新田次郎のレビュー一覧

  • アラスカ物語

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    アラスカ最北の地にあるエスキモーの集落で暮らし、後に彼らを内陸の新たな生活環境へと導きジャパニーズモーゼとも呼ばれたフランク安田の半生を描いている。
    ディテールはしっかりしている印象でよく調べているなと感じたが、文章の調子は淡々としていてあまり抑揚がない。

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    2020年10月09日
  • 孤高の人(上)

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    ネタバレ

    登山をする者として、馴染みのある山や地名が出てくることが、より小説への没入感を増す。フィクションとノンフィクションがミックスされたような作品だそうだ。
    今回は上巻。これから下巻に入る。まだ物語は始まったばかりだ。

    主人公は加藤文太郎。実在した登山家だ。
    彼がエベレストの登頂を目指すことから物語は大きく動き出す。

    本格的な登山の描写が出てくるまでに、少々読み進めなければならない(退屈)。
    登山に例えるなら稜線までの登りだ。そこを越えると常念岳から蝶ヶ岳への縦走のように素晴らしい景色が見えてくる。といっても冬山がメイン。山行はみっちりと描かれるが、読んでいて私は「こんなもん無理やて・・・」と畏

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    2022年10月28日
  • 武田信玄 山の巻

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    歴史にifはないけど信玄が病気じゃなかったら
    信長は積んでたかもね。あと信玄は若い頃より
    肺炎持ち。Covid19の症状と繋がる。

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    2020年05月24日
  • 縦走路

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    ネタバレ

    女性登山家に美人なしというジンクスをうち壊す女性が仲のいい男性の登山家の前に現れ、恋のバトルをするような本です。少し恋愛に片寄りすぎなので、著者の登山小説を期待して読むとちょっと期待はずれになるだろう。女性が出て来る登山小説でも、著者の作品である芙蓉の人とかの方が良い。

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    2020年04月06日
  • ある町の高い煙突

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    新田次郎の初読み♪

    映画原作とのことで、映画キャストによるサブカバーで平積みされていたのに目が留まり、あらすじを読んで即購入。

    実話ベースの物語、最近好きなんだよね。

    ※本来は、映画やらドラマやらの映像化に伴うキャスト陣を映したサブカバーモノは好きじゃない(嫌悪感すら抱く)のだけど……(イメージがキャスト陣に固定されてしまうのが嫌だから)

    今回は、逆だった。
    新田次郎、こ難しい文体の古い作家なんだろうと思って(名前は知っているけれど)敬遠していた作家さん。あのサブカバーに目を留めなければあらすじを読むことすら無かっただろうし、当然購入することなど絶対なかったはず。


    さて、本編。

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    2019年10月23日
  • ある町の高い煙突

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    これといった盛り上がりを感じず終わってしまった。
    ただ、会社側社長も真剣に煙害をなくしたいという気持ちがあったところは、ありがちなシチュエーションではなく新鮮だった。

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    2019年09月17日
  • 怒る富士 上

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    ネタバレ

    富士の噴火によって被害を被った農民を何とか助けんとはしりまわる関東郡代の伊奈半左衛門のはなし。
    当時の混乱や農民の事を本気で考えない幕府の上役のことが赤裸々に綴られている。富士の噴火のことさえも政争の具として使おうとする役人たちには腹が立つ。
    農民を飢えさせないために半左衛門は起死回生の策をとろうとする。確かに伊奈家は家康以来の名誉ある関東郡代の家柄だ。代官の仕事は農民から米を取り上げることだけではない。困っている農民を助けてやるのも代官の仕事だ。農民を救って家が取り潰されるならば、それは構わないと半左衛門は行動するのである。

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    2019年09月03日
  • ある町の高い煙突

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    新田次郎の小説は昔何冊か読んだことがある。人に勧められたので読んでみた。懐かしい感じがしました。社長がなぜそのような判断をしたのかに興味を持ちました。

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    2019年08月29日
  • アラスカ物語

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    フランク安田さんの生涯。こんな人がいたなんて知らなかった。
    すごい苦労があったと思う。そして暑い日には読む極寒はいい。

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    2019年08月28日
  • ある町の高い煙突

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    社会規範というものが、資本家と市民において等価に近しかった時代には、性善説による共鳴により当事者が協力して社会課題を解決することができた。一面としては、価値観の多様性が排除されていた時代と見ることができる。現代の多様性が表面上は尊重される時代と比べると、遅れた文化と評されるのだろう。しかし、多様性ゆえに、社会課題の解決が遅々として進まないことは、社会の幸福度を下げてしまってはいないか。どこで衡量するのか。その鍵こそ「勇気と忍耐」なのだろう。

