さんの生涯。こんな人がいたなんて知らなかった。
    すごい苦労があったと思う。そして暑い日には読む極寒はいい。

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    2019年08月28日
  • ある町の高い煙突

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    社会規範というものが、資本家と市民において等価に近しかった時代には、性善説による共鳴により当事者が協力して社会課題を解決することができた。一面としては、価値観の多様性が排除されていた時代と見ることができる。現代の多様性が表面上は尊重される時代と比べると、遅れた文化と評されるのだろう。しかし、多様性ゆえに、社会課題の解決が遅々として進まないことは、社会の幸福度を下げてしまってはいないか。どこで衡量するのか。その鍵こそ「勇気と忍耐」なのだろう。

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    2019年08月18日
  • 孤高の人(下)

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    文太郎が山に出会うまでがダラダラと長かった気がするけれど、山歩きを始めて山が生活の中心になっていくあたりから面白かった。

    あんなに山の怖さを描いておいて、最後がほぼ人災で終わるのもすごい。

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    2019年08月15日
  • 武田三代

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    新田次郎先生は大好きなのですが、歴史物だけは合わなかったです。新田先生が本当は歴史物を一番書きたかったと読んで、心苦しく思っています。

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    2019年06月29日
  • 強力伝・孤島

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    50貫(約187キロ)もの巨石を背負って白馬岳山頂に挑む山男を描いた処女作「強力(ごうりき)伝」(直木賞受賞)。富士山頂観測所の建設に生涯を捧げた一技師の物語「凍傷」。太平洋上の離島で孤独に耐えながら気象観測に励む人びとを描く「孤島」。明治35年1月、青森歩兵第五連隊の210名の兵が遭難した悲劇的雪中行軍を描く「八甲田山」。ほかに「おとし穴」「山犬物語」など全6編。

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    2019年07月09日
  • 縦走路

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    北アルプス、冬の八ヶ岳で二人の山男は、「女流登山家に美人なし」と言う通念をくつがえす、美貌のアルピニスト“千穂に夢中になる。彼女の旧友でライバルの美根子を交えた四人の間に恋愛感情のもつれが起こるが、命がけの北岳胸壁攻撃の後、千穂は……。きびしい冬山と氷壁を舞台に、“自然対人間"そして“男対女"を通して緊迫したドラマをみごとに描く傑作長編山岳小説。"

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    2019年07月09日