【感想・ネタバレ】P+D BOOKS 強力伝 ~二十世紀最後の職人の魂~のレビュー

あらすじ

山岳小説の白眉「強力伝」ほか4作の傑作選。

男はなぜ180キロもある巨石を背負って白馬山頂を目指したのか……?

徹底的な取材に基づいて実在の人物像に迫り、この無謀な計画がもたらした悲劇と男の友情を描いて“山岳小説の白眉”と称された著者処女作「強力伝」(第34回直木賞受賞作)。

ほかに、極寒の富士山に挑む気象観測官の物語「凍傷」や、「春富士遭難」、「殉職」、「新雪なだれ」と、いずれも富士山を舞台に過酷な自然と闘う人間の壮絶なドラマを描く4作品で構成された[新田次郎山岳小説・傑作選]。登山家・今井通子氏による1995年当時の解説も再収録。

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Posted by ブクログ

徳川家康の名言を思い出した。

人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず

「重い石を担いで山に登って行く姿は人生そのもの」いうメタファーがあるように感じた。

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

山に取り憑かれたのか、それぞれの立場の欲がそれを上回ったのか、立場によって見方が異なる感じが興味深い。
全ては山という自然のマジックかな?
山のことはよく分かりませんが、読んでいて不自然さを感じることなく入り込めます。
しかし、冬の富士山は噂に聞いとりますが、夏とは何もかもが違うんですなぁ。。。遠くから見ればあんなに綺麗なんですが、綺麗なものこそ魔があるということか。

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2022年07月11日

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