新田次郎のレビュー一覧
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山を登るのが好きだから登山家になる。登山はそんな簡単でシンプルなものではない。文太郎のように自分の肉体や精神がどこまで耐えれるかを極限状態まで試し、日常生活でも全て登山のことを考えて鍛える。自己を証明するために山に登る。かっこいい。でも私は景色を楽しむために登る登山でいいな。Posted by ブクログ
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最後まで思っていたよりは面白く、時間もかからずに読むことができました。
下巻では途中でなんと恋愛小説に転換。最後、また山の話に戻っていよいよクライマックスと思ったら、久々の悪役復帰。いろんな展開があったけど、娯楽要素を詰め込もうとしたのかな?Posted by ブクログ -
高校時代の国語教師に勧められた。丹念な取材と冒険家への敬意がいかにも新田次郎らしい。アラスカのモーセと言われながらほとんど知られていないフランク安田の存在がもう少し知られても良いと思う。しかし、新潮文庫から廃版にならないのはそれだけ心動かされる作品ということ。巻末の藤原ていとのやり取りが微笑ましい。Posted by ブクログ
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時代設定がさすがに古いが面白い。
ただ、専門的すぎるのか描写から情景がイメージしづらく、なかなか入り込めなかったのが残念。
小手先の工夫ではない表現は好感。Posted by ブクログ -
最後は事実と異なって良いから下山させて欲しかった。女性の描き方はさすがに古臭いが、山の表現についてはさすがという感じ。山には行ってみたいけど、こういう登り方はしなくていいや。Posted by ブクログ
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遠い昔に読みました。
今でも所々覚えています。アザラシ食べてるところとか。
もう一度読みたい作品です。
「砂の器」と「アラスカ物語」と「氷点」は子供ながらに読んで印象深い作品でした。Posted by ブクログ -
第4次川中島決戦まで進みました.
桶狭間の戦いなども含めて,策謀家としての信玄が凄みを増してきています.
大河ドラマ「風林火山」はこの巻までの時代で終わったので,この先は私はよく知らない信玄の話になります.
なので,楽しみに読み進めていこうと思います.Posted by ブクログ -
題名の通り「武田信玄」のお話です. かつて大河ドラマの原作にもなってます.
この巻では長尾景虎との戦いが始まる前まで話が進みました.武田信玄が出てくる小説などはいくつも読んでましたが,主人公として扱われているものは私にとっては初めてです.
続刊も楽しみに読み進めていこうと思います.Posted by ブクログ