あらすじ
山岳小説の白眉「強力伝」ほか4作の傑作選。
男はなぜ180キロもある巨石を背負って白馬山頂を目指したのか……?
徹底的な取材に基づいて実在の人物像に迫り、この無謀な計画がもたらした悲劇と男の友情を描いて“山岳小説の白眉”と称された著者処女作「強力伝」(第34回直木賞受賞作)。
ほかに、極寒の富士山に挑む気象観測官の物語「凍傷」や、「春富士遭難」、「殉職」、「新雪なだれ」と、いずれも富士山を舞台に過酷な自然と闘う人間の壮絶なドラマを描く4作品で構成された[新田次郎山岳小説・傑作選]。登山家・今井通子氏による1995年当時の解説も再収録。
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Posted by ブクログ
徳川家康の名言を思い出した。
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず
「重い石を担いで山に登って行く姿は人生そのもの」いうメタファーがあるように感じた。