【感想・ネタバレ】栄光の岩壁(下)のレビュー

あらすじ

“六文足”の竹井岳彦は水戸で運動具商を営む美しい女性のもとに婿入りする。しかし岩壁への執念は断ちがたく、ひたすらヨーロッパへの憧れはたかまる。最初、アイガー北壁に挑むが、持ち前の慎重な判断力により途中断念する。再度、血みどろの足をひきずり、日本人としてはじめてマッターホルン北壁を征服する。実在の人物を素材にして、あらゆる困難にうちかつ男を描いた長編小説。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

上巻のワイルドさとは打って変わり、現実に戻された会社員生活。
結婚するくだりは山岳小説は思えない、別の意味でハラハラとさせらせました。
ハッピーエンドを願いながら読みました。

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2013年03月02日

Posted by ブクログ

1/25-1/25
一気に読んでしまった。雪山にも挑戦したくなってきた。ロッククライミングは無理としてもヨーロッパの山に行きたい!

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2009年10月07日

Posted by ブクログ

登山中に凍傷で両手足の大半を失った主人公が、山への思いをいっそう強め壮絶な執念で岩壁に張り付く。下巻

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

岳彦は山屋である。
壮絶なリハビリの末、日本を代表するクライマーとなった彼に、
スイス・マッターホルン登頂の話が舞い込む。

信頼できる相棒をようやく獲得し、マッターホルンの頂上へ・・・

実在の人物がモチーフになってるみたいだ。
かなり読みやすい小説。

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2022年08月27日

Posted by ブクログ

圧巻。登攀のリアリティは作者のどんな体験に基づくと描けるのだろうか。このリアリティさがあってはじめてこの小説の醍醐味が浮かび上がってくる。他の小説も読みたい

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2021年01月09日

Posted by ブクログ

最後まで思っていたよりは面白く、時間もかからずに読むことができました。
下巻では途中でなんと恋愛小説に転換。最後、また山の話に戻っていよいよクライマックスと思ったら、久々の悪役復帰。いろんな展開があったけど、娯楽要素を詰め込もうとしたのかな?

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2015年06月21日

Posted by ブクログ

山の描写がきれいでいいな。
最後の津沼はもうなんかお約束感があって逆におもしろい。「やっぱきたー!」みたいな。作者は狙って書いてるねこれ。
結婚の章もなんか少年雑誌の恋愛マンガみたいでおもしろい笑
もうピンチに次ぐピンチの連続でどのていどピンチなのかわからないピンチのゲシュタルト崩壊が起きていた。広は登れて大五郎は登れない。巡り合わせの奇妙さ。

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2013年10月26日

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--君たちは勇気ある退却をしたのだ。登ることよりそのほうがむずかしいことなのだ」--
凍傷によって両足先の大半を失った竹井岳彦は、不屈の闘志で日本一のクライマーに成長した。
悪天候のアイガー北壁から逃げ帰ったときに、老登山家から言われた言葉。
翌年、彼は日本人初のマッターホルン北壁登攀に成功する。

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2009年11月23日

Posted by ブクログ

今とは価値観が違うのでモタモタしてるように感じたり、騙されたり、でもそれが人間らしさなんだろうなと思いながら読みました。
脚色はもちろんあるでしようけど、実在の人物の話というのがよかった。

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2024年01月05日

Posted by ブクログ

“六文足の竹井岳彦は水戸で運動具商を営む美しい女性のもとに婿入りする。しかし岩壁への執念は断ちがたく、ひたすらヨーロッパへの憧れはたかまる。最初、アイガー北壁に挑むが、持ち前の慎重な判断力により途中断念する。再度、血みどろの足をひきずり、日本人としてはじめてマッターホルン北壁を征服する。実在の人物を素材にして、あらゆる困難にうちかつ男を描いた長編小説。"

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2019年07月09日

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青春時代が秀逸なだけに後半がやや息切れ。歳を取るとはこういうことなのかもしれない。とにかく実在のアルピニストがすさまじい。19歳で凍傷により足をほぼなくした山少年が、足を血だらけにしながらも岩にとりついて行く姿が壮絶。

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2012年12月03日

Posted by ブクログ

クライミングの描写がいまいち。表題から想像できるとおり、ハッピーエンドなのは個人的には好きです。登山好きな人にはおもしろいと思います。
昨日のテレビで登山の本を見て、昔読んだなと思い出して記載。

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2011年10月28日

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