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    2019年08月18日
  • 孤高の人(下)

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    文太郎が山に出会うまでがダラダラと長かった気がするけれど、山歩きを始めて山が生活の中心になっていくあたりから面白かった。

    あんなに山の怖さを描いておいて、最後がほぼ人災で終わるのもすごい。

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    2019年08月15日
  • 武田三代

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    新田次郎先生は大好きなのですが、歴史物だけは合わなかったです。新田先生が本当は歴史物を一番書きたかったと読んで、心苦しく思っています。

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    2019年06月29日
  • 栄光の岩壁(下)

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    “六文足の竹井岳彦は水戸で運動具商を営む美しい女性のもとに婿入りする。しかし岩壁への執念は断ちがたく、ひたすらヨーロッパへの憧れはたかまる。最初、アイガー北壁に挑むが、持ち前の慎重な判断力により途中断念する。再度、血みどろの足をひきずり、日本人としてはじめてマッターホルン北壁を征服する。実在の人物を素材にして、あらゆる困難にうちかつ男を描いた長編小説。"

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    2019年07月09日
  • 武田信玄 山の巻

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    甲州・信州の全域をわがものとして、さらに駿河府中をおさえた信玄は、いよいよ京都にのぼろうとするが、織田信長に先をこされてしまい焦るばかりだ。その上、年来の病いが身をしばりつける。合理的な戦術によって、合戦に転機をもたらした名将・武田信玄の生涯を描いた長篇三千枚がいよいよ完結する第四巻。

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    2019年07月09日
  • 武田信玄 火の巻

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    川中島の大会戦に勝利を得た信玄は、天下に号令する道を一歩一歩確実に歩んでゆく。しかし、長男の義信との仲が思わしくなく、やがて信玄は苦悩のすえ、親子の縁を断つのである。後継者を愛する湖衣姫との間にできた勝頼と決めた信玄は、強敵北条氏を追いおとすために、関東に軍を進め、小田原城に迫る。

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    2019年07月09日
  • 武田信玄 林の巻

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    天才的な智略によって、信濃の国を平定した信玄の野望は、あくまでも京都に上って天下に号令することである。同じ野望の今川義元がまず上洛の軍を起すが、桶狭間の戦いで織田信長にはばまれる。信玄を牽制するのは越後の上杉謙信である。信玄はいまや謙信と宿命の対決を迎えようとしている。著者会心の歴史小説第二巻。

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    2019年07月09日
  • 強力伝・孤島

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    50貫(約187キロ)もの巨石を背負って白馬岳山頂に挑む山男を描いた処女作「強力(ごうりき)伝」(直木賞受賞)。富士山頂観測所の建設に生涯を捧げた一技師の物語「凍傷」。太平洋上の離島で孤独に耐えながら気象観測に励む人びとを描く「孤島」。明治35年1月、青森歩兵第五連隊の210名の兵が遭難した悲劇的雪中行軍を描く「八甲田山」。ほかに「おとし穴」「山犬物語」など全6編。

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    2019年07月09日
  • 孤高の人(下)

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    いかなる場合でも脱出路を計算に入れた周到な計画のもとに単独行動する文太郎が初めてパーティを組んだのは昭和11年の厳冬であった。家庭をもって山行きをやめようとしていた彼は友人の願いを入れるが、無謀な計画にひきずられ、吹雪の北鎌尾根に消息を断つ。日本登山界に不滅の足跡を遺した文太郎の生涯を通じ“なぜ山に登るのかの問いに鋭く迫った山岳小説屈指の力作である。"

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    2019年07月09日
  • 孤高の人(上)

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    昭和初期、ヒマラヤ征服の夢を秘め、限られた裕福な人々だけのものであった登山界に、社会人登山家としての道を開拓しながら日本アルプスの山々を、ひとり疾風のように踏破していった“単独行の加藤文太郎。その強烈な意志と個性により、仕事においても独力で道を切り開き、高等小学校卒業の学歴で造船技師にまで昇格した加藤文太郎の、交錯する愛と孤独の青春を描く長編。"

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    2019年07月09日
  • 武田信玄 風の巻

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    狂乱の日々を送り、民に恨みの声をあげさせていた父・武田信虎を追放して甲斐の国の主となった信玄は、信濃の国に怒涛の進撃をはじめた。諏訪頼重を甲斐に幽閉し小笠原長時を塩尻峠に破り、さらに村上義清を砥石城に攻略する。信玄は天下統一を夢みて、京都に上ろうと志す。雄大な構想で描く歴史小説の第一巻。

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    2019年07月09日